目次
1. 根三つ葉とは

ここでは、根三つ葉とはどのような野菜なのか解説していこう。
3種類の三つ葉
三つ葉には葉柄が青い糸である「三つ葉(青三つ葉)」、軟化栽培で育て根を切り取った「三つ葉」、根が付いたままの「根三つ葉」の三種類に分けられる。主に市場に出回っているのは糸三つ葉が8割以上を占めており、根三つ葉などは業務用に使われることが多い。
2. 根三つ葉を使った料理

根三つ葉とはどのような野菜なのか分かったところで、今度は根三つ葉を使った料理を紹介しよう。
香りと食感を楽しむ
三つ葉は、卵とじや鍋などにトッピングして香りを活かし薬味として使われることが多い。しかし、根三つ葉は根がしっかりとしているため、おひたしや和え物などに使うこともできる。
3. 根三つ葉の旬の時期

ここでは、根三つ葉の旬の時期について見ていこう。
収穫時期について
根三つ葉は糸三つ葉などと比べると、細めのごぼうのように根がしっかりとしている。手間暇が掛けられ長期間育成されており、軟白栽培と呼ばれる方法で栽培されているので茎も白い。栽培期間が長いため、収穫時期が3~5月頃と限定的になっている。また、手間がかかるため、生産者が減ったことも市場に出回る量が少ない理由の一つだ。
4. 根三つ葉の保存方法

ここでは、根三つ葉の冷蔵と冷凍保存方法を紹介しよう。
冷蔵で保存する方法
根三つ葉を冷蔵で保存する場合は、根を湿らせキッチンペーパーなどで包む。根三つ葉を保存袋に入れ、立てたまま冷蔵庫の野菜室で保存する。保存期間は5日程度。
冷凍で保存する方法
根三つ葉を冷凍で保存する場合は、よく洗ってから水気を拭き取る。根を切り落とし全体を2~3cmにカットし保存袋に入れて冷凍庫で保存する。保存期間は1ヶ月程度。
結論
根三つ葉とは、糸三つ葉や切三つ葉と同じ三つ葉の一種だ。一般的に食べられている糸三つ葉より根がしっかりしているため、和え物やおひたしなどにして食べられる。旬の時期は3~5月頃で、栽培に手間がかかるため生産者が減ったことが市場にあまり出回らないなくなった理由のひとつだ。この記事を読んで、根三つ葉を食べる際の参考にしてみてはいかがだろうか。