目次
- ※1 文部科学省 果実類/あけび/果肉/生 - 一般成分-無機質-ビタミン類-アミノ酸-脂肪酸-炭水化物-有機酸等 https://fooddb.mext.go.jp/details/details.pl?ITEM_NO=7_07001_7
- ※2 公益財団法人長寿科学振興財団 ビタミンCの働きと1日の摂取量 | 健康長寿ネット https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/eiyouso/vitamin-c.html
- ※3 公益財団法人長寿科学振興財団 ビタミンB6/B12の働きと1日の摂取量 | 健康長寿ネット https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/eiyouso/vitamin-b6.html
- ※4 文部科学省 果実類/あけび/果皮/生 - 一般成分-無機質-ビタミン類-アミノ酸-脂肪酸-炭水化物-有機酸等 https://fooddb.mext.go.jp/details/details.pl?ITEM_NO=7_07002_7
- ※5 公益財団法人長寿科学振興財団 カリウムの働きと1日の摂取量 | 健康長寿ネット https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/eiyouso/mineral-k.html
1. 三つ葉アケビとは

三つ葉アケビは、アケビの種類の一つで、通常のアケビと葉の数が違う。そんな三つ葉アケビの特徴を見てみよう。
小葉が3枚のアケビ
三つ葉アケビは、小葉が3枚あることから名づけられた。そんな三つ葉アケビは、葉も花も大きく、アケビの中でも特に甘味が強い。実のサイズも大きいことでも知られている。
2. 三つ葉アケビの食べ方

三つ葉アケビは独特な見た目から、どのように食べたらいいのか分からない人も多い。果実の食べ方や、新芽やつるの食べ方を紹介する。
果実の食べ方
三つ葉アケビの果実はそのまま食べることができる。果肉だけではなく、果皮も食べられるが苦味があるのが特徴だ。また、三つ葉アケビはアク抜きをして炒めものや天ぷらにして食べることもできる。
新芽やつるも食べられる
三つ葉アケビは、果実だけではなく木の実も食べられる。食べ方は、塩茹でしてお浸しにするほか、茹でてから乾燥させてお茶として楽しむことができるのだ。
3. 三つ葉アケビの栄養成分

三つ葉アケビの果肉や果皮のどちらもさまざまな栄養成分を含んでいる。どんな栄養成分を含んでいるのか紹介しよう。
含まれる栄養成分
三つ葉アケビの果肉に含まれている栄養素にビタミンCやビタミンB6がある。(※1)ビタミンCは抗酸化作用があり、がんや動脈硬化の予防に効果があると考えられている。さらにコラーゲンの生成にも必要な栄養素だ。(※2)ビタミンB6は免疫機能の正常な働きを維持したり、皮膚の抵抗力を増進してくれる。(※3)また、三つ葉アケビの果皮にはカリウムが多く含まれている。(※4)カリウムは、ナトリウムの再吸収を抑制する作用がある。尿中へのナトリウムの排出を促進したり、血圧を下げたりする効果が期待できる。(※5)
結論
三つ葉アケビは、果実や木の実を食べることができる。三つ葉アケビは、ビタミンやカリウムを多く含んでいるのが特徴だ。生のままで食べることもできるが、炒めものなどに活用することもできるので、アケビを見つけたらぜひ味わってみてもらいたい。
(参考文献)