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インドのカレーとライス料理の盛り合わせ

インドカレーの種類と名前や味わい一覧!南北インドや日本との違いも

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 黒沼祐美(くろぬまゆみ)

鉛筆アイコン 2022年3月25日

もはや日本の国民食になっているカレーであるが、その源流はインドにある。インド料理店に行かなくては知ることができない本場のカレーは、どのような特徴があるのだろうか。日本のカレーとの違いにも目を向けつつ、本記事ではインドカレーの種類について解説する。

  

1. インドカレーは北と南で種類や味が異なる

バスマティ米とインドのバターチキンカレー
インドのカレーは、辛いというイメージがある。マサラという香辛料をたっぷりと使うのが特徴であり、辛いだけではない味わいがある。広大な国土を誇るため、南インドと北インドではカレーも様相を異にするといわれている。インドカレーの南と北、そして日本のカレーとの相違を見てみよう。

北インドカレーの特徴

首都ニューデリーを擁する北インドは、歴史的にトルコやペルシアの影響を受けた食文化が残っている。カレーもナンやチャパティとともに食べることが多い。小麦を使用する習慣はカレーにも反映し、どろりとした食感を持っている。多種のスパイスを混合したカレーが特徴である。使用される香辛料は、北イタリアでは乾燥したあと粉砕してカレーに加えられている。

南インドカレーの特徴

地理的に他民族の影響を受けた北部と異なり、南インドはインド本来の文化が根付いているとされている。主食には米を用い、カレーのベースもココナッツミルクを使ったスープ状であるのが特徴である。野菜やヨーグルト、トマトなども加えられ、辛味だけではなく酸味を感じることができる。マサラと呼ばれる香辛料は、南部では生のまますりつぶして使用している。

日本のカレーとはどう違う?

カレーが日本に到来したのは明治の初期のこと。人気を博したカレーは、日本流にアレンジされて定着している。日本のカレーは、炒った小麦粉を原料にするカレールウを使うのが特徴で、これは明治期の海軍によって開発されたと伝えられている。スパイスやココナッツミルク、野菜を加えて味を調えるインドカレーと違い、日本のカレーはルウによって野菜や肉を味付けするのが特徴といえるだろう。

2. インドカレーの種類と名前や特徴一覧

インド料理
マサラをはじめとする香辛料がふんだんに使われるインドカレーは、南インドと北インドを合わせるとかなりの種類が存在する。耳になじんだ名前も多いかもしれない。ライスだけではなく豆やナンなどの炭水化物とともに食べるインドカレーは、辛いだけではなく奥の深さも魅力的である。ここではインドカレーの種類を紹介する。

辛い系

・マサラカレー

マサラとは、ターメリックやクミン、胡椒やカルダモンなどを混ぜた香辛料の総称で、地域や家庭によって独自の配合がある。マサラカレーはこの香辛料の味を生かしたさらっとした食感が特徴であり、いかにもインドらしいカレーと辛味を楽しめる。

・ラッサム

南インドを代表する辛いカレー、それがラッサムである。トマトを使うため酸味があり、レンズマメを使うことが多い。辛味と酸味が絶妙の、あっさりとしたカレーである。

肉系

・キーマカレー

日本で最も知名度があるインドカレーのひとつ、それがキーマカレーである。キーマとはヒンディー語でひき肉を指す。牛肉や豚肉だけでななく、ラム肉なども使用されるキーマカレー、スパイスによって肉の臭みを抑えて美味しく食べることができる。

・チキンコルマカレー

ヨーグルトやナッツ類のペーストを使用し、マイルドに仕上げた肉系のカレーがコルマカレーである。辛味が少ないながらもナッツ類によって豊かな風味に仕上がっている。

・チキンマサラカレー

前述のマサラカレーにチキンを具として入れたカレーである。淡白な鶏肉もマサラによってメリハリのある味わいになるのが嬉しい。

・サグマトンカレー

ベジタリアンメニューも多いインドカレー。サグとは青菜を指し、ほうれん草などを使ったカレーがよく知られている。マトンを使ったサグカレーの場合は、菜の花やからし菜を組み合わせることが多い。

・マトンドピアザ

じっくりと炒めた玉ねぎと生の玉ねぎを組み合わせ、さらにインパクトのあるスパイスを配合し、マトンの独特のにおいも気にせずに食べることができるのがマトンドピアザである。玉ねぎとスパイスの香りのコクが好ましいカレーである。

・ポークビンダルー

ポルトガル人が西海岸のゴアにもたらした料理が起源となったポークビンダルー。豚肉をワインビネガーやニンニクなどに漬けてカレーにしている。辛味だけではなく酸味がよく効いたゴアを代表するカレーである。

野菜系・ヘルシー系

・ダールカレー

ヒンディー語で豆を指すダールの名がついたカレーは、その名の通り豆が主役である。ベジタリアンメニューが多いインドの代表的なカレーで、肉に代わる貴重なたんぱく源となっている。

・アルパラク

ほうれん草とじゃがいもが主原料のアルパラクは、日本ではあまり知られていないものの食べやすいベジタリアンカレーのひとつである。まろやかな食感ながらじゃがいもによって満腹感を感じることができ、香辛料のメリットとともにダイエットにも向くカレーといえるだろう。

濃厚系

・パニールマッカニー

乳製品をふんだんに使い濃厚な味わいを特徴としているのが、パニールマッカニーである。バターやカッテージチーズ、生クリームにトマトを合わせたカレーで、チーズ愛好者にはたまらない一品である。

・ムルグマカニ

濃厚系カレーの代表ながら、バターとチキンの組み合わせが食べやすいムルグマカニ。トマトや玉ねぎの風味もなじみやすく、辛味が強くないカレーとして人気がある。

3. インドカレーは種類が豊富!ぜひいろいろ味わってみよう

インド料理
国土が広いインドのカレーは、想像以上にバラエティが豊富である。辛味やスパイスが効いたタイプにとどまらず、まろやかな味わいや酸味で楽しむ種類もある。その日の気分や家族構成に合わせて、いつもとは異なる本場のインドカレーにぜひトライしてみよう!

結論

日本のカレーとは一線を画す特徴を持つインドカレー。そのインドカレーも、地域や家庭によって味わいや食感が大きく異なるといわれている。日本でも知名度が高いキーマカレーをはじめ、インドカレーの種類は非常に多い。香辛料や調味料、食材をさまざまに組み合わせたインドカレーの多様性、ぜひ食卓で楽しんでみてほしい。
  • 更新日:

    2022年3月25日

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