- 生:6.9g(※1)
- 水煮:9.9g(※2)
- フライ:7.6g(※3)
- 亜鉛:14.0mg/タンパク質の合成などに関わり、身体の成長、維持に必要な栄養素。(※5)
- 鉄分:2.1mg/赤血球を材料になり、体中に酸素を運ぶ働きがある。(※6)
- ビタミンB12:23.0μg/アミノ酸の代謝や、赤血球の生産など体内の組織の機能、発達を正常に維持する働きがある。(※7)
- タウリン:1130mg/インスリン分泌の促進や、抗酸化作用など生理作用が正常に働くように調整をする。(※8)
- ※1参照:文部科学省食品データベース「魚介類/<貝類>/かき/養殖/生」 https://fooddb.mext.go.jp/details/details.pl?ITEM_NO=10_10292_7
- ※2参照:文部科学省食品データベース「魚介類/<貝類>/かき/養殖/水煮」」 https://fooddb.mext.go.jp/details/details.pl?ITEM_NO=10_10293_7
- ※3参照:文部科学省食品データベース「魚介類/<貝類>/かき/養殖/フライ」」 https://fooddb.mext.go.jp/details/details.pl?ITEM_NO=10_10430_7
- ※4参照:ニプロ株式会社「牡蠣エキスの効用を考える」 https://www.nipro.co.jp/sukoyakanet/201912
- ※5参照:大塚製薬「亜鉛」 https://www.otsuka.co.jp/college/nutrients/zinc.html
- ※6参照:大塚製薬「鉄」」 https://www.otsuka.co.jp/college/nutrients
- ※7参照:大塚製薬「ビタミンB12」 https://www.otsuka.co.jp/college/nutrients/vitamin-b12
- ※8参照:大正製薬「タウリンを多く含む食材とそのレシピを紹介!」 https://brand.taisho.co.jp/contents/tsukare/detail_249.html
- ※9参照:島根県健康福祉部薬事衛生課「「生カキによる食中毒予防」 https://www.pref.shimane.lg.jp/life/syoku/anzen/eisei/kisotisiki/namakaki.html
- ※10参照:健康長寿ネット「亜鉛の働きと1日の摂取量」 https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/eiyouso/mineral-zn-cu.html
- ※11参照:三和化学研究所「「クイズ!プリン体の少ない食事はどっち? -和食編- コラム」 https://www.skk-net.com/health/illness/quiz/01
1. 牡蠣のタンパク質はどれくらいの量?
ここでは牡蠣のタンパク質の含有量を見ていこう。
タンパク質の量
牡蠣の生・水煮・フライの可食部100あたりのタンパク質含有量は以下の通りだ。
2. 牡蠣の栄養成分について
牡蠣のタンパク質含有量がわかったところで今度は、その他の栄養成分について見ていこう。
栄養素の働き
牡蠣は海のミルクとも呼ばれ、牛乳のようにバランスのよい栄養が豊富に含まれており、特に亜鉛が含まれている。他にもビタミンB12やタウリンなどを多く含み、栄養バランスのよさに加え低カロリーのため、ダイエット中の人におすすめだ。(※4)
牡蠣の栄養成分
牡蠣(生100g)に含まれる主な栄養の含有量と、効果について以下に記載する。(※1)
3. 牡蠣を食べるときの注意点
ここでは、牡蠣を食べる際の注意点について解説していこう。
食中毒を防ぐポイント
牡蠣などの二枚貝は海水を吸引するため海水の中に含まれるノロウイルスを蓄積する。そのため、生食用の牡蠣以外を、生や加熱不十分のまま食べると食中毒になる恐れがあるのだ。
新鮮なものであっても生食用以外は十分に加熱してから食べるようにしよう。(※9)
1日の摂取量
牡蠣を食べ過ぎると、亜鉛やプリン体の過剰摂取になる可能性がある。牡蠣1枚(20g)あたり2.8mg亜鉛が含まれており、プリン体は約37mg含まれる。亜鉛の1日の耐容上限は18歳以上の男女で30~45mgで、プリン体は400m以下のため1日の目安は約10枚(200g)といえるだろう。(※1)(※10)(※11)
結論
生の牡蠣には100gあたり6.9gのタンパク質が含まれている。牡蠣は海のミルクとも呼ばれその他にもバランスのよい栄養素が豊富に含まれている。しかし、プリン体なども多いので食べ過ぎには注意が必要だ。この記事を読んで、牡蠣を食べる際の参考にしてみてはいかがだろうか。
(参考文献)