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冷麦

ひやむぎのカロリーはどれくらい?1束に含まれる量や注意点を解説

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 佐々木倫美(ささきともみ)

鉛筆アイコン 2022年4月 9日

そうめんともうどんとも異なる食感を持つひやむぎ。涼し気な響きを持つ名前とともに、夏の風物詩として愛されている。食欲がない猛暑日にあっさりと食べたいひやむぎ、カロリーはどのくらいになるのだろうか。本記事ではひやむぎとカロリーについて説明する。

  

1. ひやむぎのカロリーはどれくらい?

冷麦
ひやむぎは乾麺の一種であり、小麦粉を原料として作られている。うどんやそうめんと原料は変わらず、サイズによってひやむぎと名乗ることになっている。つまりひやむぎのカロリーはそうめんと同じであるが、一束の重さがことなる。ひやむぎ一束のカロリー、またほかの麺類との比較を見てみよう。

一人前のカロリー

ひやむぎ1束は通常100gである。この1束が一人前とされている。文科省の食品成分データベースを参考にすると、ひやむぎ1束100gのカロリーは以下である。
  • 乾麺のひやむぎ100g 333kcal(※2)

ほかの麺類との比較

ひやむぎのカロリーが高いのか低いのか数値を見ただけではわかりにくい。普段食することが多いほかの麺類の数値をもとに比較してみよう。
  • そば(乾麺100g) 344kcal(※3)
  • うどん(生100g) 249kcal(※4)
  • ラーメン(生100g) 249kcal(※5)
ひやむぎのカロリーは乾麺のそばよりは低いが、生のうどんやラーメンと比べると高めであることがわかる。

2. ひやむぎでカロリーを摂り過ぎないために

冷麦
あっさりとしたイメージのひやむぎであるが、実際のカロリーは決して低くない。のど越しのいいひやむぎはついつい食べ過ぎてしまうきらいもあるが、上手に食べてダイエットに活用することは可能だろうか。ひやむぎを食べる際のカロリーダウンの方法を紹介する。

1食分の量を決める

ひやむぎは茹でる際、足りないと困るからと多めに茹でたりはしていないだろうか。カロリー制限などのダイエットをしている場合には、ひやむぎのグラム数を目標のカロリーに合わせて茹でるなどの工夫をするとよい。

おかずを選ぶ

ひやむぎは小麦粉を主原料に作られているため、含まれている栄養素といえば炭水化物のほかごく微量のミネラルのみである。(※2)そのため、栄養の補給も兼ねておかずを選ぶとダイエットにつながる。タンパク質を含む肉や卵、繊維質やビタミン類が多い野菜を組み合わせて、ひやむぎを食べ過ぎない用心が必要である。納豆やオクラなど、食べやすい食材を栄養素も考慮して組み合わせて楽しみたい。

3. ひやむぎとそうめんの違い

そうめん
冷や麦と並んで夏の食卓に乗ることが多いそうめん。微妙に異なるその食感によって、いずれを贔屓にするかは人によって異なるだろう。ひやむぎとそうめんにはどのような違いがあるのか。詳細を説明する。

原料は同じで太さが違う

小学館の日本大百科全書によれば、ひやむぎとはうどんより細くそうめんより太い麺を指すという。厳密にはJAS(日本農林規格)によってサイズが定められており、以下のものをひやむぎと呼んでいる。
  • 角棒状のタイプ 長径1.3~1.7mm 短径1.0~1.3mm
  • 丸棒状のタイプ 直径1.3~1.7mm
ひやむぎはその起源が室町時代にあるといわれている。当時、そうめんが手延べで作られたのに対し、ひやむぎは生地を切って作られていたため切り麦と呼ばれていた。切り麦を冷やして食べるひやむぎが、現代まで伝わったというわけである。

結論

夏に涼し気な食卓を演出してくれるひやむぎ。小麦粉を主原料に作られるひやむぎは、カロリーの値が低いとはいえない食材である。乾麺のそばに比べればわずかにカロリー量は低いものの、食べる際には栄養の摂取も兼ねておかずをともに食べるのが、カロリーを抑えめに食べるコツである。タンパク質や繊維質など重要な栄養素を上手に取り入れて、ひやむぎとともに美味しく食べてほしい。
(参考文献)
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  • 更新日:

    2022年4月 9日

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