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餃子

餃子の隠し味に何を入れる?7種類のちょい足しと美味しく作るコツ

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 児玉智絢(こだまちひろ)

鉛筆アイコン 2022年4月14日

餃子はいまや、国民食とも呼ばれる存在である。各地のご当地餃子の盛り上がりから見ても愛されていることがうかがえる。今回はそんな餃子を家庭で作る際の隠し味について調べていきたい。ちょい足しするだけでぐっと美味しくなるものとは一体?

  

1. 餃子の隠し味のヒントはコク

ハーブとスパイス
餃子のタネに皆さんはどんなものを入れているだろうか?餃子の美味しさのポイントはどうやらコクにあるらしい。ここではまず、コクとはどんなものかを解説していこう。

コクについて

コクがあるとはよくいう言い回しだが、コクとは一体どんなものなのだろうか?そして、コクがあるとなぜ美味しいのか?この質問に答えられる人は少ないかもしれない。
コクを感じるのは、味蕾を中心とした口腔内の粘膜が多く刺激されるときである。さらに香りやとろみなど、食感もおおいに関係してくる。
コクには厚みや広がり、芳醇性、速さ、奥深さ、増幅感、重量感、自属性、まろやかさなどさまざまな表現方法があることからもわかるように複雑なものなので、ひとつの言葉では表しにくい。多くの人もまたコクに対して、深みや濃さ、旨み、まろやか、じっくり煮込む、食材の味か゛出ているなどの印象を持っている。
このようにコクを端的に表すことは非常に難しいが、複雑さのある味わいであることは確かであろう。この複雑な味わいこそ、餃子をお店の味に近づけるポイントらしい。

2. 餃子の隠し味7選

コーヒーゼリー
家庭で作る餃子の味付けに皆さんはどんなものを使っているだろうか?餃子をプロの味に近づけるポイントは、コクを出すことにあるらしい。ここではそのコクを出すための隠し味を7選ご紹介していこう。

味噌

味噌は多くの家庭にある調味料のひとつであろう。味噌は醸造発酵物であり、これらはコクのある食品として知られている。餃子の味付けに入れることもできるらしい。気をつけるポイントは量である。餡の量にもよるが、50個で大さじ1/2~1くらいが無難なところであろう。塩味も加わるのでその点も考慮したい。

はちみつや果汁

はちみつや果汁は、肉の臭みを抑え、旨みをプラスする効果を持っている。しっとりと仕上がる効果もあるらしい。果汁の場合は水分なので、量は控えめに。実際に、りんごの果汁を入れて作られている餃子もあるようだ。

コーヒーゼリー

無糖のコーヒーゼリーを入れると苦みが加わり、味わいが複雑になる。このため、コクがあると感じるようになるらしい。ゼリーのジューシー感も味わいに変化をもたらしそうだ。こちらも餃子の餡に入れる場合は、まずは控えめが正解。チャレンジャーの方はぜひ。

マヨネーズ

マヨネーズのような油脂は、口腔内の後方にある有郭乳頭、葉状乳頭を効果的に刺激する。これはコクにつながる手立てのひとつでもある。このため、マヨネーズを餃子の餡に入れるとコクがあると感じるのだ。油分も塩分も高いのでバランスを調節したい。

オイスターソース

牡蠣の旨みを凝縮したオイスターソースを餃子の餡に入れると、よりリッチでコクのある味わいになる。オイスターソースはインパクトの強い味わいなので、少なめに入れるのがいい。

玉ねぎ

玉ねぎを入れると甘みがぐっと強くなる。このことで味の総和がアップして、コクを感じるようになる。玉ねぎは水分が多いので、塩でもんで水分を出してから入れるといい。食感がよくなるところもポイントだ。

背脂

さらにプロの味を目指すのなら、背脂もおすすめだ。甘みが加わりぐっとコクのある味わいになる。またジューシーな仕上がりになるところも嬉しい。

3. 隠し味を入れた餃子をさらに美味しく

手作り餃子
さまざまな隠し味があるが、そもそもの餃子の作り方が適当ではせっかくの味を生かすことができない。ここでは餃子を美味しく作るコツをお届けしていこう。

作り方のポイント

餃子作りのポイントは以下である。
  • しっかり混ぜる
  • 水分をしっかり絞る
  • 馴染ませる
肉をしっかりと混ぜると脂身と赤身がしっかりと混ざり合い、味にまとまりが出る。次に野菜の水分が多いとべちゃっとした仕上がりになってしまうので、しっかりと水を切る必要がある。塩もみをして絞るといい。こうすると焼きやすくなるという利点も。肉としっかりと水を絞った野菜、調味料をよく混ぜたら、冷蔵庫で少し置くとぐっと味がなじんで旨い。隠し味を入れる際もこの基本にのっとって餃子を作ることが重要だ。

結論

家庭で作る手作り餃子の美味しさは、市販のものとは別物。包む作業から家族や仲間で行えば、ひとつのイベントにもなる。ひき肉とキャベツやニラなど、定番の食材で作ることができるところも嬉しい。さまざまな隠し味を投入して、自分好みのコクがある餃子を作ってみよう。
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  • 更新日:

    2022年4月14日

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