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まいたけ

まいたけの白い綿はカビ?食べられるか判断する方法や保存方法を紹介

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)

鉛筆アイコン 2022年4月17日

天ぷらや炊き込みごはんなどさまざまな料理で活躍するまいたけだが、カビの見分け方を知りたいと思った経験はないだろうか。そこで今回は、まいたけのカビの見分け方を解説していこう。また、正しい保存方法なども紹介するので、ぜひ参考にしてみてほしい。

  

1. まいたけの白い綿はカビ?

まいたけ
まいたけに、ふわふわとした白いカビのような綿がついていたことはないだろうか。カビと勘違いして捨ててしまった人もいるだろう。ここでは、まいたけの白い綿の正体を解説していこう。

気中菌糸とは

白いカビのように見える綿の正体は、気中菌糸と呼ばれるキノコの一部である。キノコは菌類に分類されており、木や落ち葉などを分解しながら菌糸と呼ばれる糸状のものを伸ばし、そこに養分を蓄えながら成長していくのだ。
普段キノコとして食べているのは、子実体(しじつたい)と呼ばれる胞子をまくための器官だ。その子実体の栄養をもとにして作られる新しい菌糸が、気中菌糸というわけである。
気中菌糸は、キノコの一部であるため食べても害はない。しかし、見た目はよくないので、気になる人はキッチンペーパーなどで拭き取ってから食べるのがよいだろう。

2. まいたけが腐るとどうなる?

舞茸
白い綿の正体が分かったところで、今度はまいたけが腐るとどうなるのかを解説していこう。

色のついたカビ

まいたけが傷んでくると、かさや軸にカビが発生する。青カビや黒カビなどは、食品が腐るとよく発生するものだ。カビが生えたまいたけを食べると健康を害する可能性があるので、食べずに捨てるようにしよう。(※1)

腐っている状態

まいたけなどのキノコ類が腐ってくると、表面が水っぽくなりぬめりがでたり、酸っぱい臭いがしたりするなど、見た目や臭いに変化があらわれる。このような変化が現われた場合は、腐っている可能性が高いので食べないようにしよう。

3. まいたけのカビを防ぐ保存方法

舞茸
ここでは、まいたけのカビを防ぎ、最後まで美味しくいただくための正しい保存方法を紹介しよう。

冷蔵保存と冷凍保存

まいたけをすぐに食べない場合は、常温でなく冷蔵か冷凍で保存するのがよいだろう。また、まいたけに限らずキノコ類は、水分にふれることで傷みやすくなるので、水洗いしないように気をつけよう。冷蔵庫と冷凍庫で保存する方法は以下の通りだ。

冷蔵保存

  • 石づきをカットし、手で小さくほぐす
  • 水分を拭き取りキッチンペーパーで包む
  • 密閉できる袋に入れ冷蔵庫で保存する
冷蔵庫の場合は、3日~1週間ほどを目安に食べきるようにしよう。

冷凍保存

  • 石づきをカットし、1食分の大きさに分ける。
  • 密閉できる袋に入れて、金属トレーに乗せて冷凍庫で保存する
冷凍保存の場合は、1か月ほどを目安に食べきるようにしよう。

結論

まいたけに付着していることがある白いカビのような綿は、気中菌糸と呼ばれておりキノコの一部である。カビではないため食べても問題はない。一方、まいたけが傷んでいる場合は、黒カビや青カビが発生したり、水っぽくなったり、異臭がしたりする。この記事を読んで、まいたけを食べる際の参考にしてみてはいかがだろうか。
(参考文献)
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  • 更新日:

    2022年4月17日

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