目次
- にわとり 若どり ささみ 生:23.9g
- ぶた 大型種肉 ロース 赤肉 生:22.7g
- うし 交雑牛肉 もも 赤肉 生:19.3g
- うるめいわし 丸干し:45.0g
- 鶏卵 全卵 ゆで:12.5g
- 普通牛乳:3.3g
- ※1参照:グリコ乳業株式会社「タンパク質とは?特徴や種類、体を作る働きについて」 https://cp.glico.jp/powerpro/protein/entry09/
- ※2参照:健康長寿ネット「三大栄養素のたんぱく質の働きと1日の摂取量」 https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/eiyouso/tanpaku-amino.html
- ※3参照:NPO法人食と健康プロジェクト https://www.alic.go.jp/content/000141085.pdf
- ※4参照:厚生労働省「脂肪 / 脂質 | e-ヘルスネット」 https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-014.html
1. 動物性タンパク質とは

動物性タンパク質とは、魚介類も含む動物由来のタンパク質のことである。ここでは、動物性タンパク質を含む食品や量などを見ていこう。
良質なタンパク質
動物性のタンパク質は9種類の必須アミノ酸が豊富に含まれているものが多い。アミノ酸バランスのよさを示唆するアミノ酸スコアが、満点の100か近い数値のものがほとんどである。ちなみに植物性のタンパク質は、動物性タンパク質に比べて必須アミノ酸が不足しているものが多い。(※1)
食品一覧とタンパク質量
動物性タンパク質が含まれる代表的な食品名と、可食部100gあたりのタンパク質含有量を以下に記載する。(※2)
2. 動物性タンパク質を摂るメリット

ここでは、動物性タンパク質を摂るメリットを紹介しよう。
タンパク質の役割と必要な量
タンパク質は、脂質や炭水化物と並び3大栄養素と呼ばれ、重要な栄養素の一つである。臓器・筋肉・髪の毛・皮膚など、人間の身体の大部分はタンパク質が主成分となり構成されている。1日の摂取推奨量は18~64歳の男性で65gと言われている。また、タンパク質は脳にも重要な栄養であり、不足するとうつになる可能性があると言われているので注意が必要だ。(※2)(※3)
3. 動物性タンパク質のデメリット

ここでは、動物性タンパク質のデメリットを解説しよう。
偏った摂取による影響
肉や魚などは良質なタンパク質だけではなく、脂質を豊富に含んでいるものが多い。そのため、摂りすぎると肥満の原因になる可能性がある(※4)。動物性タンパク質が豊富な食品に偏った食事をせずに、良質な脂質を含む植物性タンパク質も食事に取り入れるのがよいだろう。
結論
動物性タンパク質とは、魚介類を含んだ動物由来のタンパク質のことである。必須アミノ酸が豊富に含まれており、アミノ酸スコアが高い。しかし、動物性タンパク質が豊富に含まれる食品には脂質も多く含まれているため、バランスを考えるのも重要だ。この記事を読んで、動物性タンパク質を摂取する際の参考にしてみてはいかがだろうか。
(参考文献)