目次
1. じゃがいも「レッドムーン」の特徴

じゃがいもの一大産地である北海道で栽培されているレッドムーンは、ほかのじゃがいもとはどのように違うのだろうか?レッドムーンの見た目や味の特徴を見てみよう。
レッドムーンは赤い皮が特徴
レッドムーンは赤い皮が特徴のじゃがいもで、別名紅じゃがいもとも呼ばれている品種だ。もともとアメリカで栽培されていた品種で、収穫の際には、手掘りで収穫するのが基本になっており、大量生産には適していない。
レッドムーンの味の特徴
レッド―ムーンは、皮は赤いが中身は黄色い色をしているのが特徴だ。加熱することで、黄色がどんどん濃くなっていく。粘りが強くしっとりとした食感が特徴で、煮崩れをしにくいじゃがいもの品種である。また、じゃがいものなかではとくに甘みの強い品種だと言われており、さつまいものようなコクも持ち合わせているのだ。
2. じゃがいも「レッドムーン」の美味しい食べ方

レッドムーンは、どのように食べるのが適しているのだろうか?レッドムーンの美味しさを活かしたおすすめの食べ方を紹介する。
レッドムーンのポテトサラダ
加熱することで、ねっとりとした食感が楽しめるレッドムーンは、ポテトサラダにするのがいいだろう。ねっとりした食感にハムやきゅうりがよく合う。レッドムーンの味を活かすためにシンプルに塩こしょうとマヨネーズで作るのがおすすめだ。
レッドムーンのフライドポテト
甘みがありねっとりとした食感のレッドムーンのフライドポテトは、ホクホク食感ではなくねっとり食感のポテトが好きな人におすすめだ。赤い皮と黄色の中身のコントラストで、オシャレに仕上がる。塩こしょうでシンプルに食べるのもいいが、お好みでオーロラソースをつけて食べるのも美味しい。
レッドムーンのじゃがバター
レッドムーンでじゃがバターを作ると、スイートポテトのような甘さを楽しむことができる。加熱したレッドムーンにバターを乗せるだけでも美味しいが、塩もプラスすると甘じょっぱい味付けがクセになる味わいだ。
3. じゃがいも「レッドムーン」の栽培方法

レッドムーンは、家庭菜園での栽培に適している。レッドムーンの栽培方法について紹介しよう。
レッドムーンの育て方
レッドムーンを栽培する場合は、種芋を購入してくる必要がある。レッドムーンは温暖地で2月下旬?3月下旬、寒冷地で3月下旬か?5月上旬に植え付けを行う。レッドムーンは枝の成長は早いが、花が咲いてから土の中で芋が熟すのに時間がかかる晩生タイプだ。
レッドムーンの収穫時期
レッドムーンは、温暖地で6月下旬?7月下旬、寒冷地で7月下旬?9月上旬に収穫を行う。早めに掘ると小ぶりなレッドムーンが収穫できるが、収穫時期を少し遅らせると大きなレッドムーンの収穫も可能だ。レッドムーンは、もともと手掘りで収穫するじゃがいもなので、手で優しく土を掘りながら収穫してみよう。
レッドムーンの保存方法
収穫したレッドムーンは、風通しがよい冷暗所で常温保存するのがおすすめだ。暑い夏場はレッドムーンを新聞紙でくるんでから、ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存するのがいいだろう。
4. じゃがいも「レッドムーン」の値段と通販情報

レッドムーンは一般的なじゃがいもと比較すると、価格は少し高めだ。大規模栽培ができない品種なので、希少価値があるのだ。そんなレッドムーンはなかなか店頭で見かけることがないので、ECサイトで購入するのがいいだろう。北海道の農家などでは、予約販売も行っているので、収穫時期に合わせて通販を活用して購入してみよう。
結論
レッドムーンは赤い皮が特徴のじゃがいもで、ねっとりとした食感が楽しめる。じゃがいもの品種のなかでも収穫量が少なく希少といわれているが、自宅での栽培も可能だ。甘みがあり、独特の食感を持つレッドムーンを味わってみてはいかがだろうか?