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新鮮なスイカの列

スイカはカリウムが多くて食べ過ぎ注意?含有量やむくみへの効果

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 児玉智絢(こだまちひろ)

鉛筆アイコン 2022年5月16日

暑い時期になると、店頭で多く見かける夏の風物詩「スイカ」。スイカに含まれるカリウムの含有量や効果、食べ過ぎることで身体に起こる症状を解説していく。スイカをより美味しく食べるために、スイカが私たちに与える影響を知ろう。

  

1. スイカはカリウムが多い?

塩をまぶしたスイカのスライス
メロンやバナナ、トマト、きゅうりなど果物や野菜はカリウムが多く含まれている。スイカには、実際どのくらいの量のカリウムが含まれているのだろうか。カリウムの効果や摂取量とともに紹介しよう。(※1)(※2)

スイカのカリウム含有量

スイカ100gに含まれるカリウムの量は120mg(※3)だ。そのほかの果物や野菜のカリウム含有量と比較してみよう。メロン100gは340mg(※4)、バナナ100gは360mg(※5)、トマトは210mg(※6)、きゅうり100gは200mg(※7)となっている。スイカと比べると、メロンやバナナは約3倍、トマトやきゅうりは約1.5倍のカリウムが含まれているのだ。

スイカのカリウムのむくみ改善効果

カリウムには利尿作用があり、むくみの改善効果や、余計な塩分を尿と一緒に体外に出してくれる働きを持っている。(※8)また、全体の90%が水分のスイカに塩をかけて食べれば、塩分の摂取にもなり、熱中症対策にも有効だ。(※9)

カリウム欠乏の症状

カリウムの1日における摂取目安は成人男性2500mg、女性2000mgだ。スイカだけで摂ると約2kgにあたる。カリウムは普段の食事で不足することはほとんどないが、下痢や嘔吐などの症状があるときや、利尿降圧剤を長期間使用しているときは注意していただきたい。カリウムが多く体外に排出されてしまい、不足する可能性もあるからだ。不足すると、筋力や食欲の低下、脱力感などの症状が見られるため、カリウム不足にならないように気をつけよう。(※10)

2. スイカのカリウムは腎臓によい悪いどちら?

スイカのスライス
スイカは腎臓によいという話を耳にしたことはないだろうか。本当に腎臓によいのか、デメリットはないのかを解説していこう。

通常は食べ過ぎても問題なし

スイカに含まれる水分やカリウムは利尿作用や血圧を下げる効果、筋収縮の調節の働きも期待できる。腎臓の機能が正常であれば、スイカを食べ過ぎても余分なカリウムは尿として排出されるので問題ない。(※11)(※12)(※13)

腎臓に問題がある場合はカリウム過多になるのでNG

上記で挙げたメリットは、「健康な腎臓ならば」の話だ。透析患者など、腎機能に問題がある方は、カリウムと水分を尿として排泄する力が弱まっている。排泄されず体内にカリウムが溜まることでカリウム過多となり、高カリウム血症になる可能性が高くなるのだ。高カリウム血症の症状として、不整脈、味覚異常などがある。(※12)(※13)腎機能に問題がある方は、スイカはもちろん、カリウムを多く含む食べ物には注意が必要だ。

3. カリウム以外のスイカの栄養

スイカ
スイカ100gを基準に、カリウム以外に含まれる成分を紹介しよう。β-カロテンは830μg含まれており(※3)、これは体内でビタミンAに変わる抗酸化物質だ。抗酸化物質は老化やしみ、シワ、生活習慣病の原因になる活性酸素から身体を守る効果が期待できる。(※14)ビタミンCは10mg含まれており(※3)、粘膜や皮膚を健康に保ったり、病気やストレスに対する抵抗力を強くしたりする働きを持つ。(※15)180mg含まれているシトルリン(※16)は、スイカ以外の果実はほとんど含まれておらず、アンモニアを分解し排泄する働きがあるとされる。カリウムのように余計な成分を体外に出すのに役立っているのだ。(※8)スイカにはカリウム以外にも身体にメリットのある成分が多く含まれている。

4. カリウム以外にもあるスイカ食べ過ぎのデメリット

テーブルの上のスイカ
スイカに含まれるカリウムが原因で起こるデメリット以外に、カリウム以外が原因で起こるスイカ食べ過ぎのデメリットもいくつかある。スイカには水分が多く含まれているため、食べ過ぎは腹痛や下痢、身体を冷やす可能性があるのだ。(※3)(※17)また、揚げ物など油を多く含む食べ物と食べ合わせると、胃酸が薄まってしまい消化の働きを悪くすることもある。(※18)スイカを食べるときはカリウム、水分の摂り過ぎに気をつけよう。

結論

スイカに含まれるカリウムが与える身体へのメリットはもちろん、デメリットがあることもお伝えした。水分を多く含み、みずみずしく、カリウム以外にも多くの栄養成分が含まれているスイカ。どんな食べ物にもいえることだが、食べる量に気をつけて味わっていただきたい。
(参考文献)
  • 更新日:

    2022年5月16日

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