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麻袋に入ったじゃがいも

芋の種類一覧!官公庁によって異なる分類や特徴について詳しく解説

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 黒沼祐美(くろぬまゆみ)

鉛筆アイコン 2022年5月11日

「芋」とひとくくりにしてもその種類は豊富だ。それぞれの芋の種類や品種の特徴について紹介する。特徴を知ることで、より芋を美味しく味わうことができるだろう。また、芋がどのように分類されるのかそれぞれの官公庁が定めた芋の種類と分類について詳しく紹介する。

  

1. 芋の種類と分類

里芋
芋の種類と分類は官公庁によって異なる。それぞれの分類の違いを知ることで、芋の特徴を知ることができるので、チェックしてみよう。

官公庁によって異なる分類

芋類のさといもやばれいしょ、やまのいもは農林水産省では、根菜類に分類されているが、厚生労働省ではいも類に分類されている。また、かんしょは、でんぷんの原料としても使われることから、農林水産省では米などと同じ普通作物に分類されているが、厚生労働省ではいも類に分類されているのだ。(※1)

2. じゃが芋の種類と特徴

畑のじゃがいも
じゃが芋にはさまざまな種類がある。それぞれの特徴を知ることで、特徴に合わせたじゃがいも料理を作ることができるだろう。じゃがいもの種類と特徴を紹介していこう。

ばれいしょの主な種類

ばれいしょとは、じゃがいもの別名で主な品種として男爵芋やキタアカリなどが挙げられる。男爵芋はほくほくとした食感が特徴で、肉じゃがやポテトサラダ、コロッケなどの料理に適している。また、メークインは滑らかな口あたりが特徴の品種で、煮崩れしにくいことから長期間煮込む、カレーやシチューなどに適している。

3. さつま芋の種類と特徴

畑のさつまいも
さつまいもは、芋の種類の中でも甘みが強く滑らかな口あたりが特徴だ。熱することで甘みが増すので、焼き芋として食べられたり、スイートポテトなどさまざまなスイーツ作りにも活用される。

かんしょの主な種類

かんしょとはさつまいもの別名で、ねっとりとした食感の紅はるかや安納芋、しっとり系食感のシルクスイート、ホクホク系の紅あずまなどの種類がある。好みの食感や調理法によってかんしょの種類を変えて楽しむのがおすすめだ。最近では、より甘みの強いかんしょの品種も多く販売されており、甘さを活かした焼き芋なども多く販売されている。

4. 里芋の種類と特徴

竹ざるに入った里芋
里芋は縄文時代に中国から伝わったといわれ、歴史が長い芋の種類だ。そんな里芋は、ねっとりとしてホクホクとした食感が特徴で、親芋の周りに子芋、孫芋とどんどんと広がっていくことで、子孫繁栄の象徴の縁起物として食べられることも多い。

里芋の主な種類

里芋は子芋や孫芋だけを食べる土垂や石川早生という品種、親芋を食べるたけのこ芋(京芋)などの品種がある。さらに親芋も子芋も両方食べることができるえび芋など品種も多く、主に煮物などに使われることが多い。

5. 山の芋の種類と特徴

長芋
すりおろしてとろろとして食べることの多い山の芋は、独特の粘りが出るのが特徴だ。生食できる芋類でもある山の芋は、とろろやサラダなどにされて食べられている。そんな山の芋の主な種類を見てみよう。

山の芋の主な種類

山の芋の中には、大和芋や長芋、自然薯がある。大和芋は、山の芋の中でもとくに粘り気が強いといわれている。さらに長芋は、日本で最も多く栽培されている山の芋で、自然薯は、日本で古くから自生しており、天然ものは収穫が難しいので貴重な山の芋として知られている。山の芋は、土の中で成長するので、土が固いとうまく生育しないことがあるので注意が必要だ。

結論

芋にはさまざまな種類があり、それぞれ見た目だけではなく食感や味わいに違いがある。各々の種類の特徴を知ることで、適した調理法で美味しく味わうことができるだろう。また、品種によっても味わいが違うので、芋の種類の中でも自分好みの品種を探してみるのもおすすめだ。
(参考文献)
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  • 更新日:

    2022年5月11日

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