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完熟トマト

トマトの品種と特徴!大玉や中玉などのサイズ別に詳しく解説

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 黒沼祐美(くろぬまゆみ)

鉛筆アイコン 2022年5月12日

トマトといっても、その大きさや品種はさまざまだ。世界ではトマトが8000種ほど栽培されており、日本でも120種ほど栽培されている。そんなトマトの品種をサイズごとに詳しく紹介する。それぞれのトマトの違いを知れば、自分好みのトマトや料理に合ったトマトを探すことができるだろう。

  

1. 大玉トマトの品種

大玉完熟トマト
大玉トマトは、トマトの種類の中でもとくにサイズが大きいものを指し、生食用のトマトの主力でもある。そんな大玉トマトの主な品種と特徴を紹介するので、それぞれの違いをチェックしてみよう。

品種と特徴

大玉トマトの代表的な品種として有名なのが、桃太郎だ。桃太郎は、1玉の大きさが200~250gほどあり皮がしっかりしていて崩れにくい。さらに病気にも強いことから、家庭菜園でも親しまれている。さらに、ファーストトマトは、桃太郎より以前から親しまれている品種で、先が尖っているのが特徴だ。皮は薄く甘みがあり果肉が少ない。しかし病気に弱いことから、桃太郎が誕生してからは、桃太郎が大玉トマトの主力になった。また、トマトの王様とも呼ばれる麗夏トマトは、酸味と甘みのバランスがよく生で食べるだけではなく、鍋や煮物にも使えるトマトとしておすすめだ。

2. 中玉トマトの品種

中玉トマト
中玉トマトは、大玉トマトとミニトマトの中間の大きさでミディトマトとも呼ばれている。甘みが強く、鮮やかな色のものが多いので近年人気が出てきている。

品種と特徴

ピンポン玉ほどの大きさで酸味が少なく糖度が高い人気の中型トマトが、レッドオーレだ。病気にかかりにくく1つの枝からの収穫量が多いので、家庭菜園で栽培する人も多い。また、フルティカという品種は皮が薄く柔らかな果肉が特徴の中玉トマトになる。ほかにも縦長の形が特徴のシシリアンルージュは、イタリアントマトとして人気で、加熱するとコクが出ることからトマトソースに使われることが多い品種だ。同じイタリアントマトにはサンマルツァーノという品種もあり、煮崩れしにくく肉厚なので、熱を加えるトマト料理に適している。

3. ミニトマトの品種

ミニトマト
ミニトマトは、トマトの中でもとくに小さなサイズだ。ミニトマトは、もともと飛行機の機内食として使用するために改良され、プチトマトやチェリートマトとも呼ばれている。

品種と特徴

ミニトマトの品種の中で大半を占めるのが、千果だ。千果は糖度が高く真ん丸なかわいらしい形が特徴で、初心者でも育てやすいので、家庭菜園で楽しむ人も多い。ほかにミニトマトの中でもとくに小さいマイクロトマトという品種や、卵型が特徴的なアイコという品種もある。アイコは、赤だけではなく黄色のイエローアイコという品種も存在する。ミニトマトは、カットせずにそのまま食べることができるので、お弁当の彩りとしても人気がある品種だ。

4. その他のトマトの品種

イタリアントマト
トマトは大きさだけではなく、さまざまな品種が存在している。できるだけ水やりを少なくし、甘みを凝縮させたフルーツトマトは、糖度が8度以上ととても甘いのが特徴だ。ほかにも珍しいのが、イタリアントマトであるフィオレンティーノで、輪切りにした時に菊のような形をしている。さらに黒っぽい色が特徴のパープルロシアンや、レモンのような形が特徴的なレモントマトなど世界にはさまざまなトマトの品種が存在しているのだ。

結論

トマトは多くの品種が存在しており、それぞれ見た目や味に違いがある。品種によって糖度や皮の厚さなどが違うので、使う料理や好みに合ったトマトを選ぶのがおすすめだ。今まで大きさだけでトマトを使い分けていた人は、これを機会に品種の違いを見極めて、よりトマトの美味しさを実感してみてもらいたい。色も形も異なるトマトの品種をうまく使い分けて、オシャレで美味しい料理に活用してみよう。
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  • 更新日:

    2022年5月12日

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