目次
1. ジャクソンフルーツはグレープフルーツの一種

まだ、日本ではあまりなじみがないジャクソンフルーツは、2014年に解禁されたグレープフルーツの新種だ。南アフリカで栽培される希少なジャクソンフルーツはどのような見た目で、何がグレープフルーツと違うのだろうか?ジャクソンフルーツの特徴をチェックしてみよう。
新しい品種
ジャクソンフルーツは、グレープフルーツが突然変異して生まれた品種だといわれている。もともとジャクソンフルーツは、南アフリカのムプマランガ州の農場でグレープフルーツが枝代わりしたものとして発見された。
味や見た目の特徴
ジャクソンフルーツの見た目はグレープフルーツにそっくりだ。しかし皮は薄く切ってみると種がほとんどなく、味はグレープフルーツ特有の苦味がないのが特徴だ。香りもさわやかで穏やかな酸味が楽しめる。皮が薄いので、ジャクソンフルーツの皮を飾り切りにして器として活用することもできる。
2. ジャクソンフルーツの産地と旬の時期

ジャクソンフルーツの産地や旬はいつなのだろうか?主な産地や旬の時期をチェックしてみよう。
主な産地
ジャクソンフルーツの主な産地は南アフリカ共和国だ。まだまだ新種のフルーツなので、生産している地域も少ない。通常のグレープフルーツはアメリカから輸入されることが多いので、南アフリカ共和国から輸入されるジャクソンフルーツは珍しいといえるだろう。
旬の時期
日本とは真逆の南半球に位置している南アフリカから輸入されるジャクソンフルーツの旬は、7~10月ぐらいになる。日本がちょうど暑い夏の時期に旬を迎えるジャクソンフルーツは、さっぱりとしたものが食べたい夏のフルーツとして人気だ。通常のグレープフルーツは、主にアメリカ産が多く4~5月に旬を迎える。それに比べるとジャクソンフルーツは旬が異なるので、長くグレープフルーツを楽しみたい人にはピッタリだ。
3. ジャクソンフルーツの食べ方

グレープフルーツの仲間であるジャクソンフルーツは、どのような食べ方をしたらいいのだろうか?通常のグレープフルーツのように食べるほかにいろいろな切り方で楽しむことができるので、おすすめの食べ方を見てみよう。
食べやすいフルーツ
果汁が多く、さっぱりとして苦味が少なく食べやすいジャクソンフルーツは、外皮は厚みがあるが、指でもむくことができるほどの硬さだ。ジャクソンフルーツはジョウノウ膜が薄く、食べやすいので、ぶつ切りや輪切り、くし切りなどさまざまな切り方をして食べることができる。グレープフルーツの一種だが、オレンジとよく似ているので、オレンジのような切り方をしても食べやすい。また、皮が薄いジャクソンフルーツは、皮をさまざまな飾り切りにして器として盛り付けに使うことも可能だ。皮を器として使用すれば、おもてなしなどのフルーツ盛に活用できる。
結論
ジャクソンフルーツはグレープフルーツの新種で、苦味が少なく、食べやすいと評判だ。ジャクソンフルーツは、南アフリカ共和国が原産で栽培されている地域も少ないので、希少なフルーツでもある。オレンジのような食べやすさも兼ね備えているので、より手軽にグレープフルーツを味わいたい人に注目されているのだ。ジャクソンフルーツはスーパーやネットなどで購入することができるので、見つけたらぜひ味わってみてもらいたい。