目次
1. きゅうりの主な品種

きゅうりは世界中に分布している野菜で、約500種類ある。そんなきゅうりの品種のなかでも、スーパーなどで見かけることが多い代表的な品種を紹介していこう。
代表的な品種
通年通して見かけることができる有名なきゅうりの品種が、白いぼきゅうりだ。表面に白いいぼがあるのが特徴で、やわらかくみずみずしい食感なので、どんな料理にも合わせやすい。
ほかにも表面のいぼが黒く皮が厚い黒いぼきゅうりや、太く大きく育つのが特徴の加賀太きゅうりなどがある。さらに品種改良によって作られた、いぼのないいぼなしきゅうりは柔らかく市販のサンドイッチやサラダなどによく使われる品種だ。
2. きゅうりの珍しい品種

きゅうりには定番の品種以外にも珍しい品種がある。独特の特徴を持った珍しいきゅうりの品種をチェックしてみよう。
変わったきゅうり
中国の品種を改良することで生まれた四川きゅうりは、表皮が薄く、たくさんのいぼいぼが特徴的で、独特の歯ざわりが感じられる。漬物を作るのに適しているきゅうりだ。
さらにピクルス作りに適しているといわれているのが、ガーキンというきゅうりで、水分量が通常のきゅうりよりも少なくパリッとした食感が特徴だ。このほかにもミニきゅうりなど、さまざまなニーズに合わせた品種も開発されているので、用途に合わせて変わったきゅうりの品種を選んでみるのもいいだろう。
3. きゅうりの品種と産地

きゅうりは日本で栽培されている果菜類のなかで、トマトに次いで多い生産量を誇っている。さらに夏に旬を迎えるきゅうりだが、最近ではハウス栽培なども多く、年間を通して収穫される。そんなきゅうりの主な品種と産地を紹介しよう。
主な産地で作られる品種
冬から春にかけては宮崎県や埼玉県、千葉県などできゅうりが多く生産されている。冬から春にかけては、グリーンラックス2やハイグリーンなどといった品種が栽培されているのだ。
それに対して夏から秋にかけては、エクセレントやオーナー、フレスコなどといった品種になる。品種によって収穫時期が違うので、群馬県や埼玉県では、品種を変えて冬春と夏秋どりできゅうりを栽培しているのだ。
結論
きゅうりにはさまざまな品種があり、それぞれ食感や見た目に違いがある。品種によって収穫時期が異なるので、冬春の品種と夏秋の品種が存在しているのだ。また、産地によっても作られている品種が違うので、旬に合わせていろいろなきゅうりを楽しむことができる。きゅうりを選ぶ際は、品種の特徴を知り用途に合わせたものを選んでみるのもおすすめだ。