目次
1. 南国フルーツとは

南国フルーツとは、熱帯から亜熱帯地域の暖かい場所で栽培されている果物のことだ。最近では、温室栽培なども発達し、いろいろな地域で栽培されるようになり、季節や地域を問わず手に入りやすくなってきている。
トロピカルフルーツについて
南国フルーツはトロピカルフルーツとも呼ばれる。トロピカルフルーツも主に暖かい地域で栽培され、マンゴー、ドリアン、マンゴスチンは三大トロピカルフルーツと呼ばれ、南国フルーツの中でもとくに独特な形や味わいが楽しめるといわれている。トロピカルフルーツはそのまま食べるだけではなく、料理に活用されることも多い。
2. 南国のフルーツで定番の種類

南国フルーツの中でもスーパーで比較的手に入りやすい定番フルーツも多く存在している。普段何気なく食べているフルーツも南国フルーツの1つであることもある。
種類と特徴
・パイナップル
スーパーで手軽に手に入りやすくなじみのある南国フルーツだ。さわやかな酸味が特徴で、そのまま食べるだけではなく、酢豚などの料理にも活用されることもある。最近では沖縄などの暖かい地域の国産パイナップルも多く出回っている。
・マンゴー
濃厚な甘みと香りが人気のマンゴーは、さまざまなスイーツにも使われている南国フルーツだ。マンゴーは品種の数も多く、果肉が赤いものはアップルマンゴーと呼ばれ、果肉が黄色いものはペリカンマンゴーなどと呼ばれている。スーパーなどに出回っているものは主にフィリピンなどの東南アジアが原産のペリカンマンゴーが多い。
・パッションフルーツ
パッションフルーツも定番の南国フルーツの一種だ。甘い香りが特徴で、ジェラートやパフェなどにも使われる定番の南国フルーツでもある。また、肉や魚料理のソースとしても使われることが多い。
・バナナ
普段何気なく食べているバナナも南国フルーツだ。日本のスーパーに出回っているバナナのほとんどは輸入品でインドやフィリピン産になる。
3. 南国の珍しいフルーツ

南国フルーツは、日本ではなかなか見かけない形や色、味わいのフルーツも多い。珍しい南国フルーツをチェックしてみよう。
種類と特徴
・マンゴスチン
東南アジアが原産のフルーツで上品な甘さとジューシーさと柔らかい果肉が特徴だ。果実の女王とも呼ばれているが、劣化が早いので日本のスーパーではなかなか見かけることがない。最近では、缶詰や冷凍のマンゴスチンも販売されているので、生のマンゴスチンよりも手に入りやすくなっている。
・ランブータン
もじゃもじゃした皮に覆われているランブータンは、見た目とは違い優しい甘みが特徴だ。独特のむちっとしたライチのような食感が楽しめる。
・スターフルーツ
その名の通り輪切りにすると星の形になるのが特徴の南国フルーツだ。形を活かしてサラダのトッピングやピクルスなどにして食べられることも多い。ほんのり酸味があり、サクサクとした食感が特徴だ。日本では沖縄で栽培されている。
・ドリアン
三大トロピカルフルーツの1つであるドリアンは、好き嫌いが分かれる南国フルーツでもある。貴重で高級なフルーツとしても知られているが、独特な臭いや味が特徴だ。果実の王様とも呼ばれ、変わった形をしており、緑色から薄茶色に変化することで、熟していく。
結論
南国フルーツは、普段からなじみのあるものから珍しいものまで幅広く存在している。どれも独特な形や色のものが多い。味にも特徴があるので、好みが分かれることも多いが、貴重でなかなか手に入らない南国フルーツもあるので、気になるフルーツを見つけたらぜひ味わってみてもらいたい。