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中華料理

中華料理のおすすめ組み合わせ|献立に悩んだら定番副菜をプラス

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 児玉智絢(こだまちひろ)

鉛筆アイコン 2022年5月23日

青椒肉絲や八宝菜といった中華料理はボリュームがあり、メイン料理にぴったりだ。そのため、よく作るまたはよく食べるという人は多いだろう。一方で、中華料理をメインにしたときにどんな献立にすればよいか悩むことも多い。ここでは、定番中華を中心におすすめの組み合わせを紹介する。

  

1. 定番の中華料理におすすめの組み合わせ

中華料理
中華料理に合う料理はいろいろあるが、やはりメイン料理によって組み合わせ方は変わってくる。ここでは、定番のメイン料理ごとにおすすめのおかずを紹介する。

餃子におすすめの献立の組み合わせ

餃子をメインにするなら、副菜とスープの2つは用意したい。餃子単体でも十分におかずとなるが、ほかのメイン料理と比べるとボリュームが少ない。そのため、副菜とスープをつけてボリュームたっぷりかつ満足度の高い献立にしよう。副菜はシンプルなサラダでもよいが、中華で統一したいなら中華サラダを組み合わせよう。中華ドレッシングを使うだけでもよいが、蒸し鶏を使ってバンバンジー風にするのもおすすめだ。また、スープも具沢山にするとボリュームが出る。とくに酸辣湯はおすすめだ。酢の効いたさっぱりとしたスープは餃子の油っこさを中和してくれる。白菜やトマトなど旬の食材を使ってアレンジするのも面白い。

麻婆豆腐におすすめの献立の組み合わせ

豆腐のツルンとした食感と辛みの組み合わせが堪らない麻婆豆腐。麻婆豆腐は辛みがありパンチのある味わいなので、副菜はさっぱりとしたものを組み合わせるとよい。副菜が口直しの役割を担い、麻婆豆腐を飽きずに食べることができる。たとえば、トマトとシラスをポン酢で和えたトマトサラダはトマトの酸味とシラスの旨み、ポン酢の爽やかな香りが口の中をさっぱりとさせてくれるため、麻婆豆腐にはおすすめだ。また、麻婆豆腐にはほとんど野菜が使われていないため、栄養バランス的には野菜もしっかり摂っておきたい。きゅうりやもやしで作るナムルも口直しにぴったりで、効率よく野菜を摂ることもできる。

チャーハンにおすすめの献立の組み合わせ

チャーハンは単体でもよく食べられるが、主食の位置になるのでやはりおかずは必要だ。ガッツリ食べたいならエビチリや酢豚といった定番の中華料理を組み合わせてもよい。しかし、チャーハン自体が油を使って調理されているため、カロリーは高めだ。そこにメイン料理を組み合わせるとカロリーの摂りすぎになる可能性がある。カロリーを抑えられるおかずを探しているなら、やはりサラダやナムルがおすすめだ。野菜だけだともの足りないようであれば、蒸し鶏を入れると食べごたえが出てくる。また、スープを中華風コーンスープにすれば濃厚な味わいがプラスされるため、満足感を得やすい。

春巻きにおすすめの献立の組み合わせ

春巻きは中に具がたっぷりと入っており、油で揚げているため見た目よりも意外と食べごたえがある。そのため、副菜は味の変化を楽しめるようなものがおすすめだ。たとえば、キムチ入り春雨サラダはキムチの辛みで味の変化を楽しめる。気になるボリュームだが、春雨はツルツルと食べることができるため、春巻きと組み合わせても意外と完食できてしまう。また、あっさりしたものがよければ、もやしときゅうりの塩昆布和えがおすすめだ。塩昆布の適度な塩気で味の変化を楽しみつつ、食感の変化も楽しめる。

八宝菜におすすめの献立の組み合わせ

八宝菜には豚肉やえび、さらにはたっぷりの野菜も入っているため、ボリューム的にも栄養バランス的にも問題がないように思える。しかし、やはり八宝菜だけでは食卓が寂しくなってしまうため、副菜は用意するのがおすすめだ。八宝菜で使っていない食材を使うと見た目も味も異なる副菜を作りやすい。たとえば、パクチーを使ったサラダは変化球のように見えて意外と八宝菜と相性がよい。八宝菜は具がたっぷり入っているが、味が変わらないため食べ飽きてしまう。しかし、パクチーのサラダはエスニックな風味でパンチを与えてくれるため、よい口直しとなる。いつもの和え物やサラダに飽きたときにはぜひ組み合わせてほしい。

青椒肉絲におすすめの献立の組み合わせ

青椒肉絲は味が濃いため、サラダやナムルといったあっさりめの副菜を組み合わせがちだ。それでもよいが、たまには目先を変えてみるのも面白い。たとえば、オイスターソースで味付けした中華風きんぴらはしっかりとした味付けだが、ゴボウと人参のシャキシャキした食感がよいアクセントとなり、青椒肉絲のおかずにはぴったりだ。また、麻婆春雨もおすすめだ。ポイントは春雨だけでなく、野菜もしっかり入れることだ。春雨のツルツルとした食感を楽しみつつ、野菜もしっかりと摂ることができるため、栄養面も安心だ。

野菜炒めにおすすめの献立の組み合わせ

野菜炒めはシンプルな料理なので、どんな副菜とも組み合わせることができる。しかし、組み合わせが自由だからこそ、迷ってしまう料理でもある。野菜炒めだけではボリュームが足りないというのであれば、サバのキムチ煮といった料理がおすすめだ。野菜炒めをメインにすると肉や魚のようなたんぱく質が多い食品が不足しがちなので、意識して摂りたい。シンプルな焼き魚でもよいが、野菜炒め自体があっさりとしているため、キムチ煮のようにパンチのある味付けのほうが食べごたえが増す。

2. 中華料理の組み合わせに人気の簡単副菜

玉子スープ
メイン料理ごとに組み合わせる副菜を変えるのもよいが、忙しくて考える余裕がないときは難しい。ここでは、中華料理にぴったりかつ簡単に作れる副菜を紹介する。どんな中華料理でも組み合わせることができるため、覚えておくと便利だ。

スープの副菜

和食の味噌汁のように、中華料理でもよくスープが出される。そのため、凝った副菜を作ることができないときは、スープを作るとよい。鶏ガラ出汁に卵を入れた中華風かきたまスープはあっさりとした味かつ卵のふわふわ感が中華のこってりとした風味を和らげてくれるため、口直しにぴったりだ。ニラやほうれん草を入れれば野菜も摂ることができる。また、鶏ガラ出汁にクリームコーンを入れて中華風コーンスープにするのもおすすめだ。コーンの甘みが加わることで、濃厚な味わいになる。

サラダの副菜

中華風サラダはトマトやキャベツ、きゅうりといった野菜を中華風ドレッシングで和えるだけで作れる。中華風ドレッシングが家になくてもごま油と醤油、酢を混ぜるだけでも作れるため、簡単に自作できる。また、キャベツをごま油と鶏ガラ顆粒、塩でもみこんだだけのシンプルなサラダもおすすめだ。シンプルな味付けだからこそ、こってりした中華料理の口直しにぴったりだ。

豆腐の副菜

豆腐を使った中華料理といえば麻婆豆腐を思い浮かべがちだが、副菜にするなら冷奴がおすすめだ。和食でもよく食べられる冷奴だが、ごま油を使えば簡単に中華風にアレンジできる。また、豆腐だけだと色味も寂しいが、シラスと青ねぎ、ごまも一緒にトッピングすれば色合いも鮮やかになり、食べごたえも増す。また、寒い時期は温奴にするとまた違った美味しさがあり、メイン料理を引き立ててくれる。

ザーサイを使った副菜

中華料理でよく使われるザーサイ。そのまま漬物として食べられることも多いが、副菜に使ってみるのもおすすめだ。ザーサイ自体に味がついているため、きゅうりやもやしといった食材と和えるだけでも十分美味しい。そのほか、大根や蒸し鶏といった食材と組み合わせるのもおすすめだ。

おつまみにもなる副菜

副菜として食べることがメインだが、実はおつまみとしても食べられる副菜は意外と多い。たとえば、タコときゅうりの中華和えはタコのプリプリとした食感とごま油の香りがお酒と相性バツグンだ。また、鶏ガラ出汁でサッと茹でたレタスにオイスターソースをかけた一品もシンプルながらお酒に合う。

3. 中華料理の弁当のおかずの組み合わせ

中華弁当のエビチリ風味の唐揚げと中華春巻き
中華料理は味が濃いため、ごはんのおかずとなりやすい。そのため、少量しかおかずを詰められないお弁当ほど重宝する。しかし、全部のおかずの味が濃いと飽きてしまうため、味のバランスを考える必要がある。たとえば、エビチリをメインのおかずとした場合、シュウマイやきゅうりのナムルを副菜として組み合わせるのがおすすめだ。色味が寂しい場合はもやしの代わりにチンゲン菜やほうれん草を使うと色鮮やかだ。また、より野菜をしっかりと摂りたいなら、シュウマイの代わりに野菜炒めを入れるのもおすすめだ。野菜炒めに豚肉やササミを入れればボリュームもプラスすることができる。

結論

中華料理の組み合わせは難しく考えがちだが、メイン料理がこってりとした味なら中華風サラダやナムルといったさっぱりとした副菜を組み合わせるとよい。また、中華料理にはスープがつきもので、スープで工夫するのも1つの手だ。ザーサイといった中華で定番の食材を使えば、シンプルな和え物もあっという間に中華風の副菜に変身する。上手に活用してみよう。
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  • 更新日:

    2022年5月23日

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