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パイナップルとパイナップルのスライス

パイナップルの栄養素と働きとは!効果効能を逃さない食べ方を紹介

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 佐々木 倫美(ささきともみ)

鉛筆アイコン 2022年5月30日

ほどよい酸味と甘みが美味しいパイナップル。どんな栄養が含まれているか詳しく知っている方は少ないだろう。そこで今回は、パイナップルの栄養成分やカロリー、効果効能について詳しく解説したい。缶詰に含まれる栄養や肌への効果なども紹介するので、参考にしてみてほしい。

  

1. パイナップルの栄養素

パイナップル
パイナップルにはビタミンをはじめ、さまざまな栄養が含まれている。ここでは、生と缶詰に分けて栄養成分を紹介しよう。

100gあたりの栄養素

生のパイナップル100gに含まれる栄養は以下の通りだ。(※1)
  • カロリー:54kcal
  • 糖質:12.5
  • 食物繊維:1.2
  • ビタミンC:35mg
  • ビタミンB1:0.09mg
  • カリウム:150mg
  • カルシウム:11mg
  • マグネシウム:14mg
続いて、缶詰のパイナップルに含まれる栄養は以下の通りだ。(※2)
  • カロリー:76kcal
  • 糖質:19.8g
  • 食物繊維:0.5g
  • ビタミンC:7mg
  • ビタミンB1:0.07mg
  • カリウム:120mg
  • カルシウム:7mg
  • マグネシウム:9mg
生のパイナップルに比べ、缶詰の方がカロリーや糖質が高いと分かる。一方でビタミンやミネラル類は缶詰の方が少ない。

2. パイナップルの栄養と効能

パイナップル
パイナップルに含まれている栄養が分かったところで、次はそれぞれの栄養の効果効能を見ていこう。

食物繊維

パイナップルには豊富な食物繊維が含まれている。食物繊維には食後の血糖値上昇を抑えたり、コレステロール値を下げたりする効果がある。また、腸内環境を整える効果もあるため、便秘などに悩む方にもおすすめだ。(※3)

ビタミンC

ビタミンCはコラーゲンの生成に必要なもので、血管を正常な状態にする効果がある。ほかにも歯や骨を正常な状態に保ったり、日焼けを防いだりする効果も期待できる。抗酸化作用があることでも知られており、がんや動脈硬化の予防にも効果があると期待されている成分だ。(※4)

カリウム

カリウムは細胞の浸透圧を調整している成分で、血圧を下げる効果が期待できる。また、心臓機能や筋肉機能の調節をする効果が期待できる。(※5)

カロテン

カロテンは体内でビタミンAへと変化する。ビタミンAには目や皮膚などの粘膜を正常にしたり、抵抗力をアップさせたりする働きがある。(※6)

プロメリン(プロメライン)

プリメリンはパイナップルに含まれる酵素の1つで、消化を助けてくれるとされている。(※7)また、副鼻腔炎など鼻の症状にも効果があると期待されている(※8)

3. パイナップルの栄養を逃さない食べ方

スライスしたパイナップル
パイナップルの栄養や効果が分かったところで、次は栄養を逃がさないための食べ方を紹介しよう。

おすすめの食べ方

パイナップルに含まれているプロメリンと呼ばれる酵素は熱に弱いため、栄養を逃がさずに食べるなら生のままがおすすめだ。皮を剥いてそのまま食べよう。しかし、プロメリンは一度にたくさん摂取すると舌がピリピリする。(※9)そんなときは、缶詰のパイナップルやレンジなどで加熱したものを食べてみよう。

結論

パイナップルは栄養豊富で美味しいが、生でたくさん食べると舌がピリピリする場合がある。気になる場合には缶詰を食べたり、加熱して食べたりしてみよう。栄養を逃がさないためには生がおすすめだが、好みや用途にあわせて使い分けてみてほしい。
(参考文献)
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  • 更新日:

    2022年5月30日

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