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コーヒーで人と自然を豊かに。UCCが取り組むサスティナビリティ活動と逸品「ルワンダ&ブラジル」を紹介!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2022年5月17日

UCCはコーポレートメッセージを「ひと粒と、世界に、愛を」に一新した。そこにはコーヒーで人と自然を豊かにするという壮大な夢が存在した。UCCが取り組む独自のサスティナビリティ活動とともに、それによって生まれた至極の一杯「ルワンダ&ブラジル」を紹介する。

  

1. UCCのサステナビリティ活動

集合写真
2021年10月、UCCグループ(以下UCC)は「より良い世界のために、コーヒーの力を解き放つ。」というパーパス(私たちの存在意義)、そして5つのバリュー(私たちの価値観)を新たな経営方針として制定した。
UCCはすでに原産国での栽培からコーヒー1杯に至るまで、さらには文化や教育に至るまでコーヒー事業を一貫してグローバルに展開している。
バリューにも「地球社会への貢献」が含まれるが、実は一貫したコーヒー事業すべての過程で、コーヒー産業の持続可能性にも配慮した独自のサスティナビリティ活動を展開している。その基盤となっているのが「人」「地球」「製品」だ。

UCCのサスティナビリティ活動の基盤

1.人(健康と安全、ダイバーシティとインクルージョン)

「安全で働きやすい職場環境」「誰でも受け入れる職場環境」を実現することでダイバーシティを促進するとともに、そこに関わるすべての人々やコミュニティの成長を目指す。

2.地球(エネルギー、廃棄物)

温室効果ガスをどう削減していくか、限りある天然資源をどう保全し、廃棄物を貴重な資源へと変えていくか。

3.製品(健康と栄養、プラスチックと包装容器)

持続可能な製品やパッケージ、サービスを生み出すことで健康な社会や回復力のある地球に貢献する。

UCCらしい取り組み

コーヒーの力で世界にポジティブな変化をもたらす。そのためにもUCCは生産国とどう協働していくか、どう関係を深めていくかといった課題に取り組んでいる。
同時に、お客様に対しどのように付加価値を届けるべきかという、価値創造にも取り組んでいる。たとえば国家間でナレッジベースを構築することで農業技術を共有したり、地域のブランディングを図ることで付加価値を向上させたりといったこともその一環だ。

2. ルワンダでの取り組み

コーヒー豆
UCCは、2012年にルワンダのフイエ郡ソブ村におけるJICA「一品一村運動」に参画して以降、ルワンダでの持続可能なコーヒー栽培を実現するため、生産支援や農事指導などさまざまな取り組みをおこなってきた。
ルワンダといえば、アフリカ大陸でもっとも人口密度が高くスペシャリティのある国として知られている。だがその一方で、土地が貧弱という懸念点を抱えていた。
そこでUCCは、シェードツリーの植え付けをおこなうなどし、ルワンダの土壌改良に取り組んできた。あわせて剪定技術を取り入れたり、国家間で加工技術を共有したりすることによって、生産量を2倍に増やすことに成功した。ルワンダでの地道な取り組みが実を結んだのである。

3. 新商品の紹介

UCC ORIGIN BLACK ルワンダ & ブラジル リキャップ缶275g
2022年4月4日、UCCは数量限定で「UCC ORIGIN BLACK ルワンダ & ブラジル リキャップ缶275g(以下、ルワンダ&ブラジル)」を発売した。

2種類の個性あふれる豆が見事に融合

「ルワンダ&ブラジル」の名の通り、フイエマウンテン(ルワンダ・フイエ郡ソブ村で生産されたコーヒー)と、コーヒー生産量世界一を誇るブラジル・エスピリトサントで生産されたコーヒーがそれぞれ51%:49%という絶妙なバランスで融合している。
フイエマウンテンはグリーンアップルを想起させる爽やかな酸味が特長の豆、一方のエスピリトサントはナッツのような風味が特長のバランスの取れた豆である。

こだわりの製法と味わい

個性の異なる2種類の豆から最高の一杯を作るため、UCCは産地から抽出まで徹底してこだわった。

焙煎とブレンド

たとえば焙煎は、産地や銘柄ごとにベストな焙煎度で「単品焙煎」したのち、ブレンドしている。産地の異なる複数の生豆をブレンドしてから焙煎する「混合焙煎」に対し、先に焙煎してからブレンドするのが単品焙煎だ。手間はかかるがそれぞれの豆の特長が生きる。

抽出

挽きたてのコーヒーを、100%天然水で「2温度帯抽出」している。それによりコーヒー感とコクをしっかり残したまま、フイエマウンテンの明るい酸味が加わりフルーティーな味わいに仕上がっている。

味わい

上述のようにコーヒーでありながらほどよくフルーティーなルワンダ&ブラジルは、これまでのブラックコーヒーにはない「濃厚さ」や「重厚さ」が感じられる逸品だ。チープな苦味や酸味は一切なく、まさに上質で風味豊かな至極の一杯を楽しめる。

結論

「コーヒーの力で、世界にポジティブな変化を」ー。壮大なプロジェクトに感じるが、UCCは本気だ。

コーヒーで未来を創りたい

コーヒー農家の男性と握手している
農業のCO2排出量は全体の3〜4割ともいわれている。UCCは、世界中で年間1,000万トンものコーヒーが飲まれていることを生かし、CO2を吸収する側に回り、脱炭素社会を目指す取り組みを始めている。
サスティナビリティ活動のフレームワークにもあるように「2040年までにカーボンニュートラルを実現」するという動きだ。
その中期目標として、UCCの各事業会社からの直接排出量および、UCCの各工場やオフィスでの電力使用にともなう間接排出量を、2030年までに46%削減するとしている。
すでに省エネ対応やクリーンエネルギーへの転換促進、温室効果ガス排出自体を減らすという新技術の開発も進めているという。
コーヒーの生産には世界のさまざまな国や人々が関わっている。いま地球で起こっている気候変動を始めとした社会的課題は、コーヒーとも密接に関係しているのだ。
UCCのこうしたサスティナビリティ活動は、世界中でコーヒーに関わる多くの人々を、そして自然を豊かにしてくれるに違いない。
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  • 公開日:

    2022年5月10日

  • 更新日:

    2022年5月17日

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