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野菜売り場

6月の野菜を種類別に紹介!旬の食材を選ぶ大きなメリットとは

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 佐々木 倫美(ささきともみ)

鉛筆アイコン 2022年6月 2日

6月といえば梅雨の時期で、ジメジメとした空気のせいで気分が落ち込みがちだ。そんなときはぜひ、6月が旬の野菜を食べて元気を取り戻したい。ここでは、6月に旬を迎える野菜を種類別に紹介する。最後には6月の野菜を食べるメリットも紹介するので必見だ。

  

1. 6月が旬の葉茎菜類の野菜

アスパラガス
6月は春から夏に移り変わる時期で、さまざまな食材が旬を迎える。当然ながら6月に旬を迎える野菜も多い。ここでは、6月に旬を迎える葉茎菜類を紹介する。

葉や茎を食べる野菜

葉茎菜類はその字の通り、葉や茎を食べる野菜を指す。葉茎菜類は鮮やかな緑色をしていることが多く、料理に入れると華やかになる。

・アスパラガス

アスパラガスは茎の部分が食べられている。グリーンアスパラガスのほうが一般的だが、真っ白なホワイトアスパラガスも最近注目を浴びている。ちなみに、グリーンアスパラガスもホワイトアスパラガスは生育中に日光を当てたかどうかで変わる。日光に当てればグリーンアスパラガスに、当てなければホワイトアスパラガスになる。グリーンアスパラガスは少し青臭さがあるものの、瑞々しいためサラダに入れるのがおすすめだ。また、アスパラガスのベーコン巻きはお弁当にも使えるため重宝する。

・大葉(シソ)

大葉はその名の通り、葉が食べられる。大葉は爽やかな香りが特徴で、薬味として使われることが多い。温室栽培が可能なため、1年を通して流通しているが、実は6月に旬を迎える野菜だ。6月といえばちょうど梅雨でジメジメした日が続くため、清涼感が感じられる大葉はぴったりな食材だ。千切りにして和え物に加えたり、豚肉と一緒に巻いて肉巻きにしたりと活用範囲が広いのも嬉しい。

・モロヘイヤ

モロヘイヤは葉や茎を食べる野菜だ。モロヘイヤの語源はアラビア語で「王家の野菜」という意味がある。モロヘイヤは加熱すると粘りが出てくるため、ネバネバ食感を楽しめる。茹でたモロヘイヤはそのままお浸しにしても美味しい。また、細かく刻んで納豆に絡めたり、スープに入れたりするのもおすすめだ。

2. 6月が旬の根菜類の野菜

新ごぼう
次に紹介するのは6月に旬を迎える根菜類だ。根菜類といえば秋や冬のイメージが強いが、6月にも美味しい根菜類が獲れる。

根を食べる野菜

根菜類はその名の通り、植物の根の部分を食べる野菜だ。6月にはにんにくや生姜といった野菜が旬を迎えるが、これらも根菜類に含まれる。それぞれの特徴を見ていこう。

・新ごぼう

ごぼうといえば冬のイメージが強いが、新ごぼうは6月に旬を迎える。新ごぼうは柔らかく香りもよいため、冬のごぼうとは違った味わいを楽しめる。また、アクも少ないので水にさらす時間が短時間で済む。定番のきんぴらごぼうはもちろん、新ごぼうの柔らかさを活かしてサラダにするのもおすすめだ。

・にんにく

スタミナ料理に欠かすことのできないにんにく。茎や葉も食べられるが、球根部分を食べるのが一般的だ。そのため、にんにく自体は根菜類に分類される。にんにくは香りづけに使われることも多いが、旬の時期に収穫されたにんにくはそのまま食べたいところだ。ぜひ、にんにくをオーブンで焼いたり、素揚げにしたりして味わってほしい。にんにくのホクホクとした食感が楽しめる。

・新生姜

農林水産省の分類では生姜は香辛野菜に分類されている(※1)が、生姜は根の部分を食べるため根菜類にも分類できる。一般的に流通している生姜は根生姜と呼ばれているが、夏に流通する生姜は新生姜と呼ばれる。根生姜と比べて瑞々しさがあり、辛みもマイルドだ。ちなみに新生姜には赤い茎がついているのだが、この部分を丸ごと漬け込んで作ったのが甘酢生姜(寿司屋でガリと呼ばれるもの)だ。新生姜も根生姜と同じく料理の風味付けに使える。

3. 6月が旬の果菜類の野菜

ししとう
夏に旬を迎える果菜類の野菜は多い。そのため、夏の一歩手前である6月頃から果菜類の野菜を見かける機会が多くなる。ここでは、6月に旬を迎える果菜類をチェックしていこう。

果実を食べる野菜

果菜類は果実、いわゆる実を食べる野菜だ。夏野菜としてのイメージが強い野菜も6月頃から旬を迎え始める。

・グリンピース

冷凍や缶詰で流通していることもあり、なかなか旬を感じにくいグリンピースだが、実は6月に旬を迎える。グリンピースは鮮やかな緑色が特徴で彩りとしてもよく使われる。一方で、独特の青臭さがあり苦手という人もいるだろう。グリンピースが好きという人にはぜひ、グリンピースごはんをおすすめしたい。グリンピースの優しい味わいとごはんの甘みの相性はバツグンだ。

・ししとう

ししとうは唐辛子の一種だが、辛みを持たないのが特徴だ。ピーマンやパプリカも唐辛子の一種なので、同じ仲間だといえる。ししとうはハウス栽培もされているため1年を通して流通しているが、やはり日光をたくさん浴びて育った旬のししとうの美味しさは格別だ。ししとうは天ぷらのイメージがあるが、炒めても美味しい。じゃこやかつお節など旨みの出る食材と一緒に炒めるのがおすすめだ。

・きゅうり

夏野菜の代表格であるきゅうりは6月から旬を迎える。瑞々しくさっぱりとした味わいのきゅうりはジメジメとした時期にはぴったりだ。きゅうりはサラダや和え物、漬物に使われることが多い。そのため、使い道に困ることはない。目先を変えたいときは炒め物にするのもおすすめだ。塩をふって水気を切ったきゅうりをベーコンとにんにくと一緒に炒めれば、ベーコンの旨みがアクセントで楽しめる料理の完成だ。

4. 6月の野菜を食べるメリット

うすい豌豆の豆ご飯
栽培技術や流通技術の進歩によって旬の時期でなくても、さまざまな野菜が食べられるようになっている。しかし、それでも旬の野菜というのは特別感がある。ここでは、改めて6月に旬を迎える野菜を旬の時期に食べるメリットについて紹介する。

旬の野菜の特徴

旬の野菜を食べることによるメリットは大きく3つある。

1.安価で手に入れられる

旬を迎えた野菜は一気に収穫され、市場に出回るようになるため安くなる。流通量自体が増えているため、手に入れられる機会が増え買いやすくなる。

2.新鮮な野菜を手に入れられる

冷凍技術の進歩によって旬を問わずに野菜を購入できるようになったが、やはり生野菜ならではの味わいや食感も大きな魅力だ。旬の野菜は収穫されたらすぐに市場に出回るため新鮮な野菜が手に入りやすい。とくに6月に旬を迎える野菜は瑞々しいものが多いため、旬の時期にぜひ買っておきたい。

3.栄養価が高い

同じ野菜でも収穫時期によって栄養価が変わる(※2)。とくにカロテンやビタミンCは季節変動が大きい栄養素で、旬の時期とそうでない時期に収穫した野菜を比較すると大きな差が出る(※2)。6月に旬を迎える野菜も例外ではない。せっかく野菜を食べるなら栄養価が高いものを選びたい。そんな願いを叶えてくれるのが旬の野菜だ。

結論

6月にはアスパラや大葉、ししとうといった野菜が旬を迎える。春野菜と夏野菜の両方が楽しめる時期なのでお得だ。旬の野菜はその時期になると大量に出回るため安価で手に入れることができる。また、栄養価も高いという嬉しいメリットもある。ぜひ、6月になったら野菜コーナーをチェックしてみよう。
(参考文献)
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  • 更新日:

    2022年6月 2日

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