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ポポーの実

ポポーの食べ方を紹介!幻のフルーツの食べ頃や旬の時期とは

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)

鉛筆アイコン 2022年6月 3日

ポポーという幻のフルーツを知っているだろうか?ポポーとは、北アメリカ東部を原産地とするフルーツで、明治時代に日本に普及したが、熟すと傷むのが早いことから、流通が難しく最近では栽培数も減っている。そんな幻のフルーツポポーの食べ方や旬の時期について紹介しよう。

  

1. ポポーの食べ方は簡単

カスタードアップルとも呼ばれるポーポーフルーツ
ポポーは、薄緑色をしたフルーツで、熟すと表面に黒い斑点ができてくる。果肉は鮮やかな黄色やオレンジ色で、トロピカルフルーツのようだ。そんなポポーは熟すとよい香りが生まれ、酸味は弱いので強い甘さが存分に楽しめる。

生食する

熟したポポーは生食で食べるのがおすすめだ。果肉はやわらかく、ねっとりしたクリームのような食感が楽しめる。食べ方は簡単で、ポポーを切って果肉の部分をスプーンですくって食べるとよいだろう。切る時は、全体の4分の1ぐらいの場所に包丁を入れ、種をよけるようにして切るのがおすすめだ。

加工して食べる

ポポーは生食だけではなく、加工して食べるのもおすすめだ。香りがよいポポーはシャーベットやアイスクリームにすると、綺麗な色合いに仕上がる。さらにポポーの果肉に生クリームやゼラチン、砂糖などを混ぜて、ムースにしても美味しい。

2. ポポーの旬の時期

ポポーの実
幻のフルーツであるポポーの旬はいつなのだろうか?ポポーの産地と合わせて紹介する。

収穫時期

ポポーは4~5月にかけて花が咲き、9~10月にかけて収穫時期を迎える。ポポーは熟すのが早いので、流通が難しく地産地消されることが多い。また、個人の庭木として栽培されることも多く、家庭菜園の一種として楽しまれている場合もある。
そんなポポーの産地として有名なのが愛媛県や茨城県だ。愛媛県の大洲市は「日本一のポポーの里・櫛生」を目指しており、およそ300本のポポーを栽培している。さらに茨城県の日立市では特産品としてポポーのワインやソフトクリームを販売しているのだ。

3. ポポーの食べ頃は?

ポポー
ポポーは完熟すると皮が黒くなり傷みやすい。そんなポポーの食べ頃の見分け方をチェックしてみよう。

食べ頃の見分け方

ポポーは、食べ頃になると独特の甘い香りを放つ。ふっくらと大きく、触ったときに弾力があるものは、食べ頃のポポーであるといえる。さらに傷みやすいポポーだが、表面に傷や痛みがないものを選ぶことも大切だ。ポポーは見た目だけでは、なかなか食べ頃を判断することが難しいので、軽く押さえて弾力を確認したり、香りの強さを確認するのがいいだろう。

4. ポポーの保存方法

ポポー
ポポーが幻のフルーツと呼ばれる理由に、日持ちしにくいことが挙げられている。そんなポポーの正しい保存方法を紹介しよう。

保存の仕方

ポポーは熟すると痛みやすいので、できるだけ早く食べきるのがおすすめだ。そんなポポーを長期保存したい場合は、皮と種を取り除いてからラップに包み、保存袋に入れて冷凍するのがいいだろう。冷凍することで、1か月ほど保存が可能だ。

結論

幻のフルーツと呼ばれるポポーは、なかなか手に入れることができない貴重なフルーツだ。そんなポポーは熟すると傷みやすいので、なかなかスーパーなどに流通しない。しかしポポーは独特な甘い香りとねっとりとした食感が魅力で、生で食べるだけではなく加工品としても使われている。旬のポポーが手に入ったら、ぜひその味わいを楽しんでみてもらいたい。
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  • 更新日:

    2022年6月 3日

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