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さまざまな種類のジャガイモ

じゃがいもの品種と特徴!料理用や製品加工用の種類を紹介

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 佐々木 倫美(ささきともみ)

鉛筆アイコン 2022年6月 1日

じゃがいもは常備野菜のひとつであり、口にする頻度が高い食材である。どんな調理法でも美味しいじゃがいもであるが、品種によっては調理の向き不向きがある。男爵やメークインなど、日常的に食べるじゃがいもはどんな特徴を持つ品種なのだろうか。その特徴を生かした食べ方も含めて、じゃがいもの品種について説明する。

  

1. じゃがいもの2大品種

ジャガイモ
日本でじゃがいもの栽培が本格化したのは、明治時代初期以降である。現在は全国各地で栽培されているじゃがいもであるが、男爵とメークインがその大半を占める。スーパーでも必ず見かけるこの2つの品種にはどんな特徴があるのだろうか。

種類と特徴

日本における主要品種である男爵は、アメリカからもたらされたアイリッシュ・コブラーという品種のひとつである。導入したのがある男爵であったことからこの名が定着した。男爵は早生に属しており、肉は白色で粉質の食感が特徴である。そのホクホク感はコロッケやマッシュポテトに合うとされている。日本人好みのじゃがいもとして定着している。
いっぽうメークインは、大正時代初期に英国から導入した中生種である。細長い紡錘形で、凹凸が少ない。肉は黄白色で煮崩れがしにくいという特徴がある。カレーや煮物向きの品種、それがメークインなのである。

2. じゃがいもの青果用品種

畑の新鮮な有機ジャガイモ
男爵とメークインの2大主要品種以外にも、じゃがいもの青果用品種は多い。品種改良によって誕生する新しいじゃがいもの中には、その美味しさから人気を得て生産量を増やすものもある。形状や食感を異にするこれらの品種は、どんな料理に向いているのだろうか。それぞれの特徴とともに紹介する。

種類と特徴

青果用として需要の多いじゃがいもの品種とその特徴を見てみよう。

・農林1号

男爵について作付面積が多い品種が、農林1号である。農林1号は中生種で、目が浅いために皮がむきやすいのがメリットである。粉質感が強いため、煮物やポテトサラダ、揚げ物向きである。

・きたあかり

1988年に品種登録されて以降、食味のよさから人気のある品種がきたあかりである。男爵とニツカの交配から生まれたきたあかりは、肉が濃い黄色をしているため黄金男爵と呼ばれることもある。粉質の食感はポテトサラダやコロッケ向きである。

・とうや

ほかのじゃがいもよりも収穫が早いとうやは、主に北海道で栽培されている品種である。肉が詰まっているため粘り気があり、煮物向きといわれている。

・インカのめざめ

北海道農業試験場によって開発されたインカのめざめ。アンデス地方のじゃがいもの特徴を有するインカのめざめは、小粒で濃い黄色である。栗やサツマイモを思わせる食感があり、洋風の料理に向く味わいである。

3. じゃがいもの加工食品用品種

フライドポテトを作る
ポテトチップをはじめとして、じゃがいもは加工品として口にすることも多い。じゃがいもの品種には、加工を目的に品種改良されたものも多い。フライドポテトなどの料理をする際にはぜひ活用したい加工用のじゃがいも、人気の品種を紹介する。

・トヨシロ

加工用じゃがいもの代表的品種がトヨシロである。ポテトチップやフライとポテトにはトヨシロが用いられることが多い。肉は白く、加熱しても焦げにくいという特徴が加工向きとされている理由である。

・ホッカイコガネ

トヨシロと北海51号をかけて誕生したのがホッカイコガネである。皮がむきやすく粘り気があり、フライドポテトや煮物に向く品種である。

・さやか

サラダ用のじゃがいもとして知られているのがさやかである。男爵よりもさらに白く、煮崩れしにくい肉質は煮物にも向いている。

・マチルダ

スウェーデンから導入され北海道で栽培されるマチルダ。マチルダはベイクドポテトなどに加工される品種である。

4. じゃがいものでん粉原料用品種

澱粉
でん粉質が豊富なじゃがいも。そのでん粉は、人気の菓子や料理などに活用されている。食生活の縁の下の力持ちのようなでん粉のために品種改良されたじゃがいもは、あまりよく知られていないかもしれない。いくつかの品種を見てみよう。

・コナフブキ

1990年代半ばからでん粉原料の主力となったのが、コナフブキである。でん粉含有量が非常に多く、その量は吹雪のようであることからつけられた名前である。

・コナヒメ

近年収穫が不安定になりつつあるコナフブキに代わる品種として頭角を現しているのが、コナヒメである。害虫に強い品種として、コナユタカという品種とともに栽培面積を広げつつある。

結論

一口にじゃがいもといってもその種類は非常に多い。よく知られた品種は、男爵やメークイン、最近ではきたあかりなどがある。じゃがいもは品種によって食感や色、特徴を異にしており、目的に特化した品種改良も進められてきた。料理をする場合にはそれらの特質を活かして、じゃがいもをより美味しく食べてほしい。
  • 更新日:

    2022年6月 1日

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