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洋梨

洋ナシを楽しむために!特徴から旬の時期と食べ方までを紹介

投稿者:ライター 徳田藍子(とくだあいこ)

監修者:管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)

鉛筆アイコン 2022年6月 5日

日本人にはあまり馴染みのない洋ナシは、実はいろいろな食べ方ができる果物でもあるのだ。そんな洋ナシを楽しむため、洋ナシの特徴や旬の時期について紹介する。洋ナシの特徴を知れば、より洋ナシを美味しく味わう機会が増えることだろう。

  

1. 洋ナシの基本情報と特徴

ラフランス
洋ナシは、和梨と何が違うのだろうか?洋ナシの特徴を知れば、その違いや魅力に気がつくだろう。洋ナシと和梨の違いを比較してみよう。

洋ナシとは

洋ナシとは西洋梨のことで、ヨーロッパ原産のバラ科ナシ属の木になる果実のことだ。洋ナシは和梨や中国梨と並ぶ梨の分類の1つになる。

主な特徴

洋ナシと和梨の大きな違いは形だ。洋ナシは上が細く下が大きいお尻のような形をしているのに対して、和梨は丸い形をしている。また、食感にも違いがあり、洋ナシはねっとりとして甘く、香りが強いのが特徴だが、和梨はみずみずしくシャリシャリとした食感をしているのだ。

2. 洋ナシの品種

西洋ナシ -ラフランス-
洋ナシの品種には、ラ・フランスやル・レクチェなどがある。日本で収穫量が多い品種やその特徴を紹介しよう。

品種と収穫量

日本で最も多く収穫されている洋ナシの品種はラ・フランスだ。ラ・フランスの産地としては山形県が有名で、果汁が多く、とろけるような柔らかさが味わえる。さらに糖度も高く濃厚な味わいが特徴の品種だ。
さらにル・レクチェという洋ナシも収穫量が多く、新潟県から多く出荷されている。ル・レクチェは西洋ナシの貴婦人とも呼ばれており、甘く芳醇な香りが特徴だ。
3番目に収穫量が多い品種がバートレットになる。バートレットは、全体が黄色く、柔らかく滑らかな食感が特徴で、洋ナシのなかでは比較的甘みが強くない品種になる。

3. 洋ナシの旬の時期と選び方

洋梨 ラ・フランス
洋ナシを食べるときは、柔らかい旬の時期に食べるのがおすすめだ。洋ナシの食べ頃の時期の見極め方や選び方のポイントを紹介するので、洋ナシが1番美味しい時期に味わってみてもらいたい。

食べ頃の時期

洋ナシは、追熟が必要な果実で、収穫してから2週間から1か月ほどすると食べ頃を迎える。品種によって旬の時期は異なり、たとえばラ・フランスの場合は9月下旬から10月中旬に収穫期を迎え、その後11月~12月にかけて食べ頃を迎える。洋ナシは、収穫時期にすぐに食べられる果実ではなく、追熟させることで美味しく味わうことができるのだ。

選び方のポイント

美味しい洋ナシの選び方は、できるだけ表面に傷や凹凸がなく、一部分だけが柔らかくなっていないものがいい。それは、洋ナシは追熟させてから味わう果物で、収穫時には固く、熟することにより柔らかくなっていくからだ。洋ナシのなかでも収穫量の多いラ・フランスの場合は、低温で1?2週間ほど貯蔵してからその後追熟させる。品種によって追熟の期間や方法が異なる。

4. 洋ナシのいろいろな食べ方

ラ・フランスのデザート
洋ナシは、生食としてそのまま食べるだけではなく、料理やデザートなど幅広く使うことができる。そんな洋ナシのいろいろな食べ方を紹介しよう。

生食から料理まで

洋ナシの定番の食べ方は生食だ。皮を剥いて、切って食べる。しかし洋ナシは時間が経つと色が変色してしまうので、早めに食べきるかレモン汁や塩水をつけて変色を防ぐのがおすすめだ。
また、ワインと煮込んでコンポートにしたり、タルトの材料に使うのも人気だ。さらに生ハムやクリームチーズとの相性もいいので、サラダに使ったり、鴨肉のローストと合わせたりと料理に使われることもある。洋ナシは料理からデザートまで幅広く活用することができるのだ。

結論

洋ナシは、和梨とは食感や味わいが異なる。洋ナシは追熟させてから味わう果実でもあり、収穫した後は数週間ほど寝かせてから食べることになる。また、洋ナシは生食だけではなく、加熱したり料理に使ったりといろいろな活用法がある。洋ナシは品種によって旬の時期が異なるので、旬に合わせたいろいろな洋ナシを味わってみてもらいたい。
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  • 更新日:

    2022年6月 5日

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