目次
- ※1参照:ゼスプリ「食べごろキウイを見分けるコツは?」 https://www.zespri.com/ja-JP/blogdetail/choosing
- ※2参照:農研機構「キウイフルーツ「ヘイワード」が追熟しにくいわけ」 https://www.naro.go.jp/project/results/laboratory/fruit/1994/fruit94-06.html
1. キウイの食べごろを見分ける方法

キウイを熟していないまま食べてしまうと、酸っぱいと感じることがある。ここでは、熟したキウイや食べごろの見分け方について紹介しよう。
弾力がほどよくある
キウイを手で優しく包んだ際、ほどよく弾力があるのが食べごろのサインだ。弾力がなく硬さのあるものはまだ未熟で、甘さが少なく酸っぱいものが多い。
ヘタの周りを押してみる
ヘタの周りを押したとき、弾力があってほどよい柔らかさのものは食べごろ。柔らかすぎるものは傷んでいる可能性があり、硬い場合は未熟と見分けられる。
甘い香りがする
食べごろをチェックするなら、香りを確かめるのもおすすめだ。皮の上からでもほんのりと甘い香りがするものが食べごろ。
2. キウイを食べごろにする熟成方法

キウイが未熟な場合、さらに熟成させて甘くしてから食べるのがおすすめだ。ここでは、未熟のキウイを甘くする方法を見ていこう。熟れていないキウイの熟し方を知りたい方は、ぜひ参考にしてほしい。
常温で保管する
キウイは冷蔵庫に入れると追熟しなくなってしまうため、未熟なものは常温で保存しよう。毎日熟成具合を確かめ、ほどよく熟したら冷蔵庫にしまうのがおすすめだ。
りんごやバナナと保管する
早く追熟させたいときは、りんごやバナナと一緒に袋に入れて何日か常温で保存するとよい。りんごやバナナからはエチレンガスと呼ばれるものが放出されており、キウイの追熟を促進させてくれるのだ。(※1)ただし、キウイの中でも「ヘイワード」と呼ばれる品種はエチレンガスの影響を受けにくく、追熟しにくいといわれている(※2)
3. キウイの旬の時期と選び方

キウイの食べごろの見分け方や追熟の方法が分かったところで、次は旬の時期や選び方について解説しよう。美味しいキウイを選ぶ際の参考にしてみてほしい。
旬の時期
キウイの収穫時期は国産の場合では12~5月頃となる。収穫してすぐに出荷されるわけではなく、しばらく熟成させてから出回るのが特徴だ。5~12月頃には外国産のキウイが登場するため、1年を通して楽しめる果物としても知られている。
選び方のポイント
キウイを選ぶ際は楕円のキレイな俵型をしており、皮の表面に傷のないものを選ぼう。また、産毛が隙間なくたくさん生えているものを選ぶのもおすすめだ。
結論
キウイを買って食べようとしたとき、硬いと感じる場合には追熟をさせると甘くなると分かった。早く食べたいときには、りんごやバナナを使って追熟をさせてみよう。家に酸っぱいキウイや硬いキウイがある方は、ぜひ本記事を参考にしながら熟成させてみてはいかがだろうか。
(参考文献)