- カロリー:127kcal
- 糖質:30.3g
- タンパク質:0.9g
- 脂質:0.5g
- 食物繊維:2.8g
- ビタミンC:25mg
- カリウム:380mg
- β-カロテン:40μg
- ※1参照:文部科学省食品データベース「いも及びでん粉類/<いも類>/(さつまいも類)/さつまいも/塊根/皮つき/生」 https://fooddb.mext.go.jp/details/details.pl?ITEM_NO=2_02045_7
- ※2〜※7参照:健康長寿ネット https://www.tyojyu.or.jp/
1. さつまいもの栄養素
さつまいもには食物繊維が豊富に含まれているため、さつまいもを食べて便通がよくなったと感じた経験がある人は多いはずだ。ここでは、さつまいもの食物繊維やほかの栄養素の含有量を見ていこう。
100gあたりの栄養素
さつまいも100gあたりに含まれる主な栄養素は以下の通りだ。(※1)
2. さつまいもの栄養と効果効能
さつまいもに含まれる主な栄養素が分かったところで、今度は効果効能について解説していこう。
食物繊維
食物繊維は、第六の栄養素ともいわれ重要な役割をしている。体内に吸収はされないが、排便をスムーズにし腸の中の有害物質を排出する働きがあるとされている。また、食物繊維は低カロリーのため肥満予防になり、糖尿病や高血圧などの予防効果に期待ができる。(※2)
ビタミンC
ビタミンCは、水溶性ビタミンの一種で、コラーゲンを生成するのに必須の栄養素だ。日焼け予防や風邪などの病気に対する抵抗力を高める働きに効果が期待できる。(※3)
カリウム
カリウムはナトリウムとともに身体の浸透圧の調整をしている。また、ナトリウムを排出する働きがあるため、むくみの予防や血圧を下げる効果などが期待できる。(※4)
ヤラピン
ヤラピンは整腸作用のある栄養素だ。便秘予防の効果に期待ができる。(※5)
アントシアニン
アントシアニンはポリフェノールの一種だ。視力の回復など目の機能改善効果に期待ができる。(※6)
カロテン
カロテンは身体に吸収される際に、ビタミンAとして吸収される。皮膚の粘膜や目の健康維持などに役立つといわれている。(※7)
3. さつまいもの美味しい食べ方
さつまいもに含まれる栄養素の効果効能が分かったところで、今度はさつまいもの美味しい食べ方を紹介しよう。
調理のポイント
さつまいもは加熱調理することでデンプンが糖に変わるため甘みが増す。そのため、高い温度で一気に加熱するとあまり甘みが出ないので、65~75℃の低温でじっくりと加熱するのがよいといわれている。500Wのレンジで2分加熱してから200W(解凍モード)でじっくりと熱を通すと、甘い焼き芋ができるのでぜひ試してみてほしい。
結論
さつまいもには食物繊維やヤラピンと呼ばれる整腸作用のある栄養素が豊富に含まれており、便秘の予防などの効果に期待ができる。また、さつまいもは低温でじっくり加熱すると甘みが増し美味しくなる。この記事を読んで、さつまいもを食べる際の参考にしてみてはいかがだろうか。
(参考文献)