目次
- カロテン:ビタミンAとして体内に吸収される。目の皮膚や粘膜の健康維持や抵抗力を強める働きがある。(※1)(※2)
- カリウム:カリウムはナトリウムと共に身体の浸透圧の調整をしている。また、ナトリウムのを排出する働きがあり血圧を下げる効果に期待できる。(※1)(※3)
- カルシウム:歯や骨を形成する主成分。神経興奮の抑制や、筋肉の収縮などにも関与する。(※1)(※4)
- 食物繊維:第六の栄養素と呼ばれており、水溶性と非水溶性がある。吸収はされないが便と付着して排便をスムーズにする働きなどがある。(※1)(※5)
- ※1参照:食品データベース「野菜類/しゅんぎく/葉/生」 https://fooddb.mext.go.jp/details/details.pl?ITEM_NO=6_06099_7
- ※2〜※5参照:健康長寿ネット https://www.tyojyu.or.jp/
1. 菊菜とはどんな野菜?

ここでは、菊菜とはどのような野菜なのかを解説しよう。
主な産地と品種
菊菜とはキクの一種で一般的な菊は秋に花を咲かせるのに対して、春に花を咲かせるため春菊と呼ばれている。関東では春菊、関西では菊菜と呼び、主な産地は千葉や大阪である。いくつかの品種があり、関東で栽培されているのは株が上に伸びるタイプで、関西で栽培されているのは株が横に伸びるタイプだ。
2. 菊菜の豊富な栄養

菊菜がどのような野菜なのか分かったところで、今度は菊菜の栄養について見ていこう。
主な栄養素と効能
菊菜に含まれる主な栄養、効能は以下の通りだ。
3. 菊菜の選び方と保存方法

菊菜に含まれる栄養素や効能が分かったところで、今度は菊菜の選び方と保存方法を紹介しよう。
選び方のポイント
菊菜の選び方は、みずみずしく茎が太くないものがよい。また、葉が黄色や黒に変色しておらず、葉が根元から密集しているものは柔らかく美味しいのでおすすめだ。
保存の仕方
菊菜の保存方法は、キッチンペーパーや新聞紙を水で湿らせてから菊菜を包み、そのあとビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室に立てて保存しよう。生だけではなく茹でてからも保存は可能なので、しっかりと水気を取ってから保存するとよいだろう。しかし、あまり保存に向いている野菜ではないので、早めに食べきるのがおすすめだ。
4. 菊菜の美味しい食べ方

菊菜の保存方法や選び方が分かったところで、今度は菊菜のおすすめの食べ方を紹介しよう。
おすすめの食べ方
菊菜は、ベーコンと菊菜をにんにくで炒めた菊菜のガーリック炒めがおすすめだ。フライパンにサラダ油を引いてサッと炒めるだけなので簡単で美味しいのでぜひ試してみてほしい。また、鍋の具材などにするのも美味しいのでおすすめ。
結論
菊菜は、春菊の関西での呼び名で、主な産地は千葉と大阪だ。一般的な菊が秋に咲くのに対して春に花をつけるので春菊と呼ばれている。カルシウムや食物繊維などの栄養が含まれている。みずみずしく葉が密集しているものが柔らかくて美味しいので、選ぶときの参考にしてほしい。
(参考文献)