1. バームクーヘンは冷凍できるか知ってる?
まずは、独特の食感をもつバームクーヘンが冷凍できるのかについて見てみよう。結論からいえば、バームクーヘンは冷凍することが可能である。冷凍したバームクーヘンは、それ以前と同じ味を維持できるのだろうか。
バームクーヘンは冷凍できる!
バームクーヘンは冷凍することができる。時間が経つとパサつきが気になるバームクーヘンは、すぐに消費しきれない場合、冷凍するのがベターである。冷凍することで品質は保持できても味は変わるのではないかという心配もあるようだが、しっとりとした食感になりさらに美味という意見もある。
冷凍して食べるのも美味しい
バームクーヘンは長期の保存のために冷凍するだけではない。冷凍したバームクーヘンを、そのまま食べても美味しいのである。冷凍することでそれぞれの層がこっくりとした味わいに落ち着き、より滑らかな食感となる。盛夏のおやつにも向いている。
バームクーヘンの冷凍保存期間
冷凍したバームクーヘンはどのくらい保存できるのだろうか。冷凍したバームクーヘンも、早めに消費するに越したことはない。最大でも2週間~1か月を目安にして、冷凍バームクーヘンは食べきるようにしよう。
2. バームクーヘンの冷凍保存方法
ホールで購入することが多いバームクーヘン。冷凍する場合は、どのような方法をとればいいのだろうか。美味しさを損なわずに保存するための、バームクーヘンの冷凍方法を紹介する。
切って冷凍する方法
バームクーヘンは、たねやのクラブ・ハリエのタイプに代表されるように、ホールで販売されることが多いのが実情である。ホールのバームクーヘンは、切って冷凍する方法が便利である。食べやすい大きさにカットしたバームクーヘンは1つずつラップに包み、専用の保存袋に入れる。それぞれのバームクーヘンが重ならないようにするのがコツである。
個包装を冷凍する方法
無印や治一郎などのブランド製ならば、個包装のバームクーヘンもよく知られている。個包装のバームクーヘンを冷凍する場合には、そのまま冷凍庫に入れるだけで問題ない。
3. 冷凍バームクーヘンの解凍方法
冷凍したバームクーヘンはそのまま食べても美味しいことは書いたとおりである。それでは、解凍して食べる場合にはどうしたらよいのか。冷凍バームクーヘンの解凍方法を見てみよう。
自然解凍する方法
冷凍したバームクーヘンは、自然解凍して美味しく食べることができる。ただし、いきなり室温に戻すのではなく、2時間前後冷蔵庫に入れて、ゆっくりと解凍するのがコツである。冷蔵庫で2時間ほどたったらバームクーヘンの1片ずつを室温に戻すと、しっとりと美味しい食感を堪能できる。
電子レンジで解凍する方法
自然解凍する時間がない場合には、電子レンジを使用する方法もある。ラップをしたままのカット済みバームクーヘンを、40秒ほど電子レンジで加熱してみよう。ふわっとした温かいバームクーヘンも魅力的である。ラップを外し、チョコレートを乗せて加熱すると、とろりと溶けたチョコがカフェ風に仕上がる。またオーブントースターで加熱して、焦げ目をつけても香ばしさが好ましいバームクーヘンとなる。
4. 市販で人気な冷凍バームクーヘン3選
冷凍しても味が落ちるどころかより食味がよくなるバームクーヘン。冷凍便で届く商品も少なくない。そのなかでも話題の冷凍バームクーヘンを紹介する。
マダムシンコ「マダムブリュレ」
食いだおれの町、大阪を中心に全国レベルで話題になっているのが、マダムシンコのマダムブリュレである。バームクーヘン本体のしっとり感とトッピングされたカラメルのパリッとした食感が、相互作用でより美味しくなる一品。大阪らしい豪奢さも感じる同商品は、冷凍便で届けられる。
アペックスハート「-23℃ フローズンバウムクーヘン」
-23℃に冷凍することでより美味しくなるフローズンバームクーヘン。材料からとことんこだわり、無添加で仕上げたシンプリシティが魅力の商品である。焼き上げた後に、1週間冷凍して熟成するという特異な製法で話題になっている。こちらはクール便(冷蔵)でのお届けだ。
コータコート「ドゥーブルとろけるムース コーヒー」
多彩なテイストのバームクーヘンで知られるコータコート。いくつかの商品は冷凍便で配達される。そのうちのひとつがドゥーブルとろけるムースコーヒーである。豊かな風味のコーヒームースを冠したバームクーヘン、大人のお茶の時間に楽しみたい。
結論
バームクーヘンは長期の保存のために冷凍が可能なだけではなく、美味しく食べるための冷凍まで存在する。冷凍することでよりバームクーヘンの生地がしっとりとするため、解凍後も美味しく食べることができる。冷凍バームクーヘンの食感も好ましく、爽やかな風味を楽しめるのである。食べきれないホール状のバームクーヘンも正しく冷凍して、最後まで美味しく食べてほしい。