- ※1参照:文部科学省「菓子類/<和干菓子類>/米菓/しょうゆせんべい」 https://fooddb.mext.go.jp/details/details.pl?ITEM_NO=15_15060_7
- ※2〜※4参照:e-ヘルスネット https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/
1. せんべいをダイエット中に食べるには
まずは、せんべいのカロリーや間食する際のポイントを見ていこう。ダイエット中におやつを食べたい人は、ぜひ参考にしてほしい。
せんべいのカロリー
せんべいのカロリーは100gあたり368kcalだ。脂質が100gあたり1gと低いが、糖質は83.3gと多いのでダイエット中なら食べ過ぎないほうがいいだろう。(※1)
間食するポイント
ダイエット中は間食をしてはいけないイメージがあるが、実は食べ過ぎなければ問題はない。間食にはせんべいだけでなく不足しがちなビタミンや食物繊維を補える果物、カルシウムのあるヨーグルトなどを取り入れるとよい。ただし、食べ過ぎればカロリーオーバーとなり、必然的に太ってしまうので注意が必要だ。間食をする場合には1日の摂取カロリーを超えないようにしよう。また、食べ過ぎてしまう場合には小皿に1回分だけ出して食べるなど、小分けにするのがおすすめだ。ジュースや糖分の多い飲み物を一緒に摂ると、カロリーが一気に増えてしまうので気を付けよう。せんべいを間食として食べるなら、よく噛んで少量で満足できるように工夫しよう。(※2)
2. せんべいでダイエットを失敗する理由
せんべいをダイエット中のおやつにする場合、食べ過ぎるとどうしても失敗してしまう。ここでは、せんべいで太ってしまう理由を見ていこう。
太ってしまう理由
せんべいは脂質が低く、それほどカロリーは高くない。しかし、たくさん食べればカロリーオーバーになってしまう。おやつとして食べるなら、量を決めたりカロリーをチェックして調整しよう。また、せんべいといってもさまざまな種類がある。揚げせんべいやごませんべい、チーズせんべいなど、脂質が高くなりがちなものはカロリーも高いので注意しよう。ざらめ付きなど甘みがプラスされているものも、シンプルなせんべいよりカロリーが高くなる。同じせんべいでも種類によってカロリーが大きく違う場合もあるので、食べる前にパッケージなどを見てチェックしておくのがおすすめだ。
3. せんべいをダイエット中に選ぶ方法
せんべいはダイエット中のおやつに食べてもよいが、種類によってはカロリーが高くなってしまう。ここでは、ダイエット向きのおすすめせんべいを紹介しよう。
個包装のせんべい
よくある個包装のせんべいは1枚ずつなど少量パックになっているため、食べ過ぎを防止できるのでダイエット向きだ。パッケージを見れば1袋あたりのカロリーも記載されており、間食のカロリーを制限したい人にもおすすめ。1枚あたりの大きさにもよるが、ダイエット中なら1~2枚程度におさえておこう。
硬いせんべい
分厚い堅焼きせんべいや、骨ごと食べられるいわしせんべいなどは、食べる際に咀嚼が多くなるのでダイエット向きだ。早食いは肥満にも繋がるといわれており、たくさん咀嚼して食べると満腹中枢が刺激されるため少量でも満足できる。厚生労働省でも、1口あたり30回噛むとよいと提唱している。(※3)
薄味のせんべい
せんべいは塩分が高いものが多く、食べ過ぎるとむくみが出る可能性がある。健康志向の人に合わせて、塩分を控えめにした減塩せんべいやお子様せんべいなら、塩分の摂りすぎを防ぐことができるだろう。ただし、食べ過ぎてしまっては意味がないので、量やカロリーにも気を付けながら食べてほしい。また、塩分(ナトリウム)を排出してくれる働きのあるカリウムが多い食品を一緒に摂取すると、むくみを防げるだろう。(※4)
結論
今回はダイエット中にせんべいを食べてもよいのかどうかを紹介した。間食には硬いせんべいや薄味のせんべいを食べるのはもちろん、ほかのものも取り入れながら上手く栄養を補給するのがおすすめだ。また、その際はカロリーに注意して食べ過ぎないようにしよう。ダイエット中の方は、ぜひ本記事を参考にしながら間食について見直してみてほしい。
(参考文献)