目次
- 出汁200cc(1人分):味噌大さじ1(18g)
- 水分の出やすい具材(白菜など)を加える場合:水分量が増えるため、やや多めに調整
- 塩気のある具材を使用する場合(塩蔵わかめや練り物など):やや少なめに調整
- 出汁400cc(2人分):味噌大さじ2(36g)
- 出汁600cc(3人分):味噌大さじ3(54g)
- 出汁800cc(4人分):味噌大さじ4(72g)
- 出汁1リットル(5人分):味噌大さじ5(90g)
- 出汁を強めにきかせる
- 具沢山にする
- 旨みの強い具材を加える(きのこ、油揚げ、麩、魚、肉など)
- 計量スプーン:大さじですりきり1杯が味噌18gに該当する
- キッチンスケール:味噌の重量を正確に計りたい場合に役立つ
- おたま:洗い物が減り、時短にもつながる
- ※1出典:長野県味噌工業協同組合連合会「みその塩分」 https://shinshu-miso.or.jp/research/post-545
- ※2出典:厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」p306 https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/000586553.pdf
1. 味噌汁の味噌の量:基本の量

基本の味噌汁に使う味噌の量は、どのくらいだろうか。一人前から味噌汁の量に合わせた適量の目安、計算方法について見ていこう。
一人前の味噌汁の味噌は大さじ1程度
味噌汁の味噌の量は、出汁の量に合わせて決める。目安は下記の通りだ。
目分量で計る場合は、出汁はおたま2杯分、味噌は梅干し1個分と覚えておくとよいだろう。目安は大さじ1だが、使用する具材によっても味噌の量を調整する必要がある。
味噌の量は一人前あたり大さじ1程度を基準に、味見をしながら調整しよう。
味噌汁の量に合わせた味噌の適量
一人前(出汁200cc、味噌大さじ1)を基準に計算すると、味噌汁の量に合わせた味噌の適量は下記のようになる。
味噌の量の計算方法
味噌汁に使う味噌の量の目安は、水分量の約7~8%である。この目安を元に計算すると、出汁200cc(1人分)に対し味噌の適量は14~16ccとなり、約大さじ1杯に該当する。
2. 味噌汁の味噌の量:味噌の種類

味噌汁に入れる味噌の量は、200ccあたり大さじ1が目安である。ただし、味噌は種類や商品によって塩分濃度が異なる。美味しい味噌汁を作るには、塩分濃度の低い味噌はやや多めに、逆に塩分濃度の高い味噌はやや少なめに調整するとよい。代表的な味噌の種類と、味噌汁一杯あたりのそれぞれの味噌の目安量を紹介する。
米味噌の適量
米味噌は大豆に米麹を加えて発酵させた味噌で、最も多く流通する一般的な種類である。とくによく食べられているのが淡色味噌だが、甘口か辛口かによっても塩分濃度が異なる。いずれも大さじ1が目安となるが、辛口の場合は塩分濃度がやや高いため、味噌の量は少し減らしてもよいだろう。
逆に、白味噌は塩分濃度が低いため、大さじ1よりやや多めのほうが味が決まりやすい。
豆味噌の適量
豆味噌は大豆のみを原料とした味噌で、代表的なのが八丁味噌である。濃厚な味が特徴だが、塩分濃度は辛口の米味噌とあまり変わらない。そのため、味噌汁一人前あたり大さじ1弱が目安となる。
麦味噌の適量
麦味噌は西日本を中心に生産される味噌で、甘みがありやや淡泊な味わいだ。米味噌と同様に、甘口のものは大さじ1強、辛口のものは大さじ1弱を目安とするとよいだろう。
3. 味噌汁の味噌の量:塩分が気になる場合

味噌の塩分濃度は、多いもので12%程度である(※1)。大さじ1杯(18g)の味噌に換算すると、2.16gとなる。厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」(※2)によると、食塩の一日あたりの摂取目標量は成人男性で7.5g未満、成人女性で6.5g未満とされている。さらに、高血圧と慢性腎臓病の重症化予防のための目標量は、6.0g未満である。
健康のためには大さじ1/2の味噌が適量
大さじ1杯の味噌を使った味噌汁を毎日飲むとすると、一日あたりの食塩摂取目標量(※)の約30~35%を満たすこととなる。3食飲めば、味噌汁だけで目標量に到達してしまう計算だ。ほかの食品や料理からも食塩を摂取することを考えると、味噌汁は一日1食、味噌の量も大さじ1/2程度にしておくと安心だ。
少ない味噌でも美味しい味噌汁の作り方
味噌の量を減らす場合、出汁も同様に減らすほか下記のような工夫がおすすめである。
4. 味噌汁の味噌の量の測り方

味噌汁に入れる味噌の量は、下記のようなさまざまな方法で計ることができる。
(一度計量スプーンで計った味噌をおたまに移し、目分量を覚えるとよい)
結論
味噌汁の味噌の量は、200ccあたり大さじ1が目安となる。ただし、味噌の種類や具材の内容によっても適切な量は異なる。慣れないうちは味見をしながら調整することで、ちょうどよい仕上がりを目指そう。おたまを使って目分量で計れるようになると、より気軽に味噌汁を作れるようになるだろう。
(参考文献)