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ぶり大根

ぶり大根の日の献立はどうする?副菜や汁物・肉のおかず15選

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 小林里穂(こばやしりほ)

鉛筆アイコン 2022年7月14日

冬を代表する料理ぶり大根。飽きがこないその美味しさを考えれば、ぶり大根がおかずの定番メニューとなっている家庭も多いはずだ。ぶり大根を主役に献立を立てる場合には、どんなおかずとの相性がよいのだろうか。本記事では、ぶり大根を作る際の献立についてアイデアを紹介する。

  

1. ぶり大根の献立の組み合わせ方

ぶり大根
ぶり大根は、優しい味わいの和食メニューである。みずみずしい大根とコクのあるぶりの味わいが、出汁を中心にした調味料によって引き立っている。通常ならば、ぶり大根の優しい食感に合わせて、あっさりとしたおかずで食事をしたいものである。しかし食べ盛りがいる家庭では、ぶり大根を中心としたあっさりメニューでは物足りないという場合もあるだろう。そんな場合には、肉料理や魚料理を合わせるという手もある。またぶり大根は、見た目も地味な一品である。彩りを考えた献立作りも、ぜひ考慮に入れてみよう。

2. ぶり大根の献立:副菜・サラダ編

サラダ
ぶり大根を食卓に載せる場合のサイドメニューとしては、どんなおかずが合うだろうか。栄養面のバランスや彩りの一助となる副菜やサラダのアイデアを紹介する。

ブロッコリーのサラダ

ぶりは冬に油が乗る食材である。同様に寒い時期に甘みが乗って美味しいブロッコリーは、ぶり大根のサイドメニューとして大いに使えるのである。ブロッコリーの鮮やかなグリーンがテーブルで映えるうえ、ビタミンが多いブロッコリーは栄養面でもメリットがある。(※1)さらに華やかににんじんを加えたり、和え物にしたり、冷蔵庫にある野菜を添えたりするなど、アレンジ方法は多い。

白菜のサラダ

冬野菜として真っ先に名があがる白菜は、ぶり大根を主役にした場合の箸休めにお役立ちである。歯ごたえのよさを残して茹でた白菜を細かく切り、コールスロー風味にしてみよう。あるいは、茹でてポン酢をかけるだけのあっさり感も捨てがたい。

ポテトサラダ

食べ盛りの子どもがいる家庭ならば、ポテトサラダで満腹感を向上させるのもよいだろう。ぶり大根のあっさりとした味わいとマッチするよう、梅やじゃこを具にしたポテトサラダは気が利いている。いっぽうボリューミーに仕上げたい場合には、卵やきゅうり、玉ねぎ、オリーブオイルなど、ふんだんに具材を入れてもよい。

茶碗蒸し

ぶり大根と同じく、冬に登場頻度が高くなる茶わん蒸し。ぶり大根と和のテイストがマッチして、あっさりと品のよい食卓になるだろう。ゆずの皮をトッピングすれば、一層季節感が出る。

きのこの炒めもの

通年で手軽に入手できるきのこ類も、ぶり大根のサイドメニューとして活用したい。しめじやエリンギ、エノキなどのきのこ類をあっさりと塩こしょうで炒めてもよいし、物足りない場合にはベーコンも加えて、カレー風味やガリバタ風味にすると食事にメリハリがつく。

ほうれんそうの和え物

緑黄色野菜の代表格、ほうれんそうも葉物野菜としてぶり大根に合わせてみたい。シンプルなおひたしでもよし、ナムル風にしてエスニックに仕上げても乙である。ほうれんそうはまた、炒めものにして洋風に楽しんでもぶり大根とよいバランスになる。

3. ぶり大根の献立:汁物編

食卓
食卓には汁物がないと画竜点睛を欠く。スープや味噌汁など、食卓に欠かせない汁物、ぶり大根にはどんな献立がマッチするのか。ぜひこちらを参考にしてほしい。

味噌汁

和食の王道である味噌汁は、もちろんぶり大根にもぴったりである。味噌汁のメリットは、具材の選択肢が多い点だろう。豆腐や油揚げなどの定番、キャベツや玉ねぎなどの野菜重視、豚汁風のボリュームアップなどなど、いずれもぶり大根と美味しく食べることができるのである。

中華風スープ

市販のスープの素を使って、中華風のスープを作っても目先が変わって食欲が進む。わかめや大根、鶏肉などの具材であっさりとした中華スープならば、醤油ベースのぶり大根ともほどよいバランスが保てるだろう。

豆乳スープ

汁物に重きを置きたい場合には、豆乳スープにしてみてはどうだろうか。和のぶり大根と相反する要素をあえて取り入れて、ベーコンや白菜で洋風に楽しむのである。ビジュアル的にもコントラストがある食卓となるだろう。

4. ぶり大根の献立:肉のおかず編

和え物
ぶり大根は美味しいおかずであるが、肉料理がなくては物足りないという人は少なくないはずだ。そんなときに参考にしてほしい、肉料理のいくつかを紹介する。

ささみ肉の和え物

ぶり大根にもしっくりとくる肉料理といえば、脂っこさがない鶏ささみが筆頭に挙げられる。みつばで青みを加えれば、彩りもよくなる。ポン酢や酢味噌、ゆず胡椒など、好みの味付けで楽しもう。

鶏肉だんごのスープ

生姜のような薬味をきかせた鶏肉だんごを鶏ガラスープの具材にした一品ならば、ぶり大根と違和感なくなじむ一品となる。ほうれんそうや小松菜など、葉物野菜をトッピングすれば見た目も合格点である。

豆腐ハンバーグ

ハンバーグのようなお子様用メニューを捨てがたい場合は、豆腐ハンバーグにするのも一興だ。ひき肉と豆腐でタネを作り、味付けは照り焼き風にするとぶり大根とも食べやすいハンバーグとなる。

豚しゃぶ

豚肉もしゃぶしゃぶにすれば、肉料理の強い存在感が緩和される。あっさりとしたドレッシングで、たっぷりの野菜とともにさらに盛り付けてみよう。ぶり大根と並んで、白いごはんもお酒も美味しくなるメニューとなるだろう。

豚肉の巻物

肉だけではぶり大根と合わないなと感じたら、季節の野菜と合わせた献立がおススメだ。たとえば冬に美味しくなるかぼちゃを豚肉に巻いたり、インゲンやにんじんを巻物にするのである。野菜も摂取でき、ぶり大根とも合わせやすく、一石二鳥となる。

牛ひき肉の炒めもの

牛肉を使いたい場合は、ひき肉の料理がベターである。ししとうと炒めたり、春雨やピーマンなどの野菜と炒めたりして、あっさりと食べられるおかずにしてほしい。

結論

和食のよさが詰まっているぶり大根。食卓の主役となりうる美味しさを誇るぶり大根を中心に献立を立てる場合には、季節や家族構成などによってさまざまに応用できる。旬の野菜を使ってあっさりと、食べ盛りも考慮してボリューミーに、汁物や肉も使って美味しい食卓を演出してほしい。
(参考文献)
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  • 更新日:

    2022年7月14日

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