目次
- 塩分が多いため塩分の過剰摂取になる可能性がある。
- 不溶性食物繊維が腸に溜まり消化不良が起こる可能性がある。
- ヨウ素の含有量が多いため1日の耐容上限量を超えてしまう可能性がある。(※3)(※5)
- ※1参照:なとり「お徳用 おしゃぶり昆布」 https://www.natori.co.jp/products_search/f_other/item_80
- ※2参照:健康長寿ネット「食物繊維の働きと1日の摂取量」 https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/eiyouso/shokumotsu-seni.html
- ※3※4参照:文部科学省食品データベース「藻類/(こんぶ類)/刻み昆布」 https://fooddb.mext.go.jp/details/details.pl?ITEM_NO=9_09020_7
- ※5参照:国立健康・栄養研究所「ヨウ素解説」 https://hfnet.nibiohn.go.jp/
1. 昆布がダイエット向きな理由

おやつやおつまみなどに、昆布を食べるダイエットが流行っているのを聞いたことがある人は多いだろう。しかし、本当に効果があるのか疑問を感じている人もいるはずだ。ここでは、昆布がダイエットに向いている理由を3つに分けて詳しく解説していこう。
間食に向いている
昆布は低カロリーで水溶性の食物繊維が豊富に含まれている。食物繊維は水分を吸収して胃腸で膨らむため、少量でも満腹感を得られるので食べ過ぎを防ぐことができるのだ。
また、おつまみ昆布は歯ごたえがあり、飲み込むためにはたくさん噛む必要がある。噛むことによって満腹中枢が刺激されて食欲を抑えられるため、間食に向いているといえるだろう。(※1)(※2)(※3)
代謝を上げる成分が含まれている
昆布には身体の基礎代謝を上げるヨウ素やフコキサンチンなどの栄養が豊富に含まれている。脂肪細胞には過剰摂取したエネルギーを脂肪としてため込む白色脂肪組織と、脂肪を分解して熱に変えてエネルギーを消費する褐色脂肪組織の2種類がある。フコキサンチンは、白色脂肪組織を減らす効果に期待ができるため、昆布はダイエットに向いてるといえるだろう。(※3)(※4)
腸内環境を整える
昆布にはアルギン酸・フコイダンといった水溶性食物繊維が豊富に含まれている。水溶性食物繊維は栄養の吸収を緩やかにして、食後の血糖値の急上昇を抑える働きがある。また、腸内の細菌に分解されてビフィズス菌など善玉の腸内細菌の餌となり、腸内環境を整える効果が期待できるのだ。
2. おつまみ昆布ダイエットのやり方

昆布がダイエットに向いている理由がわかったところで、今度はおつまみ昆布ダイエットのやり方と注意点を見ていこう。
方法と注意点
おつまみ昆布ダイエットのやり方は、間食の際に食べるものをおつまみ昆布に替えることだ。しかし、食べ過ぎには注意が必要だ。以下に注意点を記載する。
食べ過ぎないように、お皿などに小分けにして食べるのがするのがおすすめだ。
3. 昆布茶ダイエットのやり方

おつまみ昆布ダイエットのやり方と注意点が分かったところで、今度は昆布茶ダイエットのやり方と注意点を見ていこう。
方法と注意点
昆布茶ダイエットは、食事制限をせずに毎日1杯の昆布茶を飲み、体質の改善をしてを目指すダイエット方法だ。すぐに効果が出るものではないが、継続しやすいのが魅力だ。昆布茶ダイエットのやり方は、一般的には朝起床してから朝食を食べるまでの間に1杯の昆布茶を飲む。食事と食事の間に飲むのもおすすめだ。しかし、おつまみ昆布ダイエットと同様に塩分が高いので飲み過ぎには注意が必要だ。
結論
昆布は低カロリーで、整腸作用のある食物繊維や、代謝を上げるヨウ素・アルギン酸・フコキサンチンなどの栄養が豊富に含まれている。しかし、栄養が豊富に含まれている分、過剰摂取に注意が必要だ。また、おつまみ昆布だけでなく、朝食を食べる前に1杯の昆布茶を飲む昆布茶ダイエットもおすすめだ。この記事を読んで昆布ダイエットをする際の参考にしてみてはいかがだろうか。
(参考文献)