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マカロン

マカロンの賞味期限はどれくらい?保存方法や材料で変わる日持ちを紹介

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 黒沼祐美(くろぬまゆみ)

鉛筆アイコン 2022年7月 4日

色とりどりの見た目が美しく、手土産としても人気が高いマカロン。フランス菓子の定番で、今では本場の味を日本でも食べることができるようになった。今回はそんなマカロンの賞味期限を調査していく。どうやら、マカロンと一口にいってもさまざまな種類があるようだ。その辺りも含めて解説をしていこう。

  

1. マカロンの賞味期限は保存方法で変わる

マカロン
諸説あるが、マカロンはイタリアからフランスに渡った菓子だとされている。各地にさまざまなマカロンが存在するが、卵白と砂糖とアーモンドプードルを使った生地が使われているのが基本だ。我々がよく知るガナッシュなどを挟んだマカロンはマカロンパリジャンとも呼ばれている。ここではマカロンの賞味期限を保存方法別に解説していこう。

保存方法別の目安

マカロンには常温、冷蔵、冷凍で販売されているものがある。それぞれ賞味期限の目安が異なる。

常温

常温で販売されているマカロンは、基本的に焼き菓子の分類で1~2週間程度の日持ちが基本である。冬場であれば、もう少し長く設定されている場合もある。

冷蔵

冷蔵で販売されているマカロンは、2~5日が基本だ。ただし、生の食材が挟まれている場合は短めになる。

冷凍

冷凍で販売されているマカロンは、1ヶ月程度保存できるものが多い。ただし、適切な冷凍方法を行った場合にのみ有効とされる賞味期限なので、冷凍庫の開閉が多い、冷凍庫がいっぱいで温度が上がりやすいなどの場合は注意が必要である。

2. マカロンの賞味期限と材料別の目安

マカロンの調理過程
前述の通り、マカロンと一口にいってもその種類はさまざまだ。使われている材料も基本の卵白、砂糖、アーモンドプードル以外は異なり、これは賞味期限にも影響を与える。ここでは材料別のマカロンの賞味期限の目安について解説をしていこう。

材料別の目安

マカロンは生地を焼いただけのものから、ガナッシュやジャムが挟んであるものまで幅広い。無論、これらは賞味期限の目安が異なる。

何も挟んでいないマカロン

こちらは前述でいうと常温保存されているマカロンである。焼き菓子なので、こちらも1週間程度の日持ちと考えるのが妥当だ。

ガナッシュやジャムが挟んであるマカロン

我々がよく知るマカロンは、ガナッシュやジャムが挟んであるものである。こちらは、冷蔵保存で2~5日が目安となる。

生の食材が挟んであるマカロン

生の食材を使ったマカロンはあまり見かけないが、韓国マカロン・トゥンカロンなどは、生のクリームを挟んであることもある。このような場合の日持ちは、冷蔵保存で当日、または翌日が目安である。

手作りマカロン

昨今、マカロンを手作りする人も増えている。販売されているマカロンは、雑菌などが入らないよう安全性を考慮した環境で作られているものである。対して手作りは、安全性に対する基準が低い場合が多い。このため、日持ちはしないものと考え、当日または翌日に食べきるのが安心だ。

3. マカロンの賞味期限切れは食べられる?

マカロン
ひとつひとつ手間隙がかかっているからこその値段だが、マカロンは安いスイーツとはいいにくい。このことからも賞味期限切れでも捨てにくいというのが本音だろう。ここではそんなマカロンの賞味期限が切れてしまった場合、どんな状態であれば食べられるのかを解説していこう。

賞味期限について

そもそも食品には消費期限と賞味期限が存在する。消費期限とは「安全に食べられる期限」のことである。これは比較的傷みやすい食品に表示されるものだ。対して賞味期限とは「美味しく食べられる期限」のことである。比較的傷みにくい食品に表示されるものだ。(※1)
マカロンにつけられているのは、賞味期限である。すなわち弁当やサンドウィッチ、ケーキなどの傷みやすい食品に比べると傷みにくいと判断されているのだ。ただし、腐らないというわけではないので油断は禁物だ。ただ、賞味期限が1、2日過ぎたからといって、すぐに食べられなくなるというわけではないので、答えとしては賞味期限が過ぎても数日程度であれば、食べることができるといえるだろう。

傷んだ状態の見分け方

マカロンだけに限らず、食品の腐敗を判断するのに有効なのは、見た目とにおい、テクスチャーである。
  • カビが生えている
  • 酸っぱい臭いがする
  • ぬるぬるしている
このような場合は、食べるべきではない。

結論

マカロンの日持ちは、保存方法や材料によって異なることがわかった。比較的日持ちはするものの、食品はどうしても酸化、劣化する。美味しく食べたいのなら、賞味期限を守ることが重要である。本来の美味しさを楽しむためにも、なるべく早くいただきたい。
(参考文献)
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  • 更新日:

    2022年7月 4日

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