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うまみ調味料

だしの素の代用品とは|鶏ガラやめんつゆは代わりに使える?

投稿者:ライター 井澤佐知子(いざわさちこ)

監修者:管理栄養士 黒沼祐美(くろぬまゆみ)

鉛筆アイコン 2022年7月 6日

時短料理の大いなる味方、だしの素。だしの素の種類は多く、さまざまな企業がそれぞれの工夫を凝らして販売している。日常的にだしの素を使う人は多い。そのだしの素は、代用が利くのだろうか。本記事では、だしの素とその代用品について詳しく説明する。

  

1. だしの素とは?ないけど代用できる?

和食の基本,出汁
味の素が販売しているほんだしを筆頭に、だしの素の種類は多い。そもそもだしの素とは、料理に使用するだしの味が顆粒や粉末タイプの調味料を溶かすことで出せるものを指す。ごく気軽にだしの味を出すことができるだしの素は、日本の台所に普及している調味料といってよいだろう。このだしの素とまったく同じ働きをする代用品は存在しない。しかし、さまざまな調味料や食材を使って、だしの素と同じような味を出すことは可能なのである。その例を以下の項で説明する。

2. 和風だしの素の代用品

めんつゆ
だしの素には、和風と洋風がある。まずは、調理時に登場頻度が高い和風のだしの素の代用品を紹介する。

めんつゆ

冷蔵庫に入っているめんつゆは、めんつゆ以外にも使える調味料として重宝されている。めんつゆは、だしの素の代用品としても使用可能である。和風のだしが不可欠のめんつゆは、ストレートで使うものだけではなく希釈タイプも存在するため、だしの素の代用とするにはその量に注意が必要である。また、色素が薄い料理の場合はめんつゆの色が付いてしまう場合もある。色や味わいを考慮して、薄めて使うことをおススメする。

白だし

にゅうめんなどの味付けに使用する白だしがある場合は、だしの素の代用品としてうってつけである。白だしの多くは、昆布やかつおぶしから取っただしをベースに、薄口しょうゆなどを加えたものである。色も味わいもめんつゆよりは繊細で、よりだしの素に近い味である。ただし見た目と異なり、白だしも塩味が濃いことが多い。だしの素の代用品とするには、薄めて調整することになる。

昆布茶

だしの素材として昆布が使われていることを考慮すれば、昆布茶を使うのは理に適っている。昆布茶は飲むだけではなく、調味料としても使われることが多くなった。ただし昆布茶には塩分や旨み成分も含まれていることが多い。だしの素の代用とする場合には、味が濃くなりすぎないように工夫する必要がある。

うどんスープ

調味料として、うどんのスープに特化して開発された商品もある。うどんの汁もだしがベースになることから、そのスープの素はだしの素として使うことができる。商品によって加える湯の量などに相違があるが、だしの素として使う場合には味の濃さに配慮しながら使うようにしよう。

だしパック

茅乃舎をはじめとして、複数の食材がパックになっている商品もよく目にする近年である。こうしただしパックは、だしを作るために使うものであるからだしの素の代用として問題ない。ただし、だしの素がすぐに湯に溶けるのに対し、だしパックは食材から旨みが出るのを待つことになる。味わいは多少異なるため、料理によって他の調味料の量を調節する必要があるだろう。

3. 洋風だしの素の代用品

コンソメスープの素、顆粒
だしの素は、洋風版も存在する。これまた調理には非常に便利に使える洋風だしの素は、肉や野菜を煮込んだ旨みが凝縮した調味料である。洋風だしの素も、大手の企業から多くの種類が販売されている。この洋風だしの代用品を見てみよう。

コンソメスープの素

キッチンの食品庫や冷蔵庫にコンソメスープの素があれば、それはすなわち洋風だしとして使用できる。なぜならば、コンソメスープはブイヨンという洋風のだしをベースに作られる料理だからだ。洋風だしは食材の旨みを凝縮したものであるため、塩分は入っていないかあるいは少なめである。コンソメスープは、そのままスープとして飲むことを前提に味付けされているため、洋風だしとして使う場合には塩分を調整する必要がある。

鶏ガラスープの素

中華や洋食を作る場合に使用する鶏ガラスープ。鶏ガラスープは、鶏肉や野菜を煮込んで作られているものの、洋風だしに欠かせないスパイスや香辛料は加えられていないことが多い。そのため、鶏ガラスープを西洋だしの素として使う場合には、香辛料でアクセントをつけるといいだろう。

和風だしの素

素材の旨みをエッセンスとしている点に関しては、和風のだしも洋風のだしも同じである。ただし、原料となる食材にはかなりの相違がある。和風だしの素を洋風だしの素の代用とする場合にかけているのは、香味野菜、肉、香辛料である。ローリエやセージなどの香草を加え、鶏肉、玉ねぎやセロリなどの香味野菜を和風だしで煮込むと、洋風だしと似た趣となる。

4. その他のだしの素の代用品

鰹節
だしの素は思いのほか種類が多く、作る料理に合わせて選択が可能だ。普段使い慣れているだしの素がない場合、いつもと同じ味が出せないことが懸念される。できるだけだしの素を使った料理に近い味にするためには、どんな代用品があるのだろうか。

かつおだしの素の代用品

かつおだしの旨みは味噌汁やうどん、煮物など、日常的に食べる総菜に欠かせない要素である。そのかつおだしの要素が強いだしの素がない場合には、通常の和風のだしの素にかつおぶしをたっぷりと入れてみよう。もちろん、だしとして使うには濾してかつおぶしを除去する必要があるが、新鮮なかつおぶしの風味を楽しめるかもしれない。

牛肉のだしの素の代用品

牛肉のだしの素については、知らない人も多いだろう。牛肉のだしの素は、韓国料理によく使われる。牛肉のエキスや香味野菜を原料としているこのだしの素の代用には、和風のだしや鶏ガラスープが使用できるという。ただし、仕上がりの味わいには多少違いが出ることは否めない。スパイスや香辛料を駆使して、オリジナルの味を楽しむのも乙である。

5. だしの素が何もない!味噌汁のだしの代用品

カボチャの味噌汁
普段の料理はだしの素に頼っているのに、手元にだしの素がなにもない場合はどうすればよいのか。もちろん、和風だしならかつおぶしや昆布、洋風だしならベーコンや玉ねぎを煮込んでだしを作るのがベストである。しかし時短が求められる料理の場合は、頭脳戦である。ケチャップや合わせみそを使って、じゃがいもとソーセージを具材にして洋風味噌汁を作るという手がある。あるいは既成のミートソースなどパスタソースに具材を加え味を調えて、スープにするのも悪くない。いつもとは違う意外性にあふれた味を楽しめるだろう。

結論

多忙な現代人にとって、さまざまなだしの素は料理に欠かせないものとなっている。和風や洋風のだしの素、切らせてしまった場合にはさまざまな調味料で代用できる。ただし、塩分の調整や足りない食材の補給など、いくつかの工夫は必要になるだろう。だしの素がなくても臨機応変に対応し、美味しい料理を作ることは可能なのである。
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  • 更新日:

    2022年7月 6日

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