目次
- カロリー:66kcal
- 糖質:12.8g
- 脂質:0.4g
- タンパク質:1.9g
- カリウム:610mg
- 食物繊維:1.9g
- カルシウム:14mg
- マグネシウム:16mg
- ※1参照:早稲田大学「朝の菊芋の摂取は一日の血糖値上昇を抑制する」 https://www.naro.go.jp/laboratory/brain/sip/sip1_topix_4-3-10.pdf
- ※2※3参照:健康長寿ネット https://www.tyojyu.or.jp/
- ※4参照:文部科学省食品データベース「いも及びでん粉類/<いも類>/きくいも/塊茎/生」 https://fooddb.mext.go.jp/details/details.pl?ITEM_NO=2_02001_7
1. 菊芋の効能について

菊芋は栄養のバランスがよく、一般的な食品よりも栄養価が高いためスーパーフードと呼ばれている。ここでは菊芋の効能について解説していこう。
イヌリン
菊芋はすべての野菜の中で、イヌリンの含有量が最も多い野菜である。イヌリンは水溶性の食物繊維の一種で、急な血糖値の急上昇を抑制するなどの効果が期待できるのだ。そのため、菊芋はダイエット中や血糖値の気になる人などにおすすめの食材といえる。(※1)
ポリフェノール
ポリフェノールは、色素や苦みの成分。抗酸化作用が強く、肌のしわやシミなどの原因になる活性酸素を除去する働きがある。(※2)
カリウム
カリウムはナトリウムとともに身体の浸透圧の調整をしている。また、体内のナトリウムを排出する働きがあり、むくみの予防や血圧を下げる効果などに期待ができる。(※3)
2. 菊芋に含まれる主な栄養素

菊芋の効能が分かったところで、今度は菊芋100gあたりに含まれる主な栄養素を見ていこう。
100gあたりの栄養素
菊芋100gあたりの主な栄養素と含有量は以下の通りだ。
3. 菊芋の栄養を逃さない摂り方

菊芋に含まれる主な栄養素が分かったところで、今度は効果的な摂取方法を紹介しよう。
効果的な摂取の方法
菊芋に含まれるカリウムやイヌリンは水溶性のため、煮たり茹でたりするとお湯の中に栄養が溶け出してしまう。菊芋は生で食べられる野菜のため、栄養を逃がさずに効率よく摂取するには生で食べるか、煮汁ごと食べるスープなどにするのがおすすめだ。
結論
菊芋にはイヌリン・ポリフェノール・カリウムなどの身体によい栄養素が豊富に含まれている。菊芋は野菜の中でイヌリンの含有量が最も多い野菜だ。イヌリンは血糖値の急上昇を抑制するなどの効果に期待ができ、ダイエット中や血糖値が気になる人におすすめだ。この記事を読んで、菊芋を食べる際の参考にしてみてはいかがだろうか。
(参考文献)