- 若い茶葉を摘む
- 釜炒りする
- 炒った茶葉を急速冷却する
- 茶葉を揉んでから乾燥させ、異物を除去する
- さらに乾燥、冷却して茶葉の完成
- ジャスミンの開花前のつぼみを摘んで選別
- 仕上がった茶葉とつぼみを交互に積み重ねる
- 香りがついたら広げて放熱させ、花を取り除く
- 花を取り替えながら6~8の工程をくり返す
- 急須に熱湯を入れて温めておく
- 急須からカップに熱湯を注ぎ、カップも温めてからお湯を捨てる
- 温めた急須に茶葉を3~5g程度入れる
- 80~90度の熱湯を注ぎ、30秒~1分程度待つ
- 温めておいたカップにジャスミン茶を注ぐ
- ※1参照:健康長寿ネット「緑茶の効能と美味しい入れ方」 https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/shokuhin-seibun/tea.html
- ※2参照:伊藤園「健康に関する研究」 https://www.itoen.co.jp/
1. ジャスミン茶とは
まずは、ジャスミン茶がどんなお茶なのか詳しく見ていこう。特徴やお茶の作り方も紹介しているので、ぜひチェックしてみてほしい。
特徴や作り方
ジャスミン茶は緑茶の一種で、お茶にジャスミンの花の香りを付けたものだ。中国では花の香りを添加したお茶や、花そのものを使って作ったお茶を総称して「花茶(フアチャー)」と呼ぶ。ジャスミン茶も、この花茶の1つとして親しまれている。ジャスミン茶は、以下のような工程で作られる。
ジャスミン茶は先に茶葉を作り、そこにジャスミンの花のつぼみを重ねて置くことで香りを付ける。一度ではしっかり香りが付かないため、何度も新しい花に変えながら香りを付けていくのだ。
2. ジャスミン茶の効果効能
ジャスミン茶がどんなお茶なのか分かったところで、次は効果や効能について解説しよう。
期待できる健康効果
ジャスミン茶は緑茶に香りを付けたものなので、緑茶と同じ効果や効能が期待できる。緑茶に含まれているカテキンにはコレステロールの吸収を抑え、血中コレステロールを低下させる働きがある。また、カテキンはポリフェノールの一種で抗酸化作用があり、心筋梗塞や脳梗塞などの予防に役立つ。緑茶に含まれるカフェインには、眠気や疲労感を抑える効果が期待できる。テアニンやGABAにはリラックス効果があるとされており、緑茶にはさまざまな効果があることがわかる。(※1)さらに、伊藤園の研究によればジャスミン茶の香り成分であるリナロールには、リラックス効果が期待できる。(※2)
3. ジャスミン茶の美味しい淹れ方
ここでは、ジャスミン茶の美味しい淹れ方を紹介しよう。香りを存分に楽しみたい方は、ぜひ参考にしてみてほしい。
急須で淹れる方法
ジャスミン茶を急須で淹れる際は、以下の手順で淹れてみよう。
ジャスミン茶は3~4煎程度楽しめるが、回数を重ねるごとに抽出時間を長くするとよい。
結論
ジャスミン茶は緑茶をベースに作られているが、独特な香りを楽しめるのが特徴のお茶だ。緑茶と同じ効果や効能が期待できるのはもちろん、ジャスミン茶の香りにはリラックス効果もある。ペットボトルでも販売されているジャスミン茶だが、ぜひこの機会に茶葉から淹れて楽しんでみてはいかがだろうか。
(参考文献)