目次
1. パスタの上手な茹で方・基本編

パスタを茹でる時は、基本的に鍋を使うことが多い。まずは、鍋を使った基本のパスタの茹で方をチェックしてみよう。
たっぷりのお湯で麺を茹でる
パスタを茹でる時は、深さのある鍋にたっぷりのお湯を沸かしておこう。お湯が少ないとパスタがくっつきやすくなってしまうので、注意したい。
塩の量はお湯の1%
パスタを茹でる時は、塩加減も大切だ。塩の分量はお湯に対して1%が基本だ。1Lのお湯なら10gの塩を加えるようにしよう。
麺がくっつかないように混ぜる
沸騰したお湯にパスタを軽くひねりながら入れたら、パスタ同士がくっつかないように箸やトングを使ってかき混ぜながら茹でていこう。火加減はお湯が小さく沸騰するくらいの状態がおすすめだ。
茹で時間は短めにする
パスタの茹で時間は、パスタの種類によっても異なるが、パスタソースに絡める調理時間などを加味すると、表示時間よりも1分ほど短めに茹でるのがおすすめだ。冷製パスタの場合は、芯が残ってしまうと食感が悪いので、表示時間よりも少し長めに茹でるのがいいだろう。
お湯にオリーブオイルは入れる?
基本的にお湯にオリーブオイルを入れる必要はないが、入れることでお湯がふきこぼれるのを防止することができる。オリーブオイルを入れることで、お湯の温度も下がりにくくなるので、パスタを美味しく茹でることが可能になるだろう。
2. パスタのいろいろな茹で方

パスタは鍋で茹でるだけではなく、放置して茹でたりフライパンで茹でたりする方法がある。いろいろなパスタの茹で方を紹介する。
熱湯に入れて放置する茹で方
パスタを茹でる時は、鍋を火にかけなくてはいけないイメージがあるが、熱湯に入れて放置するだけでも茹でることができる。沸騰したお湯にパスタを入れたら、しっかりかき混ぜてから1分ほど火にかけ、鍋にふたをして放置しておくだけだ。この方法は光熱費の節約にもなる。
フライパンを使ったパスタの茹で方
フライパンを使って茹でれば、少ないお湯でも美味しくパスタを茹でることができる。フライパンの深さの半分ほどの水を入れ沸騰させたら、パスタを入れて茹でるだけだ。この時、パスタが長い場合は、半分に折って茹でると茹でやすい。また、吹きこぼれないように中火で茹でるのがポイントだ。
レンジを使ったパスタの茹で方
パスタはレンジを使って茹でることも可能だ。レンジで茹でる場合は、シリコンスチーマーを用意し、パスタと水、塩を入れ、加熱する。レンジで茹でる場合は、通常の茹で時間とは異なり、500Wで表示時間より5分ほど長めに加熱しよう。途中で取り出して、パスタの硬さを確認しながら行うのがおすすめだ。
3. 実は簡単!パスタをもちもちにする茹で方

パスタ店に行くともちもち食感のパスタに出会うことがある。そんな生麺のようなもちもち食感のパスタは、茹で方次第で自宅でも再現することができる。
パスタを蒸し茹でにする
パスタをもちもち食感にするには、蒸し茹でという調理方法を行うのがおすすめだ。蒸し茹では、フライパンに少ないお湯を沸かし、パスタを入れてふたをして茹でる。少ないお湯でふたをすることで、蒸したような状態でパスタに火が入るのが特徴。最後にフライパンのふたを開けて水分を飛ばすことで、通常よりももちもちとした食感のパスタに茹で上がる。
パスタを水につける
パスタは水につけておくことで、茹で時間を短縮することができる。密閉容器にパスタを入れて水に浸しておくだけなので、災害時やアウトドアでも活躍するパスタの茹で方だ。水につけておくことで、パスタが水分を吸って乾燥パスタが生パスタのような状態になる。あとは、仕上げに軽く茹でるだけで完成するのだ。
結論
パスタの茹で方は、基本のやり方のほかにもいろいろな茹で方があるので、作り方に合わせて茹で方を変えてみるのがおすすめだ。熱湯に入れて放置するやり方や、水につけておくやり方は、災害時や光熱費の節約にも役立つので、活用してみてもらいたい。