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ごぼう茶

ごぼう茶のデメリットとは?飲み過ぎや腎臓への影響を確認!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 黒沼祐美(くろぬまゆみ)

鉛筆アイコン 2022年7月30日

ホッと一息つきたいときに飲むお茶だが、最近は効能も注目されるようになっている。お茶のバリエーションも増えており、効能によって飲み分けているという人もいるだろうが、必ずしもメリットばかりではない。ここでは、ごぼう茶のデメリットについて取り上げる。

  

1. ごぼう茶のデメリットとは

ごぼうとごぼう茶
ごぼう茶とは、その名の通りごぼうを使ったハーブティーだ。ごぼうは土臭いイメージがあるかもしれないが、細かく切ったごぼうを乾燥させ焙煎することで、ごぼうの香ばしい香りと甘味を楽しめるお茶となる。非常に飲みやすく普段使いにぴったりなごぼう茶だが、デメリットもある。ここでは、ごぼう茶のデメリットと関係する成分について紹介する。

飲み過ぎによる腹痛や下痢

ごぼう茶の原料となるごぼうには食物繊維が多く含まれている(※1)。とくに水溶性食物繊維は水に溶けやすい成分であるため(※2)、当然ながらごぼう茶にも多く含まれる。そのため、ごぼう茶は食物繊維を手軽に摂れるが、一方で摂り過ぎによるデメリットもある。食物繊維は腸内でガスを発生させ、腸管を刺激するため腹痛や下痢を引き起こすことがある(※3)。お腹が弱い人は飲み過ぎに気を付けよう。

胃痛や吐き気

ごぼうにはサポニンという成分が多く含まれており、ごぼう茶もサポニンを手軽に摂れるお茶として人気だ(※4)。しかし、サポニンを摂り過ぎると胃壁を傷つけてしまい、、胃痛や吐き気に繋がってしまう恐れがある。食物繊維同様に摂り過ぎには気を付けたい成分だ。

アルギニンによる女性ホルモン分泌作用

ごぼうにはアルギニンという成分が多く含まれており(※1)、当然ながらごぼう茶にもアルギニンが多く含まれる。アルギニンは成長ホルモン分泌を促進させる成分として知られているが、プロゲステロンや卵胞刺激ホルモンといった女性ホルモンの分泌を促進する働きもある(※6)。アルギニンの摂り過ぎによって健康を害することはないが、女性ホルモンに関する病気を持っている人にはデメリットとなるので注意しよう。

キク科アレルギーの症状

ごぼうはキク科に属する植物で、キク科アレルギーがある人がごぼう茶を飲むとアレルギー症状を引き起こす恐れがある(※7)。ヨモギやブタクサなどのキク科の植物を摂取して体調が悪くなった人も注意しよう。

トイレが近くなる

ごぼうにはカリウムが多く含まれており(※1)、ごぼう茶でもカリウムを摂取することができる。カリウムは塩分を排泄する働きがあるが、一方で利尿作用があるためトイレが近くなるというデメリットがある(※8)。そのため、出かける前やトイレになかなか行けない場合はごぼう茶を飲むのを避けたほうがよい。

2. ごぼう茶は腎臓にもデメリットがある?

ごぼうハーブティー
ごぼう茶は女性ホルモンに関する病気がある人やキク科アレルギーがある人が摂取すると大きなデメリットとなる。しかし、それ以外にも飲んではいけない人がいる。それは腎臓に病気を抱えている人だ。慢性腎臓病(CKD)のように腎臓に疾患を抱えている人はカリウム制限が必要となる場合がある(※10)。ごぼう茶の原料であるごぼうにはカリウムが多く含まれているため(※1)、腎臓疾患がある人が飲むと制限よりも多くカリウムを摂取してしまう恐れがある。ごぼう茶は腎臓疾患がある人にはデメリットなので、飲まないようにしよう。

3. デメリットだけじゃない!ごぼう茶のメリット

ゴボウ
ここまで、ごぼう茶のデメリットを紹介してきたがごぼう茶を飲むメリットも大きい。デメリットとメリットのバランスに気を付けて飲めば、さまざまな恩恵を受けられる。ここでは、ごぼう茶のメリットを紹介する。

食物繊維の便秘解消効果

水溶性食物繊維は善玉菌のエサとなり、腸内環境を整えてくれるため便秘解消効果が期待できる(※2)。また、水溶性食物繊維は小腸での栄養素の吸収を緩やかにしてくれるため、食後の血糖値上昇を抑えてくれる働きがある(※2)。さらに、余分なコレステロールを吸着し、一緒に体外へ排出してくれるためコレステロール値の低下も期待できる(※2)。

サポニンの免疫力強化作用

サポニンは苦みのある成分で、植物の根や茎に多く含まれている(※4)。苦いと聞くと悪いイメージを持つが、実はサポニンは免疫機能を司るナチュラルキラー細胞を活性化させ免疫力を高めてくれる働きがある(※4)。そのため、インフルエンザや風邪にかかりにくくなるというメリットがある。

ポリフェノールの抗酸化作用

ごぼうにはポリフェノールが多く含まれている(※11)。ポリフェノールは水に溶けやすいという性質を持つため、ごぼう茶でもポリフェノールを摂取することができる。ポリフェノールは苦みや色素に関係する成分で、細分化すると5000種類以上もあるといわれている(※11)。ポリフェノールは強い抗酸化作用を持っており、活性酸素など有害な成分を無害物質に変える作用がある(※11)。活性化酸素は過剰産生されるとガンや生活習慣病の要因になるため(※12)、ポリフェノールのような抗酸化作用のある成分を摂ることで生活習慣病の予防にもなる。ポリフェノールの抗酸化作用は長時間持続しないので(※11)、ごぼう茶でこまめに摂るのがおすすめだ。

結論

ごぼう茶にはさまざまな成分が含まれておりメリットのように感じるが、キク科アレルギーの人や女性ホルモンに関する病気を持っている人にとってはデメリットにもなる。また、身体によい成分でも摂り過ぎればデメリットになってしまう。ごぼう茶は飲み過ぎに注意すればさまざまな恩恵を得られるので、上手に生活に取り入れよう。
(参考文献)
  • 更新日:

    2022年7月30日

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