- ※1参照:厚生労働省「間食のエネルギー(カロリー)」 https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-03-013.html
- ※2参照:江崎グリコ「美容と健康に効果の高いアーモンドの秘密」 https://www.glico.com/jp/health/contents/almond/
- ※3参照:神戸徳洲会病院「カカオポリフェノールの3つの効果」 https://www.kobetokushukai.org/news/detail.php?id=102
- ※4参照:農林水産省「子どもの食育」 https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/kodomo_navi/oneday/idea2.html
1. 体にいいお菓子を選ぶポイント
まずは、体にいいお菓子を選ぶポイントを見ていこう。
カロリーの量
厚生労働省によると、間食のカロリーは一日に200kcal以内がよいとされている。洋菓子と呼ばれるケーキやクッキーなどは脂質が多く、カロリーが高い傾向にある。(※1)そのため、200kcal以内でも満足できるような体にいいお菓子を選びたいなら、脂質が低いものを選ぶとよいだろう。
栄養成分
間食は好きなものを食べるだけでなく、朝・昼・夜の三食では不足しがちなカルシウムや食物繊維などの栄養を補う意味もある。そのため、体にいいお菓子を食べたいなら栄養成分をチェックするのがおすすめだ。多くのお菓子にはパッケージの裏に栄養成分が記載されているので、確認しながら選んでみよう。
野菜や果物が使用されているようなお菓子や、素材そのものを活かしたお菓子は特におすすめだ。素焼きのナッツ類や果物などはほとんど手が加えられておらず、素材そのものの美味しさや栄養を摂取できるだろう。
2. 体にいいお菓子
体にいいお菓子を選ぶポイントがわかったところで、次はスーパーやコンビニなどで市販されているおすすめのお菓子を紹介しよう。手軽に購入できるものも多いので、ぜひお菓子選びの参考にしてほしい。
フルーツや野菜を使ったお菓子
フルーツや野菜を使った体にいいお菓子なら、野菜チップスやドライフルーツがおすすめだ。ただし、野菜チップスは油で揚げたものは高カロリーなので避けるようにしよう。揚げたものではなく、ノンオイルで仕上げているものを選んでみてほしい。また、ドライフルーツは砂糖が使われているものも多い。そのため、カロリーや糖質の量をよくチェックしながら選ぶとよいだろう。
ヘルシーで満足感のある体にいいお菓子を探しているなら、冷凍のフルーツもおすすめだ。半解凍で食べればアイス感覚で楽しめる。干し芋や甘栗など、素材の美味しさを活かしたお菓子もよい。
栄養が摂れるお菓子
栄養が摂れる体にいいお菓子を探しているなら、大豆やナッツ類を使ったものを選ぶのがおすすめだ。シンプルな素焼きナッツは脂質が高いものの、良質な油を摂取できるとされている。ビタミンEや食物繊維など、体によい成分も多く含まれている。(※2)
チョコレート系を選ぶなら、カカオの配合量が多いものを選ぶようにしよう。カカオに含まれるカカオポリフェノールには血圧低下・動脈硬化予防・老化防止などの効果が期待できる。(※3)ただし、食べ過ぎはカロリーオーバーになるので注意しよう。
3. 体にいいお菓子の正しい食べ方
体にいいお菓子の選び方や内容が分かったところで、次は食べ方について見ていこう。
質や時間について
そもそもおやつを食べる時間は、お昼ごはんと夜ごはんの間が基本だ。食事の間隔は4~5時間がよいとされているが、お昼ごはんと夜ごはんは6~7時間以上空いてしまう人も多い。そのため、間食としておやつを食べて栄養を補うのだ。(※4)体にいいお菓子をよいタイミングで食べたいなら、15時頃を目安に食べてみよう。
また、お菓子に使われている食品添加物にも注目したい。質のよい体にいいお菓子を選ぶなら、食品添加物が少ないものや使われていないものを選んでみよう。
結論
体にいいお菓子を食べたいなら、200kcal以内で栄養のあるものを選ぶのがおすすめだ。ダイエット中でカロリーを気にするなら、低カロリーで栄養を補給しやすいフルーツなどを取り入れてみよう。毎日のお菓子を少し変えるだけでもよいので、ぜひ本記事を参考にしながら体にいいお菓子を取り入れてみてはいかがだろうか。
(参考文献)