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ミニトマト

ミニトマトのカロリー量!大玉との比較や約2倍ある栄養素を解説

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2022年8月15日

ミニトマトのカロリーはどのくらいなのだろうか。手軽で便利な食材だが、甘みがあるためダイエット中に食べてもよいのか気になるところだ。本記事では、ミニトマトのカロリーや栄養素について、大玉トマトとの比較も含め詳しく解説していく。

  

1. ミニトマトのカロリー量

ミニトマト
ミニトマトを食べるとどのくらいのカロリーを摂取することになるのだろうか。「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」(※1)によると、ミニトマトのカロリーは下記の通りである。

100gあたりのカロリー量

  • 可食部100gあたり:30kcal
ミニトマト1個あたりの目安重量は15gのため、6~7個で約30kcalである。1個では約5kcalしかないため、ダイエット中でも比較的食べやすい食品といえるだろう。

2. ミニトマトとトマトのカロリー量を比較

ミニトマト
ミニトマトのカロリーは100gあたり30kcal、1個あたり約5kcalと低い。では、一般的なトマトと比較してみよう。

トマトのほうが低い

可食部100gあたりのミニトマトとトマトのカロリーを比較すると、下記のようにトマトのほうが低い。
  • ミニトマト:30kcal(※1)
  • トマト:20kcal(※2)
単純にカロリーだけで比較すると、ミニトマトより低カロリーなトマトを選んだほうが太るリスクは低そうだ。しかし、ミニトマトとトマトは栄養素の含有量も大きく異なるため、どちらが優れているとは一概にいえない(※1、2)。

3. ミニトマトのカロリー以外の栄養素

ミニトマト
ミニトマトとトマトに含まれる主な栄養素は共通している。可食部100gあたりの含有量を比較しながら、期待できる効果効能を見ていこう。

主な栄養素と効果効能

ミニトマトとトマトの健康効果が期待できる代表的な栄養素は、β‐カロテン、リコピン、ビタミンC、カリウムである。

β‐カロテン(※3、4)

カロテノイドの一種で、抗酸化作用をもつ。過酸化脂質の発生を抑制する働きがあることから、動脈硬化の予防に役立つ。また、β‐カロテンは体内でビタミンAに変わり、目や皮膚の健康を維持する。
含有量を比較すると、下記のようにミニトマトにはトマトの約2倍のβ‐カロテンが含まれている。
  • ミニトマト:960μg(※1)
  • トマト:540μg(※2)

リコピン(※5)

β‐カロテンと同様にカロテノイドの一種である。抗酸化作用があり、熱に強いため調理しても作用が低下しにくい。さらに、血中のHDLコレステロール(善玉コレステロール)を増加させる働きもある。

ビタミンC(※6)

コラーゲン生成に欠かせない栄養素で、皮膚や毛細血管、歯、軟骨などの健康を維持する働きがある。日焼けや貧血の予防にも役立つほか、ストレスや風邪への抵抗力も高める。また、抗酸化作用ももつ。
ミニトマトのビタミンC含有量は、下記のようにトマトの約2倍である。
  • ミニトマト:32mg(※1)
  • トマト:15mg(※2)

カリウム(※7)

ミネラルの一種で、細胞の浸透圧の維持や水分の保持が主な働きである。ナトリウムと相互作用し、腎臓においてナトリウムの再吸収を抑制する。余剰なナトリウムの排泄を促す作用があることから、血圧を下げる効果が期待できる。
カリウムの含有量に関しても、下記のようにミニトマトのほうがトマトより多い。
  • ミニトマト:290mg(※1)
  • トマト:210mg(※2)

結論

ミニトマトのカロリーは100g(6~7個)あたり30kcalと低い。トマトよりはやや高カロリーだが、β‐カロテンやビタミンCがトマトの約2倍量含まれる。抗酸化作用をはじめ健康効果が期待できる点も嬉しい。ほかの食材と組み合わせながら、ミニトマトを毎日の食事に取り入れよう。

(参考文献)

※1※2出典:文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」
※3出典:厚生労働省e-ヘルスネット カロテノイド
※4※7出典:公益財団法人長寿科学振興財団 健康長寿ネット
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  • 更新日:

    2022年8月15日

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