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トマト缶

イタリア産のトマト缶は危険?有害といわれる3つの理由

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 佐々木 倫美(ささきともみ)

鉛筆アイコン 2022年8月 1日

トマトソースを作るときに、便利なイタリア産のトマト缶。危険だといわれているのを知っているだろうか?なぜトマト缶が危険なのか、その理由を詳しく紹介していく。トマト缶が有害だといわれる理由を知れば、正しくトマト缶を使うことができるだろう。

  

1. トマト缶が危険は嘘?体に悪いといわれる3つの理由

トマト缶
スーパーでよく見かけるホールトマト缶。カルディやデルモンテ、カゴメなどさまざまなメーカーから販売されている。そんなトマト缶はなぜ体に悪いといわれているのだろうか?

1:ビスフェノールAが溶け出している

トマトは酸が強く、そのまま缶詰にしてしまうと酸で缶が腐食してしまう。それを避けるために、トマト缶の内側にはビスフェノールAが塗られている。このビスフェノールAとは、化学物質で飲食物に移行した場合、発がん性など体への悪影響が懸念されている。しかし悪影響を防止するために、使用する量が定められている。その一方で近年ビスフェノールAが低容量でも悪影響があるのではないかとの疑問が広がっており、欧米諸国でも評価を行っている。日本でも研究が進められて、新たな対策が必要か検討が行われているのだ。(※1)

2:無塗装缶にはスズが使われている

缶詰には、無塗装缶というものがある。無塗装缶は、内側に塗装をしていないもので、ビスフェノールAを使用していない。無塗装缶はスズでできており、スズは毒性が低い金属といわれている。しかしトマト缶のように酸の強い食品の場合は、スズが大量に溶け出してしまうことがある。スズが酸によって大量に流出してしまうと、食品衛生法で定められている基準値を上回ってしまい食中毒などを起こす危険性がある。

3:イタリア産トマト缶でもトマトは中国産

イタリア産トマト缶と表記されていても、実際は中身に使われているトマトが、中国産であることが多い。これは、栽培した国と加工した国が異なる場合で、加工した国を原産地と表記しているのだ。中国産のトマトは、農薬や添加物が多く使われていることが多く、人体への影響が懸念されている。

2. トマト缶の実際の危険性

トマト缶
トマト缶は実際にどのくらいの危険性があるのだろうか?摂取する人によっても危険性は変わってくるので、チェックしてみよう。

大人への危険性は低い

トマト缶に含まれるビスフェノールAなどの危険性は、大人の場合は危険性は低い。それは、安全だといわれるビスフェノールAの一日の摂取量の目安が体重1㎏あたり0.05㎎で、大人の体重から計算しても、トマト缶を毎日食べ続けたとしても影響の出ない数字だからだ。

妊婦や子供への危険性は高い

しかし体重の少ない子どもや、妊婦の場合は大人よりも危険性が高くなる。とくに胎児や乳児は、代謝能力が低いので、体内でビスフェノールAを無毒化することができずに体に影響が出る場合が考えられるのだ。

3. トマト缶ではなく紙パックならBPAの危険はない?

トマト
トマト缶は紙パックや瓶詰めでも販売されている。それらの方法ならトマト缶とは違って危険性はないのだろうか?

紙パックにもBPAは使用されている

紙パックで販売されている加工トマトの場合でも、ビスフェノールAが紙パックの内側に使用されていることがある。紙パックの加工トマトを使う際も注意が必要だ。

心配なら瓶詰トマトがおすすめ

ビスフェノールAを使用していない加工トマトを使用したいのなら、瓶詰トマトを使うのがおすすめだ。ビンの場合は、内側にビスフェノールAは使われていない。

4. BPAの危険があるのはトマト缶だけではない

さまざまな食品が入った缶
ビスフェノールAの危険性は、決してトマト缶だけではない。ほかの缶詰の内側にもビスフェノールAが使用されている場合が多いので、トマト缶と同じ危険が潜んでいるのだ。とくにビスフェノールAの流出が懸念される缶詰は、油分を多く含み加熱調理されているツナ缶などの魚缶。また、加熱時間が長いソース系などは注意が必要だ。

結論

トマト缶は、缶の内側に塗装されているビスフェノールAがトマトの酸で溶け出す危険性がある。しかし溶け出す量は少ないので、大人であれば問題がない。しかし妊婦や子どもの場合は、悪影響が懸念されるので注意が必要だ。また、トマト缶だけではなくほかの缶詰にも同じような影響が懸念されるので、気になる人は瓶詰を選ぶのがいいだろう。
(参考文献)
  • 更新日:

    2022年8月 1日

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