目次
- キヌアをよく洗い、目の細かいザルや茶こしにあげ水気をきる
- 鍋に洗ったキヌアと水を入れ、火にかける
- 沸騰後ふたをして弱火で15~20分程度茹でる
- 火を消し、そのまま5分程度蒸らす
1. キヌアを茹でる食べ方

キヌアは生食できないため、加熱調理が基本だ。また、加水することにより膨らみ、モチモチとした食感になる。まずは、茹でる食べ方について詳しく見ていこう。
サラダやスープで楽しむ
キヌアを茹でるとプチプチ感が出て、茹でこぼすことにより苦みをおさえられる。水の量は、キヌア1に対し2~4ほどの割合を目安にするとよい。
茹で方
食べ方
茹でたキヌアは、サラダやヨーグルトのトッピングとして使うのがおすすめだ。食感がよく味にクセがないため、おかずにもスイーツにも使える。和え物にしたり、ハンバーグなどの肉だねやパン、お菓子の生地に混ぜ込んだりしても美味しい。
茹でる際に野菜などの具材を加えて味付けすれば、キヌア入りスープとしても楽しめる。もちろん、茹でたキヌアをスープに加えてもよい。
2. キヌアを炊く食べ方

キヌアを炊くのは定番の食べ方である。茹でこぼさないため水加減には注意が必要だが、米のように軟らかくなり過ぎることがなく、簡単に炊ける。
主食として食べる
キヌアを炊く場合は、キヌア1に対し水2の割合が目安となる。鍋やフライパンで炊くこともできるが、簡単なのは炊飯器を使う方法だ。キヌアと水を内釜に入れ、大さじ1程度の料理酒をふってから炊こう。茹でる場合と同様に、最初にキヌアをしっかりと洗っておくことが美味しく炊くためのポイントだ。
食べ方
炊いたキヌアは主食として食べられるため、ご飯の代わりにするとよい。とくに、エスニック料理やカレーなどと相性がよく、美味しく食べられる。キヌアを食べ慣れていない場合は、米に混ぜ込んで炊いたり、ご飯に炊いたキヌアを混ぜ込んだりするのもおすすめだ。また、スープで炊く、具材を加えて炊き込みご飯風にする食べ方も人気である。
3. キヌアをローストする食べ方

キヌアの原産地である南アメリカでは、昔からキヌアをローストし挽いたものを小麦粉のように使ってきたという。ローストしたキヌアは、どのような食べ方ができるのだろうか。
お菓子やさまざまな料理で使える
ローストキヌアは、フライパンでキヌアをきつね色になるまで炒るとできる。焦がさないよう、フライパンを揺すりながら炒るのがポイントだ。また、ローストされたキヌアも商品として販売されている。茹でたり炊いたりする必要もないため、そのまま使えて便利である。
食べ方
ローストキヌアは、ごまのようにさまざまな料理にふりかけたり、食材にまぶしたりして使える。また、クッキーやケーキ、パンの生地に混ぜ込んで焼けば、香ばしい風味とプチプチとした食感を楽しめる。
ローストして粉末状になっているキヌアの場合は、パンやお菓子の生地に使える。小麦粉の一部をキヌアパウダーに置き換えて作るのが一般的だ。
いずれも加熱済みのため、そのままジュースやスムージーに混ぜ込む、シリアルと合わせる、スープやサラダ、ヨーグルトにかけるといった食べ方もできる。
結論
キヌアの食べ方は、茹でて料理のトッピングや和え物に使う方法、または炊いてご飯のように食べる方法が一般的だ。また、ローストしてごまのように使用したり、お菓子やパンの生地に混ぜ込んだりする食べ方もできる。キヌアは食感がよく、さまざまな食材や味付けになじみやすい食材だ。ぜひ気軽に試してみてほしい。