目次
- ※1 ※3独立行政法人農畜産業振興機構 https://vegetable.alic.go.jp/
- ※2 農林水産省 カプサイシンに関する情報:農林水産省 https://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/capsaicin/#no1
- ※4 大豆 foodscatalog_08.pdf https://www.hkd.mlit.go.jp/ky/ki/chousa/foodscatalog_08.pdf
- ※5 公益社団法人長寿科学振興財団 エネルギー消費量の測定方法 | 健康長寿ネット https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/tairyoku-kiki/energy-sokutei.html
- ※6 ハウスウェルネスフーズ株式会社 基礎代謝を上げる方法とは?代謝を上げて脂肪を燃焼しやすい体にしよう | ハウスの公式通販ハウスダイレクト https://www.house-direct.jp/column/raise-bmr01/
1. 基礎代謝を上げる食べ物

食べ物のなかには、基礎代謝アップに役立つものもある。基礎代謝を上げる代表的な食材をチェックしてみよう。
代表的な食材
代謝が上がりやすい食材を日々の食事に取り入れることで、効率よくカロリーを消費することができる。生姜は、辛味成分であるジンゲロンを含んでおり、代謝を促進したり、発汗作用を高めたりする効果が期待できる。(※1)また唐辛子に含まれるカプサイシンには、体を温めたり、発汗を促したりする作用がある。(※2)さらに、普段料理によく使われる玉ねぎには、辛味成分である硫化アリルが含まれており、体温を上昇させ、脂肪を燃焼させる効果が期待できる。(※3)
また、筋肉のもととなるタンパク質を多く含む食品を摂ることも基礎代謝を上げるのに重要だ。大豆には、良質なタンパク質が多く含まれているうえ、大豆サポニンは代謝を促進させる働きがあるといわれている。(※4)
2. 基礎代謝を上げる食べ物の特徴

生命を維持するために大切な基礎代謝。では、基礎代謝を上げる食べ物にはどのような特徴があるのだろうか。
体温を上げてくれる
基礎代謝を上げるためには、体を温める食材を摂るのもひとつの方法だ。体を温める食材として紹介した唐辛子や玉ねぎ、大豆などを食事に取り入れることで、体温のアップが期待できるだろう。また、温かい食べ物を摂取することは、胃腸を温め、内臓の働きを活発にする効果が期待できるので、体温を上げることにつながるだろう。
さらに前述の通り、基礎代謝を上げるには、筋肉を維持し、向上させるため、良質なたんぱく質を摂取することも欠かせない。たんぱく質を意識して摂ることも大切だ。
3. 基礎代謝を上げるための知識

基礎代謝を上げるには、基礎代謝についての基本的な知識も必要だろう。さらに、基礎代謝を上げるための効果的な食べ方についても紹介しよう。
生きるために必要
基礎代謝とは、心身ともに安静なときでも生命維持のため消費される最小限の必要エネルギーのことだ。生きるためには、心臓や呼吸器などさまざまな臓器が体の中で活動している。それらを動かすためにもエネルギーは消費されるのだ。(※5)
加齢によって低下する
基礎代謝は、身長や体重などによって異なるが、年齢によっても違ってくる。基礎代謝量のピークは10代で、そのあとは加齢とともに減少していくのだ。しかし、筋肉量を増やすことで基礎代謝を上げることもできる。筋肉量は加齢や運動不足によって衰えてしまうので、食事によって基礎代謝を上げるだけではなく、筋肉量を増やすように生活に運動を取り入れるのもおすすめだ。(※5)
効果的な食べ方
前述の通り、基礎代謝を上げるには、体が温まる食材やたんぱく質を多く含む食材を積極的に食事に取り入れることが大切だ。また、腸内環境もエネルギー代謝に影響を与えるといわれているため、腸内環境をよい状態にすることも大切だ。また、基礎代謝を上げるには、水を十分に飲むことも重要。水は常温や白湯がいいとされており、適温の水を飲むことで、体が温まり代謝が上がるといわれている。さらにこれは、筋肉にしっかり血液を届けるようにもはたらくので、筋肉量を増やすことにも繋がると考えられるのだ。(※6)
結論
基礎代謝を上げることで、エネルギー消費量がアップすれば、体にとってさまざまなよい効果が期待できる。基礎代謝は、年齢によって低下していくので、基礎代謝アップをサポートする食材を効率よく食事に取り入れるのがおすすめだ。また、基礎代謝を上げるには水を十分に飲むことも大切だ。これらのポイントを抑え、基礎代謝を上げて健康な体を目指してもらいたい。
(参考文献)