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りんご

1日1個のりんごを食べれば医者にかからないってほんと?実は知られていない『りんごに秘められた驚きの栄養効果』とは

投稿者:ライター諸田結(もろたゆい)

監修者:管理栄養士 児玉智絢(こだまちひろ)

鉛筆アイコン 2022年8月26日

健康によい栄養素が豊富に含まれていることで知られるりんごだが、どのような効果があるのか気になった経験はないだろうか。『1日1個のりんごは医者を遠ざける』というイギリスのことわざがあるように、りんごには身体によい栄養素が豊富に含まれている。そこで今回は、りんごの主な栄養や効果を解説していくので、ぜひ参考にしてみてほしい。

  

1. りんごの主な栄養素と効果

赤いリンゴ
イギリスには『1日1個のりんごは医者を遠ざける』ということわざがある。このことわざの通り、りんごには身体によい栄養が豊富に含まれている。ここでは、りんごに含まれる主な栄養素について解説していこう。(※1)

食物繊維

食物繊維は、第6の栄養素と呼ばれており身体にとって重要な役割をしている。身体には吸収されないが、排便をスムーズにする働きや肥満・高血圧・糖尿病などの生活習慣病の予防効果に期待ができる。(※2)

ビタミンC

水溶性のビタミンの一種で、コラーゲンを生成するのに必須の栄養素。風邪やストレスなどの病気に対しての抵抗力を上げる効果に期待ができる。(※3)

カリウム

ナトリウムとともに身体の浸透圧を調整する働きがある。また、ナトリウムを排出する働きがあり、むくみの改善や高血圧予防などの効果に期待できる。(※4)

りんご酸

りんご酸は殺菌作用や胃の調子を活発にする働きがある。また、整腸作用がありコレステロールの排出を促したり便秘を予防したりする効果に期待ができる。(※5)

2. りんごのポリフェノールの効果

サンふじ
りんごに含まれている主な栄養が分かったところで、今度はりんごポリフェノールの効果を見ていこう。

豊富なポリフェノール

りんごにはポリフェノールの一種である、プロシアニジンが豊富に含まれている。プロシアニジンには強い抗酸化作用があり、しわやシミなどの原因になる活性酸素を抑えて肌の健康や生活習慣病予防の効果に期待ができるといわれている。また、内臓脂肪を軽減する効果もあるという研究結果もあり、ダイエットにも役立つ可能性がある。(※6)

3. りんごのペクチンの効果

りんご
りんごポリフェノールの効果が分かったところで、今度はりんごに含まれているペクチンの効果について解説していこう。

皮付近に含まれる繊維成分

ペクチンとは、実と皮の間に含まれる繊維成分である。整腸作用や鎮静作用があるため、古くからお腹の調子が悪いときにすりおろしたりんごを食べることがある。またペクチンにはコレステロールの蓄積を予防する効果もあり、高血圧や動脈硬化などの予防効果が期待される。りんごは皮をむいて食べるのが主流だが、皮をむいてしまうとペクチンが摂取できなくなってしまう。りんごは、なるべく皮をむかずに食べるのが理想的だといえるだろう。(※7)

結論

りんごには食物繊維・りんご酸・プロシアニジン・ペクチンなどの身体によい栄養が豊富に含まれている。ペクチンは実と皮の間に含まれているため、りんごの栄養素を活かすには皮ごと食べるのが理想的といえるだろう。この記事を読んで、りんごを食べる際の参考にしてみてはいかがだろうか。
(参考文献)
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  • 更新日:

    2022年8月26日

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