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小瓶にグレープシードオイル

グレープシードオイルの料理への使い方|危険があるって本当?

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 藤井千晃(ふじいちあき)

鉛筆アイコン 2022年8月 6日

最近は油の種類も豊富になり、料理によって使い分けることも多くなった。しかし、料理を始めたばかりの人や苦手な人にとって、油の使い分けはハードルが高い。ここでは、最近注目を集めているグレープシードオイルの使い方について紹介する。料理への具体的な使い方を紹介するため、料理初心者でも安心だ。

  

1. グレープシードオイルを料理に使おう

小瓶にグレープシードオイル
グレープシードオイルを料理に使う前に、まずはグレープシードオイルがどのような油かを知っておこう。ここでは、グレープシードオイルの基礎知識と加熱料理でも使えるかどうかについて紹介する。

グレープシードオイルとは

グレープシードを日本語に直訳すると「ぶどうの種子」という意味になる。その名の通り、ぶどうの種子から絞りだされた油がグレープシードオイルと呼ばれて使われている。ただし、ぶどうの種子に含まれる油はわずか10%であり、大量にグレープシードオイルを得るためには、当然ながら大量のぶどうが必要となる。ワインの生産が盛んなヨーロッパではメジャーな油だが、日本ではマイナーな存在だ。しかし、グレープシードオイル100gあたりには抗酸化作用の強いビタミンE(αートコフェロール)が28.0mgも含まれており(※1、2)、今後ますます注目を集める油といってよい。
グレープシードオイルはフルーツの香りや味がするのではないかと想像してしまうかもしれないが、意外にも無味無臭で料理にはもちろん、美容オイルとしても使われることがある。たとえば、ドライヤー前にグレープシードオイルを髪に塗ればドライヤーの熱から髪を守ってくれるため、パサつくのを防げる。また、グレープシードオイルはサラっとしているため、そのまま身体に塗ってもべたつかず、乾燥予防にも使える。

グレープシードオイルは加熱調理にも使える

油は加熱すると風味が変わってしまうことがあるが、グレープシードオイルはもともと無味無臭であること、加熱しても成分が変わらない(※2)ことから加熱調理でも安心して使うことができる。当然ながら、グレープシードオイルは加熱せずに食べても問題ないため、非加熱料理でも使うことができる。そのため、1本常備しているといろいろな使い方ができて便利だ。

2. グレープシードオイルの料理への使い方

コロッケを揚げる
いよいよグレープシードオイルを料理に使う方法を紹介していこう。料理へ使うと聞くと難しく考えてしまうが、グレープシードオイルは使い勝手がよいため、さまざまな料理に使える。簡単な使い方も紹介するので、料理初心者でも気兼ねなく使ってみよう。

サラダドレッシングに使う

グレープシードオイルを加熱せずに使いたいならサラダドレッシングにするのがおすすめだ。グレープシードオイルは無味無臭なので、調味料と混ぜ合わせても違和感がなく自分好みのドレッシングを作ることができる。和風なら醤油や柚子、洋風ならマスタードといったように合わせる調味料によっていろいろな味わいを楽しめるのも魅力の1つだ。また、野菜の味を楽しみたいならグレープシードオイルと塩だけをかえて食べてみよう。野菜の味を損なわずに美味しく食べることができる。

炒め物に使う

グレープシードオイルは炒め物にも使うことができる。無味無臭なので洋風のソテーはもちろん、油をたっぷりと使う中華料理の炒め物も油臭くならず、美味しく作ることができる。また、グレープシードオイルは色も付きにくいため、料理をキレイに仕上げたいときにも重宝する。

揚げ物に使う

実はグレープシードオイルと揚げ物は相性がよい。グレープシードオイルで作った揚げ物は油切れがよく、カラッと仕上げることができる。また、グレープシードオイルで作った揚げ物は軽くて食べやすいため、揚げ物は重たくて敬遠している人でも食べやすい。さらに、揚げ物をするときに気になる油はねもグレープシードオイルなら少ないため、揚げ物は苦手な人でも安心して取り組むことができる。

パスタなど香りを楽しむ料理には向かない

グレープシードオイルの特徴は無味無臭であることだが、料理によってはデメリットになる。たとえば、パスタはペペロンチーノのように香りを楽しむものの場合、グレープシードオイルで作ってしまうともの足りなくなってしまう。また、中華料理では風味付けも兼ねてごま油を使うこともあるが、グレープシードオイルで作ると風味付けができないため、中華料理らしい風味は損なわれてしまう。料理によってはオリーブオイルやごま油のほうが適している場合もあるため、臨機応変に使い分けよう。

3. グレープシードオイルで料理するのが危険といわれる理由

有機コールドプレスグレープシードオイルのボトルと木のスプーンで乾燥したブドウの種子と透明なボウル
無味無臭で使い勝手のよいグレープシードオイルだが、一方で危険ともいわれている。グレープシードオイルは料理で使うことも多く、危険といわれると不安に感じるだろう。危険といわれるのは摂取方法によっては健康に影響を及ぼす可能性があるからだ。ただし、使い方さえ気をつければグレープシードオイルを料理に使っても問題ない。ここでは、グレープシードオイルが危険といわれている理由を詳しく説明する。

リノール酸が豊富

グレープシードオイルにはリノール酸という成分が多く含まれている(※1)。リノール酸は身体に必要な脂質だが、体内では合成できないため食事から摂る必要がある(※3)。しかし、最近はリノール酸の摂りすぎが問題視されており、血液凝集作用や炎症を引き起こす作用があるアラキドン酸の生成に繋がっているといわれている(※4)。そのため、リノール酸が豊富に含まれるグレープシードオイルを使うと危険といわれている。リノール酸はインスタント食品などに多く含まれているので(※3)、インスタント食品を控えればグレープシードオイルを使っても過剰摂取に繋がりにくい。

酸化しやすい

グレープシードオイルに含まれるリノール酸は多価不飽和脂肪酸の1種だ(※5)。不飽和脂肪酸は動脈硬化を防いだり、血圧を下げたりといった効果があるといわれる一方、熱や光で酸化しやすい(※5)。不飽和脂肪酸が酸化すると過酸化脂質になる。過酸化脂質は動脈硬化を引き起こす恐れがあるため(※6)、摂取は避けたい。グレープシードオイルの酸化を防ぎたいなら、加熱せずに使うようにしよう。

4. 料理に人気のグレープシードオイル5選

グレープシードオイル
グレープシードオイルのメリットとデメリットが分かって、いざ購入しようという段階になって困ってしまうのが、グレープシードオイルの選び方だ。スーパーによってはさまざまな種類が並んでおり、どれがよいか迷ってしまうだろう。ここでは、料理におすすめのグレープシードオイルを紹介する。
・オッタビオ「グレープシードオイル」
1本あたり920mlとたっぷり入っているため、グレープシードオイルを日常的に使いたい人にはおすすめだ。また、容器もプラスチック製なので、落として割る心配もない。量が多いわりにリーズナブルなので、コスト重視の人にもぴったりだ。
・日清オイリオグループ「日清ピュアグレープシードオイル」
グレープシードオイルの原産国はフランスだが、日本メーカーが関与しているので品質に安心感を求める人にはぴったりだ。また、コレステロール0というのも嬉しい。1本あたり400mlと使い切りやすい量なので、初めてグレープシードオイルを使う人には安心だ。ただし、瓶に入っているため落として割らないよう収納場所には気をつけよう。
・トスカニー「グレープシードオイル アルモソーレ」
イタリアから直輸入されたグレープシードオイルだ。1本あたり1Lと大容量で、本場のグレープシードオイルをたっぷりと使える。サラっとしているため、揚げ物をしても軽く仕上がる。
・J-オイルミルズ「AJINOMOTO ヘルシーグレープシードオイル」
スペイン・フランスで搾油した油を輸入し、国内で最終精製しているため品質重視の人にはおすすめだ。コレステロール0であるだけでなく、ビタミンEも多く入っているため栄養機能食品となっている。健康に注意しながらグレープシードオイルを摂りたい人にはぴったりだ。
・キッコーマン食品「デルモンテ グレープシードオイル」
クセがなく、揚げ物も炒め物も軽く仕上げることができるので、いろいろな料理に使いたい人におすすめだ。日本メーカーが販売しているグレープシードオイルは瓶に入っていることが多いが、デルモンテグレープシードオイルはプラスチックに入っているため割ることを心配せずに使うことができる。

結論

グレープシードオイルは無味無臭で、油切れがよいため炒め物や揚げ物といった料理と相性がよい。また、リノール酸が多く含まれているため、加熱せずにサラダドレッシングとして使うのもおすすめだ。ただし、脂質の過剰摂取は健康に悪影響を及ぼすこともあるため、使いすぎには注意しよう。
(参考文献)
  • 更新日:

    2022年8月 6日

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