- エビ
- 米
- 玉ねぎ
- オリーブオイルまたはバター
- 水
- 塩胡椒
- コンソメか鶏ガラスープの素
- 温まったフライパンにバターやオリーブオイルをひく
- みじん切りにした玉ねぎを半透明になるまで炒める
- 生の米を加え、弱火で炒める
- 生米に油がまわり、少し透明になってきたところで塩胡椒、さらに水とコンソメか鶏ガラスープの素を投入し、強火にする
- 沸いたら、エビを乗せてふたをして弱火で8~10分炊く
- 味見をして芯が残っていなければ、火を消し、10分ほど蒸らす
- 米は洗わない
- 弱火で火加減と水加減に注意しながら炊く
1. 本格的!フライパンで生米から作るエビピラフ
ピラフは洋風の炊き込みご飯である。生米から作る本格的なレシピは難易度が高いと思われがちだが、基本を覚えればとても簡単にしかも時短で作ることができる。ここでは王道のエビピラフの作り方を伝授していこう。
基本の材料
基本的なピラフの材料は、これだけ。エビをチキンやビーフに替えたり、人参やピーマンなど、ほかの野菜を加えてもいいだろう。
ピラフの作り方
ピラフの作り方のポイントは、生の米を炒めるところだ。あとはブイヨンや出汁を入れて炊き上げるだけである。ご飯を炊くのは炊飯器だけと思っている人もいるかもしれないが、米は鍋やフライパンでも簡単に炊くことができるのだ。炊飯器より時短になることも多い。
生米とフライパンでピラフを作るコツ
生米でピラフを作るには、いくつかコツがある。
ピラフは、米を洗わないで作るのが基本である。そのまま炒めればいいので、そういった意味でも時短になる。5の工程の炊き具合は、コンロや火の加減、さらにはフライパンの材質などによっても異なるので、火加減と水加減に注意する必要がある。フライパンの底からパチパチと音がしてきたら、水がなくなっている合図だ。その時点で食べてみて、芯が残るようであれば、少し水を足して、さらに火にかけるといい。
2. 残りご飯とフライパンで作る簡単ピラフ
普通に炊いたご飯や冷凍ご飯でピラフを作る場合は、2通り方法がある。ひとつは炒めて作る方法だ。洋風炒飯と言い換えるとわかりやすい。作り方はチャーハンと同じで、具材と味付けを洋風にすればOK。
もうひとつの方法は、炊いたご飯に炒めた具材を混ぜ合わせるものだ。バターライスを炊飯器で炊いて、炒めた具材を混ぜ合わせるとより本格的な味わいになる。
3. フライパンピラフの人気アレンジ
フライパンで作るピラフは、非常にアレンジ力が豊富だ。上記の通り、とにかく簡単に、そして時短で作ることができるので、いますぐチャレンジしたい。ここではおすすめのアレンジピラフをご紹介していこう。
フライパンでカレーピラフ
カレー味のピラフは、スパイスの香りで食欲がぐっと湧くので夏にもおすすめだ。具材はエビなどの魚介類でもよし、鶏肉やひき肉などの肉類、ソーセージなど肉加工品を使っても旨い。
味付けは塩胡椒とコンソメまたは鶏ガラスープの素、さらにカレー粉を加える。隠し味にウスターソースを使うと締まりのある味わいに。夏野菜とも相性がいいので、ズッキーニやコーンなどをプラスするのもおすすめだ。
フライパンでシーフードピラフ
シルクスイートを使うと豪華なシーフードピラフも簡単に作ることができる。シーフードミックスは、塩水につけて解凍するとより美味しさがアップする。
あとはエビピラフの作り方と同じ。野菜を加えるならマッシュルームやエリンギなどのきのこ類がおすすめ。
フライパンでチキンピラフ
角切りにした鶏もも肉を使ったチキンピラフは、ボリューム満点!育ち盛りの子どもにもぴったりだ。よりパンチを効かせたいという場合は、みじん切りにしたニンニクを加えるといい。
フライパンでツナピラフ
ツナを使ったピラフは、食材をカットする時間を省くことができるので忙しい毎日にもおすすめ。玉ねぎを省略し、ベジタブルミックスを投入すれば、包丁とまな板なしで作ることができる。
味付けをバターと醤油で和風にアレンジしてもいいだろう。
フライパンできのこピラフ
きのこの旨みがピラフをより本格的な味わいに導いてくれるので、数種類組み合わせて入れるのがおすすめだ。ベーコンを少し加えるとぐっと奥深い味わいになる。
フライパンでトマトピラフ
ジューシーなトマトの味わいを堪能できるピラフは、生のトマトをたっぷり入れるのが正解だ。夏らしい味わい、そして華やかな見た目はおもてなしにもぴったり。コーンやズッキーニを加えて、彩り豊かに仕上げたい。トマトの水分がでるので、水分量を少し調節しながら作るのが正解だ。
フライパンでコーンピラフ
子ども受けバツグンのコーンピラフは、ぜひコーンが旬の時期に作ってもらいたい。生のコーンは削ぎ落として使い、芯の部分も一緒に鍋に入れ、炊き上げると旨みが増す。芯は炊き上がりに取り除けばOK。あえてベーコンやハムなどを加えず、コーンだけで作るのもおすすめだ。
結論
フライパンで作るピラフは、実はとても簡単。コツさえつかめば、炊飯器で炊くよりも時短が叶うところも嬉しい。ポイントは米を洗わずに使うことと、焦がさない水加減と火加減だ。ピラフはさまざまなアレンジが可能で、食材をバランスよく使えば、ワンプレートで食事が完成する利点も!ぜひ、自分好みのピラフ作りにチャレンジしてみてほしい。