目次
- 牛乳
- 卵黄
- 砂糖
- 粉ゼラチン
- 生クリーム
- 粉ゼラチンはふやかしておく
- 牛乳を沸騰直前まで温める
- 卵黄と砂糖をボウルでよく混ぜ、2を少量ずつ加えて混ぜ合わせていく
- 鍋に戻し入れて弱火で、温める(木べらでかき混ぜながら温めるといい)
- とろみがついてきたら1を加えて優しく混ぜる
- 氷水に当てながら、とろりと濃度がつくまで混ぜる
- 生クリームを別のボウルで6と同じくらいの濃度になるまで泡立てる
- 6と7をゴムベラで優しく合わせ、型に流し込み冷やす
1. 昔ながらのシンプルなババロアの作り方

ババロアは、卵と牛乳、砂糖を混ぜ合わせたアングレーズソースなるものにゼラチン、生クリームを加え、冷やし固めたスイーツのことである。懐かしい印象を持つ人が多いのは、昭和の時代はしばしば、家庭で手作りされていたから。そもそもはフランス生まれの菓子である。ここでは、基本のババロアの作り方について解説をしていこう。
ババロアの基本の材料
基本の材料が少ないところも嬉しい。これにチョコレートやフルーツなどを加えていろいろな味わいに仕上げることができる。
ババロアの作り方の手順
ババロアの作り方のポイント
ババロアのポイントは、合わせる卵液と生クリームの濃度が同じくらいになるよう配慮すること。さらに、優しく混ぜ合わせることで滑らかな舌触り、そして気泡ができにくくなる。
また板ゼラチンを使う場合は、水で戻して、しっかりと水分を拭き取ってから60℃くらいの卵液に加えるのが正解だ。
2. 簡単なババロアの作り方

ババロア作りの工程を見て、なかなか難易度が高い...そんなふうに思ったあなたに朗報!より簡単に作ることができるババロアもある。ここでは初心者向けの簡単レシピを紹介していこう。
生クリームを泡立てない簡単ババロア
生クリームを泡立てずに作るババロアは、よりつるんとした食感になる。作り方の7.で泡立てずに加えるだけなので、工程としてはさほど変わらない。
寒天の簡単ババロア
ゼラチンではなく、寒天でつくりたいという人もいるかもしれない。ゼラチンが沸騰させてしまうと固まりにくくなることがあるのに対し、寒天はしっかりと煮て溶かさないと固まらない。このため、寒天で作る場合は、水と寒天をしっかりと沸騰させ、弱火で1分ほど煮出してから使うといい。
卵なしの簡単ババロア
ババロアは卵なしでも作ることができる。この場合は、チョコレートなど、濃厚な味わいのものを使うと卵なしであることが気にならない。卵に砂糖をすり混ぜない分、牛乳に砂糖を入れるだけと作り方も簡単になる。
3. いろいろなババロアの作り方

ババロアはさまざまな味わいにアレンジできるところも家庭で作るスイーツとして愛されてきたゆえんかもしれない。型やトッピング次第で見た目にも華やかになるので、お祝いのスイーツとしても活躍してくれそうだ。
フルーツババロアの作り方
フルーツをたっぷり加えたババロアは、見た目にも華やか!季節のフルーツを活用するといいが、高かったり、適当なものがない場合は缶詰を使ってもいい。
おすすめはいちごやブルーベリー、さくらんぼ、缶詰のモモやみかんだ。缶詰の場合はしっかりと水を切っておくこと。型に液を流し込んだ後に埋め込めばOKだ。
いちごババロアの作り方
フルーツババロアの進化版は、ベースの卵液にもフルーツを加えるもの。見た目にもピンクでかわいいため、いちごがおすすめだ。いちごは牛乳、砂糖などとフードプロセッサーにかけ、ペーストするといい。
チョコババロアの作り方
リッチな味わいのチョコレートババロアは、卵なしで作ることができるところも嬉しい。チョコレートは牛乳と一緒に温めて溶かすといい。トッピングにココアパウダーをふるとぐっと本格的な仕上がりに。
抹茶ババロアの作り方
美しいグリーンとほろ苦い味わいが大人にも嬉しい抹茶ババロア。こちらは、粉末の抹茶を使うといい。そのほか、インスタントの抹茶ラテを使う、時短テクも!あんこなどをトッピングするのもいいだろう。
ヨーグルトババロアの作り方
さっぱりとした味わいのヨーグルトババロアは、これからの季節にもうってつけ。牛乳の代わりに無糖ヨーグルトを加えるイメージで、こちらも卵なしで作ることができる。仕上げにミントを飾ったり、フルーツソースをかけるのもいい。
結論
ババロアは、家で簡単に作ることのできるスイーツのひとつだ。シンプルな材料なので、失敗もしにくく、冷たいスイーツなので夏にもぴったり。さまざまなアレンジができるので、一度シンプルなものからチャレンジして、自分好みのフレーバーを楽しんでみて欲しい。