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じゃがいも

じゃがいもをレンチンで簡単調理!爆発しない加熱時間は何分?

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2022年8月 8日

ポテトサラダやコロッケなどの人気料理に大活躍のじゃがいもだが、火が通るのに時間がかかるのがネックだ。そこで鍋で茹でるよりも時短調理を可能にする方法が「レンチン」だ。しかし便利な反面、パサパサしたり加熱ムラができたりと、扱いにくさを感じている方もいるのではないだろうか。今回はじゃがいものレンチンのコツや時短レシピを紹介する。知っておくと料理の下ごしらえが格段に楽になるので、ぜひ見てほしい。

  

1. じゃがいものレンチン時間は何分?

じゃがいも
電子レンジを使ったじゃがいもの加熱方法には、皮付きのまままるごとレンチンする方法と、皮をむいて切ってからレンチンする方法の2種類がある。それぞれ紹介しよう。

皮付きのまるごとじゃがいもの場合

ポテトサラダなど、じゃがいもをつぶして料理に使う場合は、まるごと加熱する方法がおすすめ。皮付きのまるごとのじゃがいも120g前後(中サイズ)を加熱する場合は、電子レンジ500wで3~4分、600wで2分半~3分を目安としよう。

カットじゃがいもの場合

炒め物や煮物などに使いたい場合は、じゃがいもの皮をあらかじめむき、切ってからレンチンする方法がよいだろう。皮なしのじゃがいも100gを切ってから加熱する場合は、電子レンジ500wで2~4分、600wで1分半~3分が目安だ。
じゃがいもの加熱時間はものによってひらきがあるので、レンチン後にじゃがいもを触ってみてまだ硬ければ、さらに追加で10~20秒加熱してみてほしい。ただし、加熱し過ぎると仕上がりを硬くするため、はじめから加熱時間を長めに設定しておくのは避けたほうがよいだろう。

2. じゃがいものレンチンのやり方

じゃがいも
こちらでは、具体的なレンチンの手順やコツを紹介する。

皮付きのまるごとじゃがいもの場合

  • じゃがいもをよく洗い、芽があれば取り除く。皮をむくじゃがいも料理に使いたい場合は、このときに切り込みを入れておくと、格段にむきやすくなる。
  • 水気を残したままラップで包み、レンチンする。
  • 竹串などでラップのうえから刺して硬さを確認し、まだ硬いようであれば20秒ずつ追加で加熱する。
  • 粗熱が取れたらラップをはずし、切り込み部分から皮をむく。
  • 皮をむいたら、温かいうちにつぶして調理する。

カットじゃがいもの場合

  • じゃがいもはよく洗って皮をむき、芽があれば取り除く。
  • 使いたい大きさにカットし、5分ほど水にさらす。このとき、加熱ムラを防ぐために大きさをなるべく揃えて切ることがポイントだ。
  • 切ったじゃがいもを平たい耐熱皿に並べ、水小さじ1をふり、ラップをふんわりとかけレンチンする。ひと口大より小さめカットの場合は加熱時間を短く、大きめカットの場合は長めにとって火の通り加減を調整しよう。
  • 竹串かつまようじを通し、加熱が足りないようであれば10秒ずつ追加で加熱する。

3. じゃがいものレンチンのポイント

じゃがいも
じゃがいもを失敗せずにレンチン調理するためには、ポイントがあるのでお伝えしよう。

爆発の危険がある

電子レンジは加熱する際、食べ物の水分を飛ばしてしまう性質がある。そのため、じゃがいもの水分が電子レンジの中で蒸発しきってしまうと、爆発することがあるので注意が必要だ。
ほかの野菜にくらべ水分が少ないじゃがいもは、一度水にくぐらせてからラップで包もう。もしくは、耐熱容器にじゃがいもと大さじ1~2程度の水を一緒に入れてふんわりラップをかけるなどし、レンチンする前に水分を補っておこう。加熱時間を守ることも重要だ。

レンチン後すぐに皮むきをする

レンチン後のじゃがいもの皮をキレイにむくには、粗熱が取れたら、熱いうちに皮をむくことがポイントだ。じゃがいもは冷めてしまうと皮がむきにくくなってしまうからだ。
キッチンペーパーを使うと、じゃがいもが滑らずむきやすくなるのでおすすめ。ただし、火傷には十分注意しながら行ってほしい。

レンチン後放置すると変色する

生の状態では黒くないじゃがいもが、加熱後に黒っぽく色が変わることがある。これは電子レンジが原因ではない。じゃがいもに含まれる鉄分とジフェノールという成分の含有量が多いときに起こる症状で、「水煮黒変」と呼ばれている。黒い部分に害はないので、食べても問題はない。

4. レンチンで簡単!おすすめのじゃがいも料理

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電子レンジの使いこなし方が分かったところで、おすすめのレンチンじゃがいも料理を紹介しよう。

ポテトサラダ

じゃがいも料理の定番おかずであるポテトサラダも、レンチンすればあっという間に作れる。材料も少なく家庭にある食材で作れ、作り置きおかずとしても便利なのでチャレンジしてみてはいかがだろう。熱々のじゃがいもにマヨネーズを加えると風味が飛びやすいので、冷ましてから加えるのがポイントだ。

スライスしてポテトチップス

おやつやおつまみに最適なポテトチップスが、電子レンジで簡単に調理できるのをご存じだろうか。このレシピは油で揚げないので、ヘルシーなのも魅力。好みのトッピングでアレンジしてもよいだろう。
ただし、薄くスライスしている分焦げやすいので、黒くならないように様子を見ながら加熱しよう。簡単な工程でできたとは思えないサクサクぱりぱり食感を、ぜひ熱々のうちに味わってみてほしい。

じゃがバター

ホクホクとしたじゃがいもの上に溶けたバターがじゅわーっと広がり、食欲を引き立てるじゃがバター。美味しく食べ応えがあるのに、工程は皮付きのままレンチンして、切り込みを入れたらバターを乗せるだけとなんとも手がかからない料理なのだ。
工程も簡単だが、材料もじゃがいもとバターの2つだけと実にシンプル。皮をむく手間もないので、早くお腹を満たしたいというわがままも満たしてくれる料理だろう。

結論

火が通るのに時間がかかるじゃがいもも、電子レンジを使えば加熱が短時間で済む。こちらの記事を参考に、レンチン技を使いこなしてじゃがいもレシピを楽しんでほしい。じゃがバターやポテトサラダはもちろん、炒め物や煮物の下ごしらえにも電子レンジが大活躍するだろう。ただし、加熱が終わったばかりのじゃがいもは熱々なので、火傷には十分注意して扱ってほしい。
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  • 更新日:

    2022年8月 8日

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