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にんにく

【にんにくの食べすぎはNG!?】食べすぎると予想外の症状が!身体への影響や1日の摂取量についても解説

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2022年9月26日

料理の香り付けや臭み消しなどによく使われるにんにくだが、食べ過ぎが気になった経験はないだろうか。実は、にんにくを食べ過ぎると身体にさまざまな不調が出てしまうのだ。今回は、にんにくの食べ過ぎによる症状や身体への影響、食べ過ぎにならない量を紹介しよう。食べ過ぎてしまった際の対処法もまとめているので、ぜひ参考にしてほしい。

  

1. にんにくの食べ過ぎによる影響

にんにく
まずは、にんにくを食べ過ぎた際の影響について見ていこう。

過剰摂取による症状

にんにくを食べ過ぎると、体臭・口臭・胸やけ・胃のムカつきなどを感じる場合がある。加熱せず、生で摂取した場合にはアレルギーを起こす可能性もあるので注意しよう。(※1)体臭や口臭が出るのはにんにくに含まれるアイリンの細胞が、切ったりすったりした際に破壊されることが原因だとされている。また、にんにくに含まれるアリシンには強い殺菌作用があるので、胃に負担をかけないためにも空腹時に食べるのは避けたほうがよい。にんにくの食べ過ぎは貧血を起こす場合もあるので注意しよう。(※2)

2. にんにくの食べ過ぎにならない量

にんにく
にんにくを食べ過ぎた際の症状が分かったところで、次は食べ過ぎにならない量について見ていこう。

1日の摂取量の目安

にんにくの1日の摂取量の目安は、生では5~7g(1片)、加熱したものの場合には10~15g(2片)である。なお、空腹時には生のにんにくを食べないようにしよう。(※2)1日あたりのにんにくの摂取量の目安は以外と少なく、にんにく好きな方であればすぐに食べ過ぎてしまう。できるだけ多く食べたい場合には、生ではなく加熱してから食べるようにしよう。

3. にんにくを食べ過ぎないようにする方法

にんにく
次に、にんにくを食べ過ぎないようにする方法を見ていこう。

おすすめの食べ方

にんにくの食べ過ぎが気になるときは、空腹時は避けて加熱して食べるのがよいだろう。また、まるごと醤油漬けなどにされたにんにくはついつい食べ過ぎてしまいがちなので、食べる分だけを取り分けておくなどして食べ過ぎを予防しよう。加熱調理する際も、食べてよい量だけを使えば食べ過ぎを防止できるはずだ。にんにくにはビタミンB1を活性化させるアリシンが豊富に含まれているため、ビタミンB1を多く含む豚肉などと組み合わせて食べるのもおすすめだ。(※3)にんにくとオイルを炒めて香りを出し、下味を付けた豚肉や玉ねぎを炒めれば簡単に美味しいおかずが作れる。香り付けとして使う程度であれば、食べ過ぎにもなりにくいのでおすすめだ。にんにくをまるごと食べるような料理はどうしても食べ過ぎになりやすいので、適量を食べるならみじん切りやすりおろしなどで香りを楽しむようにしてみてほしい。

4. にんにくを食べ過ぎた時の対処法

にんにく
にんにくを食べ過ぎた際の症状やおすすめの食べ方が分かったところで、次は食べ過ぎた際の対処法について見ていこう。

対処の仕方

にんにくを食べ過ぎると、口臭や体臭が気になることがある。そんなときは、食べた後に歯磨きやうがいなどをして対処しよう。それでも臭いが取れないときは、牛乳やチーズなどのタンパク質を摂り、臭いの原因となる成分とタンパク質を結合させて消臭するのがよい。(※2)また、臭いの原因となるアリシンは熱に弱く、細胞を壊した際に発生するのでまるごと焼くなどして食べるのもおすすめだ。最近では臭いの少ないにんにくの品種なども開発されているので、気になる人は合わせてチェックしてみよう。(※3)

結論

にんにくはとても美味しい食べ物だが、食べ過ぎには注意したほうがよい。たくさん食べるとお腹が痛くなったり口臭がひどくなったりする可能性があるのだ。適量であれば美味しく食べられるので、にんにくが好きな人はぜひ本記事を参考にしながら、食べ過ぎにならない量を楽しんでみてほしい。

(参考文献)

※1参照:運営元:厚生労働省「ニンニク」
※2参照:大阪市立環境科学研究所 食品栄養課「ニンニク」
※3参照:独立行政法人農畜産業振興機構「にんにく」
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  • 更新日:

    2022年9月26日

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