目次
- ※1参照:農林水産省「いちご」 https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/1912/spe1_01.html
1. いちごの品種は増え続けている

さまざまな品種があるいちごだが、どのくらいの種類があるかご存じだろうか。ここでは、いちごの品種について解説していこう。
各地で品種改良が行われている
いちごは栽培しやすいため世界中で生産されているが、生食での消費量は日本が世界で1位といわれている。福岡県産のあまおうや栃木県産のスカイベリーなど人気の品種を筆頭に、国内で約300種類の品種があり、世界の品種の半分ほどが日本産との説もある。現在も各地で品種改良が行われ、新しい品種が誕生している。(※1)
2. いちごの品種と収穫量ランキング

いちごの品種数が分かったところで、今度はいちごの収穫量をランキング形式で見ていこう。
国内生産のいちご
国内のいちごの収穫量上位10県を主な品種とともにランキング形式で紹介する。(※1)
1位:栃木県(とちおとめ)
2位:福岡県(あまおう)
3位:熊本県(ゆうべに)
4位:静岡県(紅ほっぺ)
5位:長崎県(ゆめのか)
6位:愛知県(あきひめ)
7位:茨城県(とちおとめ)
8位:佐賀県(いちごさん)
9位:千葉県(とちおとめ)
10位:宮城県(もういっこ)
3. いちごのさまざまな品種

いちごの収穫量の多い県が分かったところで、今度は赤いいちごと白いいちご(ランキング外)の代表的な品種を紹介していこう。
赤いいちご
赤いいちごの代表的な品種は栃木県産のスカイベリーだ。スカイベリーは、とちおとめが種苗法の育成者権の有効期限が切れ全国で栽培が可能になったため、他県と差別化するため栃木のオリジナルの品種として開発された。酸味が少なく甘みがあり25g以上の大粒になるものが多い。高級スーパーやネットの通販で購入できる。
白いいちご
白いいちごの代表的な品種は佐賀県産の天使の実だ。「雪うさぎ」とともに2014年に商標登録され、平均60gほどと超大粒なのが特徴の白いいちご。酸味が少なくほんのりとした甘さで、パイナップルのような香りがする。
結論
日本には約300種類ものいちごの品種があり、世界で栽培されている品種の約半分が日本で生産されているという説もある。また、生食での消費量も日本が世界1位といわれている。
また、日本でいちごの収穫量が一番多い県は栃木県で、代表的な品種はとちおとめだ。この記事を読んで、いちごを食べる際の参考にしてみてはいかがだろうか。
(参考文献)