- ※1※2出典:文部科学省 https://fooddb.mext.go.jp/
1. うどんの一人前は何グラム?
基本的にうどんの一人前は何グラムなのだろうか。茹でる前の乾麺や生麺、半生麺、冷凍、茹でうどん、それぞれ一人前が何グラムなのかを紹介する。
乾麺のうどん一人前の量
長期保存できる乾麺のうどんは、完全に乾燥させたうどんだ。茹でると3倍ほどの量の180~240gになるため、一人前は60~80gを目安にするとよい。
生麺のうどん一人前の量
生麺のうどんは水分が多く含まれており、あまり日持ちしないのが特徴だ。一人前の量は120gで、茹でると2倍ほどの240gに増える。
半生麺のうどん一人前の量
半生麵うどんは生麺のうどんを少し乾燥させたもので、麺がくっつかないように打ち粉をまぶしたものがある。生麺のうどんに似ており、茹でると2.4倍ほどに増えるので一人前の量は120gが目安だ。
冷凍や茹でうどん一人前の量
メーカーにもよるが冷凍うどん一人前の量は180gほどだ。茹でたうどんを冷凍しているため、量は袋に記載されているグラム数と変わることはほぼない。茹でうどんは一人前で100gだ。茹でうどんも茹で済だが、茹でると180gに変化する。
2. 市販のうどん一束は一人前?
束のうどんといってもメーカーによって、一人前の量は異なる。たとえば一袋に75グラムの束が4つ入っているものもあれば、一袋に80グラムの束が3つ入っているうどんもある。先述したように乾麺の一人前の量は60~80gが目安だ。市販のうどん一束は一人前といいきれるだろう。
3. うどん一人前のカロリーや糖質
次にうどん一人前のカロリーや糖質の目安量を紹介しよう。生麺のうどん一人前は先述したように120gだ。一人前のカロリーは114kcalで、含まれる糖質は24.4gである(※1)。先述したように乾麺のうどん一人前は60~80gだ。一人前のカロリーは70~94kcalで、含まれる糖質は15.1~20.1gである。
4. うどん一人前に必要なつゆの量
次にうどん一人前に必要なつゆの量を紹介しよう。
かけうどん一人前のつゆの量
平均的なかけうどん一人前のつゆの量は170ccほどだ。もちろんつゆをたっぷり飲みたいときは、量を増やすとよい。
一人前の基本の配合
水:150cc
しょうゆ:大さじ1
和風顆粒出汁:小さじ1
みりん:小さじ1/4
酒:小さじ1/2
ざるうどん一人前のつゆの量
平均的なざるうどん一人前のつゆの量は150ccほどだ。
一人前の基本の配合
水:125cc
しょうゆ:大さじ1.5
和風顆粒出汁:小さじ¼
みりん:大さじ1
5. ざるうどん一人前に必要な水の量
せっかくうどんを食べるなら美味しく味わいたいものだ。ここではざるうどん一人前に必要な水の量と茹で方のコツを紹介する。うどんは茹で方によって驚くほど味が違う。基本的に用意する水の量はうどんの10倍以上が理想だ。たとえば100gの場合は最低でも1Lの水が必要である。
うどん一人前を美味しく茹でるポイント
たっぷりの湯の中で麺を躍らせるのが、美味しく茹でるポイントだ。なるべく大きな鍋を使うことも大切。麺が浮かんできたら湯が吹きこぼれないよう、火加減を調整して14~16分ほど茹でる。芯が残らない程度に茹でたら、麺をざるにとって冷たい流水でもみ洗いする。このとき表面のヌメリをとるような感じで洗うこと。あとは水気を切り器に盛り付ければざるうどんの完成だ。
結論
うどん一人前の量やカロリー、含まれる糖質の量、必要なつゆの量を紹介した。これまでとくに一人前の量を気にせずうどんを食べていたという人もいるだろう。うどんは種類によって茹でる前後の量が異なる。これからは美味しく味わえる量を把握して、うどんの一人前の量を意識してもらいたい。
(参考文献)