- 黒皮かぼちゃ:代表的な日本かぼちゃの品種。縦に深い溝が入っており黒くてツヤがあるのが特徴。粘りがありさっぱりとしたした味わいで、主な産地は宮崎県。
- 菊南瓜:輪切りにすると菊のような形になるのが特徴。みずみずしく淡白な味わいで、主な産地は、福島県。
- バターナッツ・カボチャ:ひょうたんのような形が特徴。甘みがありねっとりとした味わいで、数は少ないが全国的に栽培されている。
- カロリー:41kcal
- タンパク質:1.6g
- 糖質:8.1g
- βーカロテン:730μg
- ビタミンC:16mg
- カリウム:400mg
- カロリー:78kcal
- タンパク質:1.9g
- 糖質:17.5mg
- βーカロテン:3900
- ビタミンC:43g
- カリウム:450mg
- βーカロテン:カロテンは体内に吸収される際、ビタミンAとして吸収される。目の粘膜や皮膚の健康を保つ働きがある。(※3)
- ビタミンC:水溶性のビタミンでコラーゲンの生成に必須。風邪やストレスなどの病気に対しての抵抗力を上げる効果に期待ができる。(※4)
- カリウム:ナトリウムと共に身体の浸透圧の調整をしている。ナトリウムを排出働きがあり、むくみ改善、高血圧予防などの効果に期待ができる。(※5)
- ※1※2参照:文部科学省食品食品データベース https://fooddb.mext.go.jp/
- ※3〜※5参照:健康長寿ネット https://www.tyojyu.or.jp/
1. 日本で栽培されているかぼちゃ
日本で栽培されているかぼちゃにも種類があるのをご存じだろうか。ここでは、日本で栽培されているかぼちゃの種類と特徴を解説していこう。
3つの種類と特徴
日本産のかぼちゃには、日本かぼちゃ・西洋かぼちゃ・ペポかぼちゃの3つの種類があるのをご存じだろうか。日本かぼちゃは1541年に日本に伝わった品種で、東洋かぼちゃとも呼ばれている。でこぼこした見た目と粘りがありあっさりとした味が特徴だ。西洋かぼちゃは1863年に日本に伝わった品種で明治頃から栽培されるようになった。日本かぼちゃと違い表面におうとつがなく丸みがあり、甘みのある味わいが特徴だ。ペポかぼちゃは、日本では園芸作物として知られており、ハロウィンなどでよく見かける品種のことだ。食用として食べられることはほとんどないが、おつまみとして市販されているかぼちゃの種はペポかぼちゃの種が使用されている。
2. 日本かぼちゃの主な品種
日本で栽培されているかぼちゃの種類と特徴が分かったところで、今度は日本かぼちゃの主な品種を紹介していこう。
品種の名前と特徴
日本で栽培されている主な品種と特徴は以下の通りだ。
3. 日本かぼちゃの栄養素
日本かぼちゃの主な品種が分かったところで、今度は日本かぼちゃの栄養素について見ていこう。
100gあたりの栄養素
日本かぼちゃと西洋かぼちゃの100gあたりの主な栄養は以下の通りだ。
日本かぼちゃ(※1)
西洋かぼちゃ(※2)
日本かぼちゃに比べて、西洋かぼちゃのほうがβーカロテンやビタミンCなどの含有量が高い。
栄養と効果効能
かぼちゃに含まれる主な栄養成分の効果効能は以下の通りだ。
4. 日本かぼちゃの美味しい食べ方
かぼちゃに含まれる主な栄養素の働きや効果が分かったところで、今度は日本かぼちゃの美味しい食べ方を紹介しよう。
加熱料理に適している
日本かぼちゃは西洋かぼちゃに比べて、デンプンが少ないため煮崩れしにくく長時間加熱する煮物などに適している。西洋かぼちゃが主流のためあまり売っていないが、目にする機会があればぜひ煮物などにして味わってみてはいかがだろうか。
結論
日本で栽培されているかぼちゃには、日本かぼちゃ・西洋かぼちゃ・ペポかぼちゃの3種類がある。日本かぼちゃの主な品種は黒皮かぼちゃや菊南瓜などがあり、よく目にする西洋かぼちゃとは見た目や味わいが異なる。デンプンが少なく煮崩れしにくいため煮物などの長時間加熱する料理に向いている。この記事を参考に日本かぼちゃを食べる際の、参考にしてみてはいかがだろうか。
(参考文献)
人気記事一覧
急上昇
週間